日本共産党・民青同盟悪魔の辞典+

日本共産党や民青同盟、またやりよった……ぼやきのブログ

2016年06月

twitterで「赤旗政治記者 ブロック」で検索すると、ブロックされている人たちからの反応がどっさり出てくる。それだけではなく、赤旗ブロック友の会という、赤旗政治記者からのブロックを楽しむ人たちまでいるw

ブロックされているのを知らない人も多そうで、一度もからんだことがない人も大量にブロックされているようだ。しばき隊界隈のブロックリストでも使っているんじゃないかと思える大量ブロックである。


 いや〜、赤旗が売れないと現場は困り果てているのに、肝心の記事書く奴がこうやって読者を減らしているのはみていてスカッとしますねwww

赤旗政治記者のますますのご活躍を祈念いたしますwww 

しんぶん赤旗

「自公と補完勢力」対「4野党プラス市民」という参院選(22日公示、7月10日投票)の対決構図が鮮明になるなか、1人区を中心に遊説している安倍晋三首相が野党共闘への攻撃を強めています。

 安倍首相は、市民と野党の共同で実現した野党統一候補について「野党候補というより、共産党と民進党の統一候補だ。民進党にはもれなく共産党がついてくる」(11日、松山市内)と演説しました。「共産党は、日米同盟廃棄と綱領に書いてある。自衛隊解散と言っている。(野党)候補に一票を入れることは、その考え、その人たちに力を与えることになる」(13日大分、12日長野など)と、各地で繰り返しています。

 こうした野党攻撃に照準をあてた首相の演説は、今度の選挙の土俵とも言うべき安保法制=戦争法の廃止、立憲主義回復という最大争点から逃げようとする、見え透いたごまかしです

 
安倍総理が逃げているというより、共産党の方が痛いところを突かれてごまかそうとしているようにしか見えませんね。

そもそも安保法制が最大の争点だと言っているのは野党であって、各種世論調査でも有権者の関心は年金・医療やアベノミクスなどのがメインで安保法制の優先順序は決して高くない。そこで有効な手を考えられない共産党や民進党の方が最大の争点が逃げようとしているようにしかみえませんw

 

最近忘れ去られがちなカクサン部に動きがあった。

スタンプ売り場はこちら。120円の値段がついている。一万人が買うと120万円、10万人が買うと1200万円・・・あんまり儲からんね。さすがに100万人が買うとは思えないし。

追記
40個で120円でね一個120円ではないようなので訂正。
って、一個3円って安すぎ。それゃ儲からないはずだ→LINE 

日本共産党2016年参議院候補予定者リスト
比例区を見ていただきたい。上から9人が一次公認と呼ばれる、絶対に党が当選させたい優先候補者だ。その下の県単位で活動する予定候補は、今回は1人区の選挙区候補者が多いが普段も優先候補者並み、もしくはそれ以上の数が出る。この人たちは二次公認候補と呼ばれる。

この二次公認候補の中でトップの得票をとるのはのは、冒頭に出てくる青森県担当の吉俣洋であると断言する。なぜか?アイウエオ順に並ぶ比例区の候補者名簿リストで一番最後にリストアップされるのが吉俣になるからだ。

それがどうした?ふふふ・・実はですね。共産党の場合、二次公認の候補者の得票数トップは、伝統的に比例区候補者の名簿の1番下に載る人がトップをとるのです。実例を挙げましょう

2004年 綿貫秀彦(二次公認トップ)
2007年 吉岡正史(二次公認トップ)
2010年   森正明(二次公認トップで一次公認河江以上に得票をとる)
2013年 山本陽子(二次公認トップ)

といことで、どの人も比例名簿の一番下にリストアップされている人たちです。それが今回は青森の吉俣洋になるというわけです。

なぜこうなるのかというと、全国比例の場合一次公認の有名人は別として、そうでない人から選ぼうとしても党員はどこの人かはわかっても、どんな人かわからないのですね。そんなとき、どうも名簿の一番下の人に投票する人が多いようなのです。

よって今回もそうなると踏んでいるのですが、吉俣と言えば今回の候補者の中でも言動がアレな日との代表格ですから、二次公認トップをとって大喜びするんじゃないか?自分のやってきたことが正しかったと間違った理解をするんじゃないかと心配です。



