日本共産党・民青同盟悪魔の辞典+

日本共産党や民青同盟、またやりよった……ぼやきのブログ

2013年09月

しんぶん赤旗
青年大集会の記事なのだが、目を疑うことが・・・

まともな仕事と人間らしい生活をめざす全国青年大集会2013(10月20日、東京・明治公園)の成功へ向けた学習交流集会が29日、東京都内で開かれました。

 日本共産党の穀田恵二国対委員長(党国会議員団ブラック企業・雇用問題対策チーム副責任者)が情勢報告。「たたかえば変えられることを確信に、若者の苦しみに心を寄せたたかいを広げ、打開の道を切り開こう」と激励しました。 

もうこれで、共産党がブラック企業対策ができないことがわかるね。

穀田「御社では気に入らない社員をよく蹴飛ばすそうですが、そんなことしていいと思っているんですが?」

ブラック「いいと思ってますよ。あなたもやってたでしょ?早川さん呼びましょうか?」 

穀田のみじめな敗北が目に浮かぶようではないかw
事情がよくわからない人は、下記電子書籍を買うと、「ぶっ」と笑えるようになりますよw


 

デイリースポーツ
日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長が30日、維新候補が敗れた堺市長選(29日投開票)の選挙期間中に、何者かによって堺市内に橋下氏を誹謗中傷する悪質なビラが大量にまかれ、現物を維新側が入手していることを明かした。大阪市役所で記者団の質問に答えた。

 橋下氏によると、こうしたビラは複数種類あり「かなりの量」にのぼるという。橋下氏の写真とともに「風俗に行け」と書かれたものや、「(橋下氏に)愛人が3人、隠し子もいる」との旨が記された、悪質な内容のものもあったという。

中略

ビラの出どころは現段階では不明で「僕らがこのことをもってああだこうだ言っても、負け犬の遠吠えにしかならない」と、司法機関への届け出などは見送る考えを示したが、「相当な組織力と資金力がないとできない」と指摘した。

 橋下氏の掲げる「大阪都構想」の是非が焦点となった堺市長選。ビラは、橋下氏に対する誹謗中傷以上に、都構想に関して市民の不安をあおる内容のものも多かったという。それだけに橋下氏は「今の公職選挙法では、反論ができない。違法なビラを押さえた場合に反論権を持たせてもらわないと、フェアにならない」と訴えた。 

いやぁ、出所に心当たりもないではないw。
実物を公開したら、見当がつく人もいるんじゃないかな?
たとえば、もしも創価学会がバックにいるなら、古手の共産党員なら「あいつらのビラだ」とピンとくる もの。よく当blogでIP追跡などしなくてもマルチハンドルがばれるように、出所不明を偽装していてもビラ全体の雰囲気でどこのどいつが撒いたとわかることも多いからだ。

もちろん共産党がバックだったらこれもビンと来る。難しいのは自民や民主の区別だが、公開しないのはたぶんどこがまいたか維新側は見当がついているからではないか? 

なんだかんだといっても維新の支持者も堺市にも多いわけで、その中には家や店舗前に監視カメラをつけているような人もいるだろう。ビラがまかれたとおぼしき時間帯のビデオテープを見ると瞬バレだったりしてねw 

現職有利と言われていて、維新候補苦戦が言われているが実際はどうか?
維新にとっては大阪都構想の是非が問われる重要な選挙だが、共産党にとっては単独では勝てないのにドヤ顔できるか否かがかかっている、やはり重要な選挙であるw。

 さて、どうなりすやら・・・

 

ダイヤモンドオンライン
すでに報告が入っているが 大阪生健会の家宅捜査に関する記事なのだけど、これは分かりにくいw

ちなみに生健会は、「共産党の支持団体」「共産党から資金を受けている団体」と見られていることが多い。この点に関して、大口氏は、

 「そうではありません。生活と健康を守る会は会員の政党支持の自由を保障しています。私たちは会員の一致する要求で連帯して、その実現のために運動している市民団体です」

 という。しかし生健会に関しては、選挙での協力が取りざたされることも多い。そこは、どうなのだろうか?

