共産党は61年綱領を温故知新のネタとして最近使っているのですが、こんなの出てるって知ってました?
自由民主党総裁選に出ようかとする昭和47年(1972)に出した本の復刻で、田中真紀子たんが復刻を希望して復刻が失言、いや実現した。
当時の問題で解決したのは公害問題くらいで、ほかはむしろ悪化したところに、今では財政問題が加わってるとか、いろいろ思うところはあるのだが、読んでいた思ったのは、これって角栄版「国家と革命」なんだなと・・・。レーニンが天下を取る直前に書いたのと同様に、角栄も自分が目指す未来のマニュフェストを書いたのだ。
根拠は全くないが、レーニンが50年後に日本に生まれたら田中角栄になっていて、田中角栄が50年早くロシアに生まれていたらレーニンになっていたのかも・・・なんとことを思った。