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各紙の選挙分析が出揃ってきましたが、数字を見るかぎり共産党は退潮傾向に歯止めが掛かっていないようであります。そのことはこのブログでも散々指摘され ていますが、では何故共産党に支持があつまらなかったのかを考えてみますと、やはり負のメッセージを発し続けてしまったことにあるように思えます。

共産党は「確かな野党」をキャッチフレーズにして闘いましたが、確かに小泉政権に対決軸を持った主張ではあったのですが、「小泉改革がこのまま進めば大変なことになる」といった負のメッセージに多くの時間を費やしました。

一方の小泉さんは、「郵政民営化で何もかも良くなる」と言ったようなデタラメではありますが、国民が前向きになれるメッセージだけを伝えました。
有権者からしてみれば、後ろ向きなことばかり言う共産党は、何をしたいのか伝わらないわけでありまして、嘘でも良いから景気の良いメッセージを訴え続けた小泉自民党に票が流れたということではないでしょうか。

他人のことをあれこれ言ったりする前に、まず自分のことをキチンとやれという事を「頭の上の蝿を追え」と言いますが、相手の批判に時間を費やすより、共産党の改革というものを真っ先に国民に訴える必要があったように思います。

党勢拡大も良いですが、メディアに出る党幹部が同じ間違いを繰り返していては、支持を伸ばせるはずもありません。

罵詈総論でした。