 

しんぶん赤旗

スキャン 22大阪選挙区のわたなべ結の宣伝で4日に100万カクサンに成功したという記事。クリックしたら拡大します。

SNSを利用して宣伝に努めるのはいいとして、100万人に届いたと言うことなのだが、twitterの6/4の「結カクサン中」タグを検索してみても一つのツイートで100リツイートもされているものはないいう状況。

熱心な一部の支持者が何十とある発言をリツイートしているだけで100万人に届いたという計算らしいが、だいぶ重複があるんじゃないだろうか。すなわち、同じ人に何十回と同じ情報がとといているということ。twitterとFacebookと合わせたらさらに重複は倍とかねw

ちなみにぼくちん単独の昨日までの過去28日間の成績を載せておこう。ツイートも閲覧も減っているが、1日5万程度。100万なんざtwitterだけで、1人で20日あれば達成だ。たいした数じゃないし、有名人だと1日1人で達成する程度の数字だろう。そんなのがニュースになるってどうよ?
20160612224423


 

徳島新聞
どうしても共産党と組みたくない。共産党候補を応援したくない香川県民進党が自主投票を決めた。政権与党を応援することはなく野党共闘重視すると言っているが統一候補が共産田辺なんだから事実上選択肢がないわけで、ギリギリの調整の末の「言い訳」だろう。

どんだけ香川で嫌われているんだ共産党w? 
民進香川で自主投票 

しんぶん赤旗
これが日本共産党の本当の姿です 反共宣伝は事実か ご一緒に考えてみませんか
という、宣伝記事なわけだが、長いので一つだけ採り上げよう

謀略ビラや反共本では、日本共産党を「暴力革命」の党と描こうと躍起ですが、とんでもないデマです。

 日本共産党は、言論と選挙を通じて国民とともに政治を一歩一歩前進させていきたいという考え方に立つ政党です。綱領には、日本共産党と民主的党派、団体、個人などの統一戦線勢力が「国民多数の支持を得て、国会で安定した過半数を占める」ことによって政治を変えてゆくことをはっきりと書いています。

 ところが安倍政権は3月に、日本共産党が“過去に破壊活動を行った”とか“「暴力革命の方針」を変えていない”などとする答弁書を決定しました。これこそ、日本共産党の綱領路線を百八十度ねじまげた悪質なデマです。

 過去のことについて言えば、今から60年以上も前に、中央委員会を解体し、日本共産党を分裂させた一方の側が、旧ソ連や中国の言いなりになって「武装闘争路線」を日本に持ち込んだことがあります。しかし、それは分裂した一方の側の行動であって、1958年の第7回党大会で党が統一を回復した際に明確に批判され、きっぱり否定された問題です

 日本共産党は、戦前も戦後も、党の正規の方針として「暴力革命の方針」をとったことは一度もありません。

 だいたい、公安調査庁が「破壊活動防止法に基づく調査対象団体」などと言って、この64年もの間多額の国民の税金を使って日本共産党を調査していますが、「暴力革命」の「証拠」は何一つ示せていないのです。

 安倍政権の答弁書に対しては、識者やメディアからは「古色蒼然(そうぜん)」「時代錯誤」という批判の声があがりました。




 
 60年以上前の出来事とは、これまでも何度も触れたコミンフォルム批判よる所感派と国際派の対立のことを言うが、武装闘争しろやと言われてイヤだと言ったのは徳田球一らの所感派、やりましょうと言ったのが宮本顕治ら国際派だ。

で、当時主流派は所感派であって、宮本らは反主流派で、宮本は武装闘争と言ってもあくまで反徳田としてのポジショントークをしていたきらいがある。だから後に所感派が考えをコロッと変えて本当に武装闘争を始めたときに「同じ立場だ」とさっさと統一行動をとらなかったのだ。

で今の赤旗党史では宮顕を見捨てて地下に潜って北京から指導していた徳田派を「党を分裂させた側」としているが当時の認識ではメインストリームはあくまで徳田派で、それに従わない分派は宮顕派なのだ。(ほかにも多数の派閥があったが省略)

そして徳田が死んで宮顕が生き残り、権力闘争に宮顕が打ち勝って党の統一が回復された(といっても相当ゴタゴタしていたが)が第七回大会だ。こんなことは昔の日本共産党中央委員会発行の党史にちゃんと書いてある。