 「政党選挙、たとえば総選挙や参議院選挙、地方選挙では、繰り返しますが、会員の政党支持の自由を保障し、会ぐるみで応援することはありません。一方、知事選挙や市長選挙で多くの団体や政党が支持して応援する場合があります。私たちは、その候補の政策が私たちの要求と一致すれば、党派を越えて応援しています。また、政党と協力する基準は、その政党が『社会保障について、これまで何をやってきたか』です。私たちは、協力できる政党と協力します」(大口氏)

「私たちの要求は共産党からの指令だから、必ず共産党の政策と一致する」といえば分かりやすいのにねw

だましの手口 (PHP新書)
西田 公昭
PHP研究所
2009-03-14


 

しんぶん赤旗
JR北海道に視察しに行った件

調査後の記者会見で紙議員らは、「(1987年の)分割民営化以来、安全が置き去りにされてきたことが明らかになりました。寒冷地で地域が広大な北海道の独自性を考慮した安全基準が必要であり、経営方針も安全第一に切り替えるべきです。国はJRまかせにせず、安全基準づくりに積極的に関与すべきです」と話しました。

北海道出身なのに、鉄観光に行ったのがバレバレですw 
要は金がないんだから、赤字路線を廃止してリストラするか、JR合併を進めて1社化にしてぼろ儲け路線を持つ東や東海、西の利益を北海道、四国、九州に回して維持するしかなかろう...航空会社に参入してドル箱路線の発着枠を分捕り鉄空一体経営(必ずしも北海道発着でなくてもよい。ドル箱なら東京プノンペンや関西ニューヨークでもかまわない)で赤字縮小、黒字化の可能性を探るみたいな大胆な提案を出せと言っても紙の頭じゃ出ないンだからさw

結論・視察費用の無駄遣いw 
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不格好経営
南場智子
日本経済新聞出版社
2013-08-02

 

昨日の赤旗
市田忠義が国家戦略特区の「解雇特区」に文句つけているのだが、これと正反対のことを城繁幸氏が言っている

だったら一度動画サイトの日本共産党チャネルあたりでリアルタイム中継して論争したらいいのに。で、赤旗にもその経過を書けばいいのに・・・それくらいやったら話題になるし、赤旗の新規購読者も増えるかも知れないよ。 過去とっていた人じゃなくて、全くの新規の人がね・・・。

でもみじめな敗北を恐れる市田忠義はやらないだろうな・・・

連絡事項
本日未明より、秋の恒例ネット環境がありそうもないところへ旅に出ますので、次回更新は土曜夜か日曜になります。(ケータイが繋がってもそれでblog更新なんて悪夢なことはしませんw)<(_ _)>

場所は岐阜の飛騨よりもっと奥の某所。熊が出ませんようお祈り下さい・・・
羆嵐 (新潮文庫)
吉村 昭
新潮社
1982-11-29



 

【イギリス、ドイツの社会主義運動−5】

 一九一二年の帝国議会において、ドイツ社会民主党は第一党となっていました。但し、397議席中110議席であり、主導権を握るには至らなかったようです。そうではありましたが、支配的な階級の齎す国家イデオロギーは党員や議員に浸透していました。議員は国家権力を分与されることにより、国家に対する責任感を有するようになります。そのような状況で、マルクスによって「世界反動の砦」であるロシアと戦争状態になります。先ほど、逆説的に「労働者は祖国を持つべし」と書きましたが、社会民主党の、特に労働者上がりの国会議員にとって、ドイツ国家はすでに祖国であったように思います。ドイツ人は、権威主義的であり、統制に服しやすいことを、例えばマックス・ヴェーバーが『社会主義』で描き、警告していますが、社会民主党の多数派はこの統制の力を、「国家を守る(祖国防衛)」ために利用しました。先ほど労働者上がりは右派を形成しやすいことを指摘しましたが、労働者の党は労働者を多数派として国会に送りこんでおり、社民党はそのような党になっていました。戦争を進めるには、戦費が必要です。その調達のために戦時国債が発行されることになりましたが、ドイツ社会民主党は、たった二人を除いて、戦時国債に賛成しました。既に、ドイツの労働者の党は、植民地支配に賛成しているという、左翼の原理原則から言えば犯罪的なことに手を染めていましたが、今度は戦争に賛成したのです。党は戦時国債に賛成するように、議員に要請していたのです。その背景には、労働者大衆の戦争に対する熱狂・支持がありました。

