穀田氏は、日航の羽田航空機整備センター長が出した通達で、「看過できない不具合事象が連続して発生している」「不具合事象は収まらず非常用装備品や耐空性に影響を及ぼす重大不具合へと拡大する傾向となっている」としていることを指摘。また、整備本部長が、社内の説明会で「昨今、さまざまな不具合が連続し、内外に整備に対する信頼が揺らぎ、この状態が止まるのか、われわれも自信が揺らいでいる」と述べていることをとりあげました。
穀田氏は、「かつてないほどの重大事例がなぜ発生しているのか」と追及。太田昭宏国交相は、「放置すると運航の安全性に影響を及ぼしかねないことから、すみやかに改善が図られる必要がある」と語りました。
あのね、鮎、「看過できない不具合」って具体的にどんなのか日航は必ず記録を取ってるの。実際にどんな不具合があるのか分からないと対策なんて取れないでしょ?たとえば、消耗品の部品強度が弱くなっているならコストをかけてでも耐久性に優れた部品を採用すべきで整備士を増やしたところで部品が同じじゃどうにもならないわけなのよ。
穀田氏は、「見過ごされればエンジン部分にトラブルが起きる事象がある。安全性に影響がないわけではない」と指摘。この背景に、「日航の大リストラで整備士不足、ベテラン整備士が少なくなって、安全意識や技術力も十分に継承されていないことがある」としました。
航空機事故でエンジントラブルが原因なことはそうないはずですよ。御巣鷹山の事故の時も原因はエンジンではなく尾翼が吹き飛んでコントロールできなくなったからでしょ?
どんな不具合なのか、統計的に見ていくことなく最初から整備士不足にしてしまうようでは話にならないよ。こんな本も出てますから、読んでおこうよ 。ビクより