宮顕は、ポジショントークとして武装闘争に賛成したにしても武装闘争をいち早く支持していたわけだから、武装闘争を持ち込んだ側に属するのは明らかである。で、その宮顕が7回大会以後の党のトップになる。そんな党史を国民が知らないと思ったら平気でねつ造するのが日本共産党ですなw

 

産経新聞
昨日あたりから話題になっているニュース
東京都足立区で昨年6月、路上で署名活動をしていた共産党の運動員が帰宅途中だった複数の児童に、「お父さんやお母さんが戦争で死んだら困るでしょ」「爆弾が落ちてきたら嫌でしょ」などと話しかけ、安全保障関連法案への反対署名を求めていたことが9日、分かった。同区の共産区議団側は「行き過ぎだった」と非を認め、保護者に謝罪した。 

これねぇ・・・これまでも何度か話題にしたけど 、本気でそう思っているとこがあるから問題は根深いんですよね。吉良よし子や池内さおりを見ていたらわかるが、こうだと信じたらもう手がつけられなくなって妄想を真実と思って暴走する。国会議員にしてこの調子だから現場にこんなのがいても不思議じゃない。

まぁそれでも区議団が謝っただけマシである。吉良や池内はまず謝罪なんかしないからw 



おそらく日本共産党川崎市議団の1人だと思うが、誰だろう?

しんぶん赤旗

日本共産党の志位和夫委員長は9日、中国軍艦船が尖閣諸島接続水域に侵入したことについて、次の談話を発表しました。

 一、尖閣諸島は歴史的にも国際法上もわが国の領土であり、この接続水域に中国軍の艦船が今回初めて入ったことはきわめて重大である。領土をめぐる紛争問題が存在している海域へのこうした軍艦による侵入は軍事的緊張を高めるだけであり、事態の平和的解決に逆行するものである。

 一、わが党は、中国の今回の行為に厳重に抗議し、繰り返さないことを強く求める。

 
日中に領土をめぐる紛争問題は存在していません。文句があったら国際司法裁判所に提訴してください。 一方的な侵略行為はやめてください。でないと日本共産党が安保法制に反対するバカだと思われます。

素直にそう書けばいいのに書けないのなら、直接中国に行って習近平に文句言いに行ってはいかがでしょう?それとも関係改善を行った不破タンが死ぬまでこのままごまかすつもりかな? 


産経新聞

石破茂地方創生担当相は9日夜のBSフジ番組に出演し、参院選で1強打破に向けて共産党と共闘する民進党の将来を危惧する一幕があった。「杞憂かもしれないが、知らず、知らずのうちに共産党に民進党が乗っ取られることは勘弁してくれ。共産党をなめないほうがよい」と述べた。

 石破氏は共産党が以前と比較して教条主義的な主張をしなくなったと指摘した。その上で「一般の人が(共産党に)フレンドリーな感情を持つようになってきたが、本質は変わっていない。選挙に勝つために共産党と組んで、やがて乗っ取られるようなことは日本の国にとって『それだけは勘弁してね』という思いがある」と強調した。

 番組には共産党を一時、「シロアリ」と揶揄した民進党の前原誠司元外相も出演し、同党の“共産化”を懸念する石破氏の指摘を神妙な面持ちで聞いていた 

 自分たちと公明党を棚に上げての発言だが、安保法制時の公明党の態度から自民党は公明党をなんとかコントロールできているという気持ちもあるのかも知れない。まそれはそれとして、共産党が組織を乗っ取ろうとするのは党フラクションが昔からやってた伝統芸でもあるのでこの懸念は確かにある。

とはいえSEALDsを一生懸命ヨイショして、民青も中にいるにしても「乗っ取り」まではやってない(やれていない)状況もあるわけで、すでにそういう時代ではないと考えることもできる。なにより共産党も高齢化と弱体化が進んでいる。昔のような闘争をやる根性もなくなってきつつある。

なのでこの懸念か当たるかどうかはわからないが、仮に当たるとしてもそうなるころには民進党も共産党もなくなっているような気がwww

 