 

 反対した社会民主党の国会議員は、前に挙げたローザ・ルクセンブルグと、カール・リープクネヒトという左派二人だけでした。これは、反党行為です。党を牛耳っていた右派は「党の統一を乱した」と激怒します。リープクネヒトは除名され、戦争時に「兵役拒否を扇動した」との理由で投獄されていたルクセンブルグは獄中から指令・指導を発し、スパルタクス団という党内分派(左翼組織)を作ります。後にこれはドイツ共産党となります。ちなみに、法王・カウツキーは党の統一を確保するために右派と左派の間を取り持とうとしますが挫折、エンゲルスの一番弟子であるベルンシュタインとともに独立社民党を作り、スパルタクス団と一時は行動を共にします。独立社民党とスパルタクス団は水兵の蜂起などを指導し、「労働者・兵士評議会(レーテ)」を成立させてドイツ革命を成立させます。この成果に社民党も乗りますが、ここで重大な裏切り行為が起こります。社民党のトップ、右派のエーベルトはスパルタクスなどの左派を快く思っていませんでした。ドイツ革命により、ドイツは敗戦国となっていましたから。彼は国家主義者や右翼の間で義勇軍を募り、法の秩序の回復という名目で、急進左派であるスパルタクス団の大虐殺を行ないます。それらは、社民党の作った法律により、「合法的に」行われました。この行為に、先ほど名前を出したヴェーバーも賛意を示します。小生が思うに、革命時に旧態依然とした「秩序」に与することは、反革命に与することに他なりません。それ故に、社会学の開祖であるマックス・ヴェーバーに対する左翼の評価は必ずしも良いものではありません。ともあれ、ドイツ革命とその挫折には、学ぶべき教訓が多数あると思います。革命は、正統性などに縛られてとどまるならば反革命により血の海に沈められること、労働者大衆は、革命的情勢にあるからと言って、必ずしも革命側に組するわけではないこと、社会主義は国家主義と馴染みやすい危険があること。繰り返しになりますが、革命とは、暴力という名の鉄の法則に縛られるものであり、暴力の担保なくしては貫徹できないのです。

 

 これらの教訓を、先取りしていたかのような天才が、一八七〇年、ロシアに生まれていました。ウラジーミル・イリーイッチ・ウリヤーノフ、通称レーニンです。

(続)

しんぶん赤旗
志位タンがベトナムにいった記事なのだが・・・

志位氏は、前回2007年の訪問で確認した両党関係について、新しい高みに引き上げ、国交正常化40周年を迎えた両国友好関係を豊かにすることにも寄与したいと述べました。

 世界とアジアの平和については、核兵器廃絶に向けてのこの間の両党の協力を踏まえ、今年の原水爆禁止世界大会の宣言にも触れながら、「核兵器禁止条約」の交渉開始に向けた努力の重要性を指摘しました。

 東アジアの平和構築のために、東南アジア諸国連合(ASEAN)が進めているさまざまな枠組みによる対話と信頼醸成による重層的な安全保障の経験と教訓を、北東アジアの平和構築に生かしたいと強調。武力行使を放棄した東南アジア友好協力条約(TAC)のような条約を、北東アジア諸国間で締結することを展望していると語りました。

 アイン氏は、両党関係を「いっそうの高みに引き上げたい」とのべるとともに、世界とアジアの平和についての志位氏の主張を「支持し歓迎する」と表明。東アジア規模の平和と安定について、ASEANの取り組みをさらに発展させる重要性を強調しました。 

志位タン領土問題には一切触れず。ベトナムは南沙諸島を中国に武力で取られてしまったわけだが、さすがに国内同様「粘り強く話し合いで」なんて言ったらどつかれると思ったのだろうか?

