日本共産党・民青同盟悪魔の辞典+

日本共産党や民青同盟、またやりよった……ぼやきのブログ

2017年10月

明日総選挙公示で、当blogもこれから総選挙モード一色になると思うが、そればっかり書いていてもアレなので、ちよっとほかでは出てこない未公開資料を蔵出し公開しよう。

今では考えられないが、かつて共産党議員の中にはも小選挙区で共産党しか公認を得られなかったのに勝ち抜いた議員がいた。高知の山原健二郎は、そんな議員の1人だが、引退後ごく親しい人たちにむけて自分の消息や考えを伝える印刷物を発行、郵送やFAXで配布していた。

そんなモンあるとは全く予想もしていなかったのだが、高知の某読者氏が当blogの長年読んできて、山原健二郎のことを知って欲しいと生前に送られてきたエッセイをスキャンして送って下さった。

山原健二郎は、2004年3月8日没。送っていただいたのは2003年11月から2004年2月までのもの。11月13日に体調を崩し、先が長くないと自覚したようだ。そんな人が年を越えて出した党へメッセージが「あたりまえの党になって下さい」とは・・・

そして死の直前、中央委員会の書記局次長に転出する高知県委員会委員長浦田宣昭(現幹部会委員)に対する怒りのすさまじさ・・・山原健二郎ほどの実力者ですら、党の現状について絶望していたのを見るにつけ、10年以上経っても変わらない共産党の体質に、改めて絶望感を覚える。

下記サムネイルをクリックしたら拡大します。
山原健二郎最後の訴えをお読みください。
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北朝鮮の核やミサイルをめぐる問題で、圧力だけではなく対話も模索すべきだとする共産党の主張を、「日本のこころ」中野正志代表が批判。その中で、共産党がかつて北朝鮮のトップに「ラブコール」を送った過去があったと発言した。志位氏は即座に事実関係を否定したが、中野氏その後も「二枚舌」などと共産党を批判する不規則発言を繰り返した。

「中野さんね、事実に基づいて議論したいと思うんですがね」
「筆坂(秀世)さんがちゃんと言ってるでしょ」

「ラブコールなんて送った事実がないんです!デタラメなこと言うのやめてください!」


筆坂たんがホントに「志位タンは関係改善したがってた」と言ったのかも疑問というか、不破たんが北朝鮮との関係改善のために拉致問題がなかったことにしようとしていたのが、金正日が認めて大恥かいたことをさしているのかも知れない。

でも志位タンがラブコールを送っていたなんてのは、それはないでしょう。
志位タン、怒ってよし! 

しんぶん赤旗

日本共産党の小池晃書記局長は6日、国会内で記者会見し、衆院選の小選挙区(289)で、安保法制=戦争法廃止、憲法9条改定反対など「市民と野党の共闘」の立場に立つ候補が240を超える選挙区で一本化され、そのうち共産党候補に一本化された選挙区が160を超える見込みであることを発表しました。また、比例代表の第5次候補10人を発表。これで比例代表候補は計65人となりました。

 一本化した小選挙区の「共闘」候補の所属の内訳は、ほかに、立憲民主党が約40人、社民党が13人、無所属が約20人、新社会党が1人となる見通しです。

 
民進党が消滅したおかげで、240以上の小選挙区で野党共闘が実現し、そのうち160以上が共産党の野党統一候補である。民進党が消滅しなければ15程度しか出せなかったであろう共産党の野党統一候補がこれだけ出たということは、立憲民主党をはじめとした共産党以外の野党共闘に参加する政党は、共産党の補完勢力になったということで、共産党としては綱領で夢見ていた民主連合政府よろしく最高に理想的な状態になったのではないか?

もっとも、共産党の小選挙区候補が勝てる見込みがどれほどあるのかといえば、沖縄1区以外は やはりきつかろう。それでもひょっとすればいくつか拾える所もあるかも知れない。また立憲民主党がボロ勝ちして共産党の獲得議席を大幅に超えたりしたら、共産党が補完勢力に位置づけられることもあり得る。

毎日情勢が急激に変化するだけに、何が起きるか分からないというか、想像もつかないわ・・・

しんぶん赤旗
日本共産党の小池晃書記局長は5日、国会内で記者会見し、総選挙に向けて、安保法制=戦争法廃止、憲法9条改悪反対などの政策で一致する立憲民主党や社民党などと選挙協力の協議を進めた結果、共産党の候補者を擁立せずに一本化することを決めた小選挙区の状況を明らかにし、「市民の願いに応え、安倍政権を倒すために力を尽くしたい」と述べました。同日時点で擁立しない小選挙区数は70になりました
中略