野党という病い (イースト新書)
筆坂秀世
イースト・プレス
2016-06-10


筆坂秀世タンの新潮が明日発売となるようだ。
安倍さんは嫌い。でも、支持したい党がない…。元日本共産党幹部が、その原因を解き明かす。

「革新」が「保守」に永久に勝てない理由
◎なぜ、戦後の革新政党は一枚岩になれなかったのか
◎民主党が与党になっても内ゲバを続けた背景
◎小沢一郎が首相になれなかった三つの理由
◎橋下徹の人気が意味するもの
◎戦後は「改憲」を党是としていた共産党
◎野党に必要なアベノミクスへの対案

■なぜ、日本の「二大政党制」は劣化したのか?
憲法改正、安保法制など、まるで「一党独裁体制」のように強力に政策を推し進めている安倍政権。批判の声も少なくないが、ストップをかけるべき野党は離合集散を繰り返し、「野党共闘」も「反安倍」の声を代弁する勢力を形成するにいたっていない。現在の政党は、政策を同じくする者が集結し、その実現のために活動するという本来の目的を見失っているのではないか。元日本共産党幹部が、みずからの経験をもとに語る「野党崩壊」の背景。

【目次】
第一章 間違いだらけの日本の政党政治
第二章 なぜ自民党は最強なのか
第三章 なぜ民進党に頼りなさを感じるのか
第四章 なぜ「小沢神話」は崩壊したのか
第五章 なぜ共産党がカギを握っているのか
第六章 共産党ブームの落とし穴
第七章 野党につけるクスリ 

安倍タンの明快なイデオロギーに対抗できるイデオロギーを持っているのは唯一共産党のみで、民進党はしょせん反自民で集まっただけの烏合の衆でみたいな内容なんだろうかという気もするが、実際のところは読んでみないとわからない。

 



政治記者倉重篤郎氏の不破インタビュー4ページ。倉重氏曰く共産党は「唯我独尊政党」で、それが大変身して野党共闘の台風の目になったわけだが

野党共闘は「オール沖縄」から始まったという新説が披露されて、2014年1月名護市長選、同年11月の知事選、12月総選挙が野党共闘の始まりだと不破は言う。昨年8月31日の突然の脈絡無き党の路線転換から目をそらして日本初の市民革命だと言わんばかりの言い方をするのは、やっば自分が裏で絵を描いているのがバレると都合が悪いのだろう。
 

FLASH
6/21号に「赤旗ピンチで財布も真っ赤っ赤 日本共産党が資産を大量売却中」との記事
最近あちこちで記事を書いている高橋篤史氏の話をもとに、ここ10年の不動産売却の一部をリスト化している。たぶん全部は追い切れなかったのだろう。しかしその一部だけでも11件で総額27億を超える。実際はこんなものじゃないのだろう。党本部を残して"代々木村"は壊滅状態のサブタイトルは多少誇張があるとは思うが、金丸信の後援会幹部の流れを汲む会社に売るってどうなのよ?
 

産経新聞

 
この本の抜粋記事だが、SEALDs批判の中にこんな文章が・・・

そのSEALDsの後ろ盾のような存在となっている上智大国際教養学部教授、中野晃一も、野党幹部が途中で会場を去った後、下品な言葉で若者たちのプライドをくすぐった。

へなちょこな政治家だが、私たちがお尻を叩くと、結構頑張る。ほめて、おだてて育てて、われわれのために働かせよう

志位和夫と赤旗で対談して持ち上げていた人が、志位和夫がいなくなった後ではこういうこと言ってるんですねwww

共産党の「真似事」とはいえ、この程度の見識で「おれたちの声を聞け」という主張はあまりに稚拙であり、彼らの運動が一般の学生に広がらない理由も分かる気がする。それは決して、「最近の若者が政治に関心がない」からではないはずだ。 

 どちらが「おだてられ」「働かされている」のかわからないが、こういう大人たちの影響を受けたSEALDが高飛車な発言を繰り返す理由がよく分かる。常識を教える大人が周囲にいないと、若者は増長するばかりなのだろう。 

ちゃんとした大人が周囲にいないだけではなく、大人が率先して異論を雑なフィルターをかけてブロックして本当に効くべき大人の意見に耳を傾けないようにしているのだからこうなるのも道理。

だからSEALDsは運動のスタイルは変えても、運動の力を拡張することはできなかった・・・。
 

産経新

民進党がどんどん共産党に蝕まれている…岡田代表、ホントにこれでいいんですか?