あ、ちなみに以前日本政府はベトナムに新品の巡視船を贈与するとのニュースがありましたな。これに日本がベトナムに武器供与しているようなもんだけど、日本共産党はなんて言ってるのかな? 

都市公園法に触れる戦車の展示|菊地 昇悦のより道ブログすでに報告のあった菊地昇悦大洗町議のブログ
クリックしたら拡大しますが、なんでこんなこと書くんだろうねぇ・・・

自分はこれで反戦平和の志士だとでも思ってるのかな?ガルパンファンを敵に回しているだけだよん。
そんなお馬鹿なこと言うより、「はだしのゲン」を子供に見せるのはどうかとかわめいているアホ共に「進撃の巨人」はいいのか?と、からかった方がよほど面白い「攻撃」になると思うけどw?

「進撃の巨人」実は今読み進めているのだが、「はだしのゲン」どころじゃない残酷さでつよ。しかも、さらに絶望的でジャンプが掲載を断った理由がよくわかるわw

「進撃の巨人」のエンディングがどうなるか作者のみぞ知るだが、ぼくちんの予想通りなら、これは革命マンガになると思うぞ。




ガールズ&amp;パンツァー 1 (フラッパーコミックス)
才谷屋龍一
メディアファクトリー
2012-09-21



 

【イギリス、ドイツの社会主義運動−4】

 一人目はカール・カウツキーです。ベルンシュタインの主張について、歴史を振り返って正当性があることを認めつつも、しかし、国家権力に対する外部性が残ることを考慮しました。彼は、エンゲルス亡きあとのドイツ社会主義労働者党のイデオローグとして活躍しました。この緻密な頭脳の持ち主は、ドイツにおいて現実的には革命の可能性がなくなっていっても、あくまでも労働者階級は国家の外部にあるという論理を否定しませんでした。二人目はローザ・ルクセンブルグです。彼女は革命運動だからこそ、労働者階級は能動的に状況を変えようと精力的に動くという観点から、党から革命の二文字を消すことは断じてならない、と考えました。労働者の勢力、能動性、主体性が大事だという観点は、後に触れるであろうレーニンと共有していると思います。ベルンシュタインは「革命の可能性はなくなった」と考えたので右派、カウツキーは「革命の可能性もゼロではない」と考えたので中間派、ローザは「革命こそが生命である」と考えたので左派と言ってもいいでしょう。

 

 さて。『共産党宣言』には「労働者には祖国はない」という言葉があります。この文章はそのまま受け取ってもいいのですが、この宣言が出された当時、労働者は国家の運営から完全にと言っていいほど排除されていたことに注意しますと、こう言い換えることも可能だと思います。「労働者は祖国を獲得すべし」と。すなわち、外部から内部になれ、と。歴史はそのように進んでいるようにも見えますが、まだまだ国家意思の決定の肝心な部分からは労働者は排除されているようにも見えます。どうしてそれが可能なのでしょうか。

 

