■悪魔の辞典 +サヨク偏(共産党・民青・新左翼用語の解説)

 真理(しんり)

1. 共産党以外の他者・他政党には、認識もできなければ理解もできないもの。真理は一つしかないので、真理を体現できる政党も一つしか存在しない。

 (用例)「百五十年の学説の歴史で、認識論の立場からみると、真理は一つだ。よく認識すれば一定の真実に接近できる。だから、同じ方向なら分裂する必要はない。こうしたところから、わたくしどもは認識論上も複数前衛党論はとらない。哲学的にも、論理的にも矛盾している。」(宮本顕治、「朝日新聞」1990年4月10日) 

2. 往々にして事実に反すること。しかし未来になれば必ず歴史が証明してくれるはずのもの。

 (用例)「真理はかならず未来に生きる。真理は未来においては、いろいろなジグザグはあったとしてもかならず多数派になる」(志位和夫、1994年日本共産党第20回大会)

 (参考)1994年当時の議席総数16>>>1996年の議席総数26(大躍進!)>>>2000年の議席総数20>>>志位委員長就任>>>2003年の議席総数9(あれ?)