という記事。

民進党の“共産党化”が止まらない。その象徴的な場面が通常国会閉会日の6月1日昼、国会内で開かれた共産党議員団総会で見られた。志位和夫委員長 ら国会議員32人全員が勢ぞろいした総会で、参院選(6月22日公示、7月10日投開票)の比例代表で改選を迎える田村智子副委員長が、こう決意を語っ た。

 「きょう午前中、参院の委員会や本会議が終わったときに、(改選1人区で)野党統一候補となった民進党の現職議員何人かと固く握手を 交わしました。『必ず戻ってこようね』とお互いに握手しましたが、同時に思わず私、口に出てしまったのが、『勝たせますから!』という言葉でした」

 民進党の候補者は共産党が勝たせるのだそうだ。

 随分と高飛車な物言いに聞こえるが、田村氏は「こんなふうに他党の議員の方と儀礼的ではない、ある意味、同志的な握手を交わして選挙を迎えられるのは、本当に劇的な情勢の変化を感じます」と続けたのだから、本音なのだろう。

 民進党と共産党の議員は同志なのだそうだ。


そうです!シロアリ呼ばれてもついてきます・・・だって票さえ集めてやれば民進党議員は言うこと聞くもんねうひひっての実際の本音だろうが、一言で共産党の本質をシロアリにたとえた前原たんの慧眼が光る。


とはいえ民進党は議席維持のためには共産党に頭を下げて票もらうしか今のところこれしか手がない。た゜からといってやっていいことと悪いことがあるんじゃないかと言わんばかりの記事なのだけど、長い記事の最後で笑った。それだけはあり得ねぇよwww


しんぶん赤旗
 「明日を決めるのは私たち―政治を変えよう!6・5全国総がかり大行動」(実行委員会主催)が5日、全国各地で取り組まれました。東京では国会正門前、農林水産省前、日比谷公園前3カ所に特設ステージが置かれ、野党の代表や各界・各分野の著名人がスピーチしました。「4万人以上が参加した」と報告した「総がかり行動実行委員会」の高田健さんは「全国でも100カ所以上で行動した。今日を出発点に参院選で必ず勝利しよう」と呼びかけました。 

昨年 8/30日の行動は主催者発表12万、警察発表3万が話題になったが、今回は主催者発表で昨年8月の1/3になった。写真を見たところ、国会前の道路も決壊しなかったようだ。

野党共闘が進んだ結果、もう勝てると安心してこなかった人が多いと見るのはピントがずれているだろう。ぶっちゃけ飽きられたというのが実際のところだろう。

それにしてもこうした行動のスタイルをSEALDsは完璧に変えたわけで、実績としては申し分なかろう。SEALDs解散まであと一ヶ月。

 

ということで、在沖米軍の事件があって注目される沖縄県議選。共産党は7議席を目標にしているがどうなりますか。。。

 

昨日奥田くんの著書を紹介したが、最近またSEALDs関係の本が出始めている。昨年11月頃から半年ほど。要するにブームに乗っかって作った本ではなく、じっくり書いた原稿が出る頃合いだと言うことかも知れない・・・変なのも出てるがw




SEALDsの本は、正直言って食指が動かないのだが、これは別だ。
二週間以上先の発売になる本だが、香港や台湾の学生運動のキーマンとSEALDsメンバーが対話をまとめている。以前紹介した


と併読がよい。
 よく指摘されることだが、台湾や香港の学生運動と日本のSEALDsの大きな違いは中国の評価で、日本は仲良くしように対し、台湾や香港は対抗しようとすることだ。このあたり、どんな対話が行われたのかはSEALDs嫌いでも興味はあるだろう。


一ヶ月以上先の発売だが、かなり興味深い。なにせ伊藤律の息子にしてプロフィールが
伊藤淳(いとう・じゅん)
1946年東京都生まれ。伊藤律の次男。
中央大学文学部卒業。
全日本民医連事務局次長、同共済組合専務理事を経て、
現在、勤医会東葛看護専門学校非常勤講師。 
と、モロに共産党系のキャリアである。当初は裏切り者扱いが名誉回復で共産党員の態度が手のひら返しとか書いてあるのかな〜w?