 ここでもう一つの言葉を『共産党宣言』から紹介しましょう。「ある時代の支配的な思想は、つねにその支配階級の思想にすぎなかった。」このあたりの事情は、マルクス主義から少し離れて、ミシェル・フーコーが詳しく考えているようですが、小生はそんなに詳しくないので、マルクスの言葉に即して考えます。物事の考え方=イデオロギーは、下部構造に即して形作られる上部構造の一つであるとは良く言われます。それは、往々にして、支配階級にとって都合の良いものとして形作られます。社会的な規範は、社会が上手く回る=支配階級にとって上手く回るように出来ます。なぜならば、支配の論理というものは、それに従わない人間に、隠然と、あるいは公然と暴力——社会的強制力——を行使し、そして歴史を通じて支配の論理を構成員に内面化させるからです。こうして内面化されたものを規範と言います。一旦内面化されると、中々疑問を持つことはありません。だが、規範と現実、あるいは理想がぶつかることもあります。それこそが、改良や革命などの改革へのきっかけになります。それはどのような理路で改革に進むことが出来るのかを考えてみましょう。そういうぶつかりは、個々人によって気づかれます。その経験は、対話によって他人と共有され、具体的な対策も思い浮かぶならば、改革のために動くこともあります。しかし。この理路自身も批判の俎上に上げられることもあるでしょう。また、「ぶつかり」自身が、複雑化した社会においては余りにも多数で、簡単には問題として共有化されにくく、また、改革するよりは、今までの規範——惰性というべきかも——のままでよいと考える人のほうが、大抵多数派だと思います。哀しいことですが、人間は基本的に、成功するかどうか分からない改革よりも、惰性を選ぶものだと小生は思います。歴史を見ると、「誰の目にも、極端なまでに」問題が持ち上がらなければ、具体的な改革にまで突き進まないように思えます。

 

 こういう次第ですから、先の先まで見通せる知性をもったインテリは、鋭い感受性でもって現実の規範を撃ち、左派になびきやすく、現実の中で規範——常識と言ったほうがいいかも知れません——で打ち鍛えられた労働者は、右派になびきやすいと言えると思います。少なくとも、一九世紀末から二十世紀初めにかけてのドイツの社会主義労働者党はそのようになりました。

 

 ここで第一次世界大戦が起こります。

(続)

しんぶん赤旗
徳州会の選挙違反容疑事件の件

昨年12月の総選挙をめぐる医療法人「徳洲会」グループの公選法違反容疑事件で、徳田毅衆院議員(42)=自民党、鹿児島2区=の選挙運動に病院職員を専従させるため、同グループが航空券の手配やホテルの予約まで、事細かな指示をしていたことが、本紙が入手した内部文書で21日までにわかりました。大がかりな組織ぐるみの選挙違反の実態が浮き彫りになりました。

前から書いているけど、公職選挙法自体が相当分かりにくく、知っている知っていないにかかわらず選挙違反はけっこうあるのだが、投票依頼で金渡したといった場合でなければ、まぁいいかと放置されていることも多い。

それが今回こうして問題にされたということは、共産党も相当ヤバいわけだが、そうした意識はあるのだろうか?

民商・民医連など、民主団体の組織ぐるみ選挙はもちろん、選挙時に中央や周囲から派遣されてくるオルグも問題だ。選挙事務所は当然オルグに報酬は出さないが、オルグは党の給料を得てやっているはずでまんま徳州会と変わらないことをやっているはずなんだよね。2週間とか1ヶ月とか長期間入っている中央オルグが党からも給料を支給されない無給であるなら公職選挙法はクリアできるが、ありえねぇよな、そんなこと。「オルグは選挙活動ではなく政治活動をやっているから違反に問われない」なんてごまかしは通用しない。だったらなぜオルグなんだよw?でチョン。

だから、こういう場合は公職選挙法が現実にそぐわないとの主張を行うのが党防衛の見地からしたら正しいのだけど、自民党を叩くことしか考えていいなくて、ブーメランが返ってくることまで考えていないのだろうな・・・。


現代ビジネス
シユットガルト通信
下記の本が今ベストセラーになっている川口マーン恵美氏執筆の グローバリズムと共産主義の共通点を考察した記事。

世界同時革命論と一国社会主義論の違いが分かっていないと批判するのは趣味者には簡単なことだし、紹介されている本も引用されている文を見たら少々アレだが、そういうのをこういう方に求めても無理なのでおいておく。面白いのは最後の部分。

「共産主義とグローバリズムは同根だ」という主張のこの本を共産党員が読むと、どういう意見が出てくるのか、ぜひ、感想を聞いてみたい気がする。

答え
「何言ってるの、このおばさん?」程度だと思うよ。だって共産主義の概要も知らなければグローバリぜーションの形式的理解すらもおぼつかないことが多いもん。

彼らが理解できるのは、共産語という、日本語のようで意味が反対になることも多い特殊な言語ですので党外の人が日本語を使って説明しても意味が分からないのもあります。「パワハラ反対!」とか言いながら自らパワハラやってくるなんか序の口ですよん。