小池氏はまた、民進党や自由党出身の前職が「希望の党」に合流せず、無所属で立候補している場合も、政策協定などを確認し、当選後、希望に入らないことを約束した場合には候補者調整の対象としていると語りました。

 また、日本共産党が「必勝区」とした16小選挙区では、立憲民主党に候補を擁立しないように求め、千葉13区と大阪5区以外では立憲民主党が立候補を表明していないことを紹介しました。なお小池氏は、時間的な制約や比例代表選挙での得票目標実現を考慮すると、「候補者の調整は限界に近づいている」とも述べました 

時間がなさ過ぎる中、よくやっていると見るべきだろう。このほか香川1区のように過去のしがらみからガソリーヌ山尾の支援や希望の小川淳也を応援せざるを得なくなって自主投票でごまかすなど問題も残っているが、確かに小池の言う通り時間がなさ過ぎる。

このまま突っ込んでいくしかないだろうね。 


しんぶん赤旗、2中総志位員長の結語
現瞬間の日報の到達点を見ますと、政治宣伝ではかなり全国で元気よく打って出始めていると思います。ただ組織活動が遅れている。対話と支持拡大がきわめて遅れています。急な解散ということではありますが、現状は遅れています。対話と支持拡大で遅れを何としても打開することが必要です。公示までに、宣伝活動でやるべきことをやりきり、対話と支持拡大で得票目標を突破するという大飛躍をどんなことがあってもつくりだす。そして公示後は、青天井で広げに広げる。この決意を固めあいたいと思います。 


以前にも書いたが、今回の共産党の小選挙区候補者の多くは地区委員長になっている。もともと野党共闘が成立すれば下ろすつもりで便宜上候補者を地区委員長にしていただけだ。本来地区委員長は選挙を仕切って候補者を当選に導くのが本来の仕事なので、よほど人がいない時以外は候補者にはしない。

それが野党共闘崩壊で社民党との共闘に縮小すると、多くの下ろす予定の候補者補下ろせなくなった。ポスターもビラもまだ作っていないのに10日後には公示だぞと慌てた直後に立憲民主党の結党と共闘で、候補者を下ろせる地区委員会がどっと増えた。

民進党や社民党の候補者が出てくるところでは、候補者を下ろすことができて供託金を没収されることもなく、応援する立場にいるだけでいい。何より選挙費用が なくなるから地区委員会のお金は減らないw。よって候補者補下ろせる地区委員会は歓喜し、下ろせない地区委員会は「下ろせるところはいいなぁ」とうらやましがっている。 

    ASA-YASU氏のコメント

    「日本共産党は奥の院に最高機密が隠されている疑念がある伏魔殿政党」

    その“奥の院”に、

    偉大なる首領様宮本顕治同志旧邸

    にあった“最高機密”の書類、録音、録画記録物?をお忘れじゃあないでせうか?

    そして宮本太郎氏がそれらを“切り札”として温存していたら…………?

    そういうのは、代々木党本部と伊豆の学習会館の図書室(資料室?)に収められています。



     昔、この本が読書家の間で大いに話題になりました。書いたのは当時コロッケで有名だった総菜メーカーの幹部だった人ですが、この方ヒトラーマニアで、ありとあらゆるヒトラー本を読みあさり、ヒトラーの出生から死まで、何年何月何日ヒトラーはこんなことをやった、あんな暮らしをしたと20,645日の日別の年表を作ったのです。それを書籍化したのがこの本で、そんな大仕事はドイツでも誰もやっていないということで、ドイツのヒトラー研究者もスゴい資料だと買いあさったとか言われる、今では隠れた歴史的名著です。

    で、これの宮本顕治版を、こんな本が出る前から共産党は作っているんですな・・・将来自分が学術的研究対象になると思っていたミヤケンが、自ら作成を命じたんです。

    で、これは将来の党を担うと党が思った人にしか公開されません。当然私も見たことはありませんが、見た人は何人か当blogに出入りしているトカイウwww


しんぶん赤旗
普通ならごくつまらんものになっていはずの第二回中央委員会総会は、激動の政治情勢の中開かれましたw。もっとも言ってることは、ごく最近言っていたことの焼き直しに過ぎません。

実際は新しいことを言ってる暇などなくて、慌てふためいているというのが実態なのでしょうが、まかり間違うと共産党がまたしても得票を増やして赤旗減れども大躍進してしまう可能性も充分あるのでけっこう皆さんやる気にはなっているんじゃないでしょうか?