とか思いながら内容紹介を読んでいたら

名誉回復のために伊藤の妻と子どもは活動しつづけました。著者は北京まで父を迎えに行き、没するまで生活をともにしました。その母(伊藤の妻)は党籍を離れぬまま活動を続け、夫の冤罪を信じつづけてきました。それがどれほど苦しいことであったか、信念の行動であったかは、ある世代以上の人には容易に推察できることでしょう。
本書はイデオロギーと家族の絆が織りなすドラマでもあります。

かなり重たい内容みたいですね。 

 

変える
奥田 愛基
河出書房新社
2016-06-17


目次を見るとなかなかよさげ。
SEALDs開始後よりも、その前のエピソートがそそられる。かなりユニークな人生を過ごしてきた若者だけに、彼が好きにしろ嫌いにしろ読む価値はあるだろう。

はじめに ――終わってる社会の中で
1 自分を変える
「ゆとり」の悲劇?/生まれはヤクザとホームレスの町、キタキュー/「家族」って何?/「普通」って何?/家にマザー・テレサがいるとウザい/ひとつの家と、大勢の「家族」/その場のノリが全てだった/他人の視線が怖い/何も感じないふり/自分は社会不適合者なのか?/「死んでほしい人リスト
1位」/「自分」で「自分」であることがわからない日々/ネオむぎ茶と自分は何が違うのか?/死にたいのに死ねない/朝の友だち、夜の友だち/生きるための賭け/離島での生活の始まり/リストカット/「民主主義」の原点/「人生の答えは、君自身が考えて決めることだ」/銀杏BOYZで目覚める朝/人は人を赦すことができるのか/平和学を志す/ノブカズとの出会い

2 変わる世界の中で
東日本大震災、その一方で……/世界は終わらなかった/東北でのボランティア/希望に負けました/なんであの人が死んで、自分は生き残ったんだろう/吉里吉里での出会い/生きるって何かな?/「被災者」とは誰なのか/「現場」はどこにあるのか/初めてデモに行く/「個人」が集まるデモ/「市民運動」のイメージが変わる/TAZの結成/モントリオールで遭遇したデモ/言葉の壁を越えて/トロントでのサバイバル/そしてアイルランドへ/選挙?/海外から日本の政治を考える/VOTE Tシャツを作る/できる人ができることを/仲間たちの思い/タフに、明るく、適当に

3 社会は変えられるのか?
やはり社会は変わらないのか?/特定秘密保護法?/めんどくさいけど、言わないといけないこと/居酒屋での朝、「始まる」/「見ようよ」から「やろうよ」へ/デモでググると「在特会」/まず自分たちが変わる/諏訪原との出会い/安易な革命でもなく、ニヒリズムでもなく/若者は政治に興味がないのか/SASPL解散、そしてSEALDsへ

4 時代が変わる
SEALDs結成/立憲主義って何だ?/若者を巡る貧困/やっぱりデモ?/仲良く・ポジティブに・よく噛んでよく食べる/メンバーとの軋轢/安保法制に反対する理由/「本当に止める」/野党共闘の始まり/「反権力」ではない/クズはクズなりに/リーダーは誰か?/全国に広がるデモ/シャネルのショーを参考に/デモという日常/「今こそ俺たちは生き返った」/学者との共闘/10万人の声/震える足を、皆で支える/本当に止まる?/「これは俺の言葉だ」/中央公聴会に参加/孤独に思考し、判断し、行動する/終わりではなく、始まりだった/自分の問いは自分で見つけろ

5 時代は繋がる
うるせーよ/サ・ツ・ガ・イ・ヨ・コ・ク/卒業、そして進学/「皆死ね」と思ってた自分はどこに/「どっちもどっち」がもたらすもの/歴史は自分たちで作るもの/閉塞感なんて当たり前すぎて/未来への不安ばかり/「保育園落ちたの私だ」/もう、待ってはいられない! /誰が「医者」で誰が「患者」なのか?/「弾はまだ残っとるがよ」

6 そしてまた、始めよう
野党共闘、実現/次の弾を準備する/選挙に「関わる」/東アジアの若者たちとの連帯/メンバーのその後/SEALDs解散/終わったなら、また始めよう

あとがきにかえて ――全ての終わりには始まりがある

 