ただし中央委員がやる気になっても下々がやる気になるとは限りません。共産党の党勢自体は年々弱まっており、選挙運動の足腰も弱っています。これまで地方党組織の中核だった人たちが高齢でドンドン抜けて行っているからですが、それでも情勢によっては得票は増え、議席も増えることを若い党員は学びかけています。

要するに赤旗いくら売ってもというか売れないけど、赤旗売ったからと言って党勢が伸びるわけではなく、赤旗を減らしても党勢は伸びることに確信を持たれると共産党はとってもマズいのですけど、そんなこと考えておれる情勢でもありませんね。

さっさと選挙態勢整える方が先ですね・・・失礼しました。 

しんぶん赤旗

日本維新の会の松井一郎代表(大阪府知事)は2日、衆院選(22日投票)後の政権構想について、「自民党と組むかもしれない」と発言しました。大阪市内で記者団に語りました。

 松井氏は「自民党と組むかもしれない。共産党と組むことだけは僕らはありません。それ以外は。今も自民党政権に対して何でもかんでも反対してきたわけではない」と述べました。

 「ただ、それはいっしょに与党になるということとは別。これまでも是々非々で対応してきた」として、選挙後にさまざまな形で自民党と「組む」可能性を示唆しました。自民党の補完政党ぶりを自ら認めた形です 

2013年に書かれた中央委員会の共産党Q&A 

Q:「共産党はなんでも反対」ってホント?

A:そんなことはありません。どんな課題でも、抜本的対案をしめしています。

 国会では、6割以上の法案に賛成しています。いいものには賛成するのが共産党です。しかし、自民党の悪い政治に「なんでも賛成」するような政党ではありません。

 共産党は、国民の生活と平和をおびやかす法案には「ならぬことはならぬ」とたちむかいます。いま、きちんと自公政権に対決できる政党、そしてどんな問題でも建設的提案をしめす共産党の議席が絶対に必要です。 

松井知事の言う「是々非々とした対応」なんて、志位も小池もさんざ これまで使ってきた表現だが、維新を自民の補完政党と呼ぶなら、共産党こそ自民の6割の議案に賛成する自民党の補完勢力ではないかw。

ブーメランが大好き、こういうところは、ホント共産党って全然変わらないねw
最近、コニタンにお株とられてるけどw
 

しんぶん赤旗
よほどうれしかったのだろう、ふだん出てこない赤旗増減記事がネット版にも載っている。

 日本共産党は、9月の読者拡大で、日刊紙、日曜版とも前進させ、“上げ潮”の中で総選挙の月を迎えました。32都道府県が日刊紙、日曜版とも前進し、全国的には日刊紙1516人、日曜版3876人の読者の増勢でした。 

ただ、総選挙みたいな大きな 選挙がある時は、いつもの「総選挙まででいいかとって下さい」モードが有効なので、12月に報告される11月分では減っているのがいつものパターンである。

共産党が議席を増やしても、赤旗は減るパターンに変化はない。

追記
エトピリカ改めナキウサギより3日の赤旗に「9月は309人が入党」と報告があった。




21世紀になってから日本一はまだないからなぁ・・・今年くらいはなんとか。

しんぶん赤旗

「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民の会しが」(福井雅英代表)は30日、野党共闘を推進して総選挙に完全勝利する滋賀県民集会を近江八幡市で開きました。

 集会では、衆院滋賀1区に社民党県連合代表の小坂淑子(よしこ)氏、同2区に「市民の会しが」事務局長の對月慈照(たいげつじしょう)氏、同3区に日本共産党公認の石堂あつし氏、同4区に日本共産党公認の西沢こういち氏を、市民と野党の統一候補にしたいと発表され、勝利をめざして頑張ろうと熱気にあふれました

 
日本共産党の石黒氏は「県を単位にして、こうしたきちっとした共闘ができるのは滋賀が初ということで、これが全国に広がることを期待したい」と話し、党内や各党との手続きを早急に進め、勝利をめざしたいと力を込めました。

これで勝てるかと言えば別の話だが、前原の裏切りで一気に共社共闘が進んだ感じである。 こうしてみると、民進党は野党共闘のカギを握っていたのと同時に、共産・社民にとって重しみたいなもんだったんだろうなぁ。。。

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