24時間で97名の回答を得た。
結論・吉良よし子はマルクスなんか読むわけねーだろと思う人が圧倒的多数。 
ま、そんなとこでしょう。「快速きらりん」を連呼しているような人は圧倒的に少ない。 

5月の党勢拡大
日刊紙924部
日曜版4170部
「昨年6月以降の一年間でも前進しています」とは意味不明だが1年前よりもトータルの部数は増えたと言うこと?
党員数は359人比例候補ベストナインのDVDやJCP-Magazineの効果で青年学生が入党しているとも書いてあるが、党員数からはそんな迫力は感じられない。ついこの間まで月千人は普通だったのだから。 

産経新聞


この本の、一部抜粋記事

これが「しんぶん赤旗=資金源」勧誘の実態だ! 杉田水脈も被害者だった…市職員の弱みにつけ込み執拗に
というタイトルで、杉田水脈氏が西宮市職員だったときも取らされていたという。で、内容はそうした役所でのセールスの実態まとめみたいな記事だ。

兵庫県西宮市役所に2010年まで18年間勤務した経験を持ち、旧日本維新の会や次世代の党で衆院議員を務めた杉田水脈によれば、同市役所内でも以前から「係長になると赤旗を購読する」という暗黙のルールがあったという。杉田も係長に昇進した直後、面識のない共産党市議から、突然電話を受けた。

 「このたびは係長昇進、おめでとうございます」。こんなあいさつで切り出してきた市議の用件は「赤旗日曜版を購読してください」だった。杉田によれば、杉田の上司が係長に就任したときも、共産党市議から赤旗の勧誘があった。その上司が勧誘を断ると、本来の業務とは思えない「嫌がらせ」のような仕事を押しつけられたという。

杉田は、この上司から「あなたが購読しないと、他の職員にも迷惑がかかることになりかねないよ」と助言を受けていたため渋々購読した。

 西宮市役所では全国紙などは各課で1紙ずつ購読し、回し読みをしていたが、赤旗だけは共産党系の労組・自治労連の職員が係長以上の職員の机の上に配達していた。結局ほとんど読まれずに放置され、古紙回収の箱に捨てられていったという。

 購読を始めて約2年たったころ、杉田は勤務時間中に集金に来た自治労連幹部に「購読をやめたい」と伝えた。「どうして?」と食い下がられ、「紙のムダだから」と答えると、「そこまで言わなくていいでしょ!」と怒られたという。杉田は「私は断ったが、市議から購読を迫られると断りづらい雰囲気があった。職員のほとんどが『断って共産党や労組に目をつけられるくらいだったら、おとなしく購読しよう』と赤旗を取り続けている」と語る。

 杉田が購読をやめて、しばらくしてから、再び共産党市議から「赤旗を購読してください」との電話がかかってきた。「紙のムダなのでやめた」と切々と説明したが、売り言葉に買い言葉で「それでも購読しろというなら購読します」と応じると、「それでもいいから購読してください」と言ってきたという。 

 まぁ市議としては赤旗減らしたくなかったからこう言うよりほかなかったのだろうが、先月や先々月は、あちこちの役所でこうしたシーンが繰り返されていたのだろうなぁ・・・しみじみw

実際のところ、4月や5月はこうした役所でのセールスがうまく行かないと 、新規購読数の数字が出ないんですよね。それなのに、それなのに、先月の実績は惨事と言ってよいわけで、「どうしても購読したくない」という人が増えてきているのでしょう。

しんぶん赤旗
本日の日本共産党のページは日刊紙・日曜版、全国・全地区で 「見るべき前進を」というタイトル。
本日は五月分の党拡大の集計が行われているはずの日で、明日か明後日に発表があると思うが、少なくとも大きな前進はないことがこのタイトルでわかる。

野党共闘でこれだけ日本の政界を振り回しても赤旗の増紙はおろか党員獲得も難渋しているのが実態であるから、地方機関は次の中央委員会総会で「また党勢拡大の大運動かよ」と頭が痛いことだろう。

党勢拡大の大運動をしても、一年もしないで大運動での拡大分も減らしてしまうのがわかっている賽の河原の石積みの号令が迫っているとわかると、季節はこれから暑くなるのに、党員の心には大寒波がやってくる。同情しますですはい。

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