共産党がぶれないというのも間違い。ソ連崩壊を喜んだように実際はぶれまくってますが、共産党員にはソ連を讃美していた時代のことなど党が違うことを言えばキレイさっぱり忘れてしまう便利な頭脳を保有しているのでつ。



47NEWS

いやはや・・・
 大阪府警黒山署は2日、自動車運転過失傷害と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで、堺市中区福田の堺市議会議員、西井勝容疑者(69)を逮捕した。西井容疑者は橋下徹氏率いる「大阪維新の会」に所属している。

 逮捕容疑は1日午後3時40分ごろ、大阪府大阪狭山市山本東の市道交差点でライトバンを運転中、ミニバイクの堺市北区、調理師の女性(31)と出合い頭に衝突、そのまま逃走した疑い。女性は左腕に軽い打撲を負った。

 同署によると、西井容疑者は「何かにぶつかったのは分かったが、バイクとは思わなかった」と供述。逃げた理由は「酒を飲んでいた」と話している。

石谷泰子を吹き飛ばす不祥事ですな・・・ 

8中総志位タンの結語

討論のなかで、「国民も変化している。支部も変化している。あと変化しないといけないのは、党の指導部だけだ」という発言もありました。ある同志からは、 「国民の変化に接して、まだまだ自分が壁をつくっていると感じさせられた。党を大きくするためには、私たちが変わらなければならない」という、率直な発言 も出されました。これらの発言はきわめて重要だと思います。指導的立場にある同志が、情勢の変化、国民の変化、党内に生まれている変化にふさわしい自己変 革、自己改革をはかり、積極果敢な取り組みの先頭に立とうではありませんか。 

いよいよ尻に火が付いてきたのか、 それとも本気で変わろうとしているのか予断を許さないが、本気で変わるなら、キンピー問題でも党から謝罪が入るだろう。そうなると当blogは役割を終え、フェードアウトすることになるが、それはそれとしてここで引用されている言葉は誰が言ったんだろう?

どなたかビデオ見ていた方はいませんか? 



ということで、本のタイトル通りの仕事が最近多い有田議員の新著。
まだ出ていないのでタイトルのみ論評すると「たたかう」という平仮名を見たところで、うわぁ、共産党じゃんと思ってしまうのは管理人の性根が腐っているからだが、日本共産党失笑系党員が読むべき本か、読まない方がいい本かはちょっとタイトルだけではわからない。

 なにせぼくちん、ネット上のヘイトスピーチは数限りなく受けているから、無関心ではいられないんだもんwww

追記
ご本人から、タイトル決定の経過はこんな経過だったようです。
 

【イギリス、ドイツの社会主義運動−3】

 社会主義者鎮圧法は、最初は効果がありました。しかし、団結の力を見せる労働者階級と労働者階級は、徐々に勢力を伸ばしていきました。こんな法律があったら、社会主義者に関わらないようにするであろう多くの日本人と、イデオロギー大好き民族であるドイツ人は違うようです。そんな法律お構いなしに、議会に社会主義者を送り込みます。それも、選挙のたびごとに人数が増えていくという・・・。また、そんな法律で抑えこむよりも、色々と認めたほうがいいと、カイザー以下の支配階層は考えていたとも思います。ビスマルクが死去し、一八九〇年にはカイザーがこの法律を廃止します。(正確には更新せず)

 

 このような状況の時代ですが、同時に革命に関する見解も色々と変わったようです。まず、暴力革命の王道とでも言うべき当時のイメージは、バリケード構築、武装蜂起、暴力による有力者の逮捕、追放、政権獲得です。権力の外部に置かれた民衆は、自らを組織し、武装し、権力を丸ごと暴力で破壊し、追放し、新たな権力を打ち立て、自らが権力の内部になる。そんな感じですね。だが、権力側の武装も充実し、権力の外側の武装を圧倒するようになりました。一九世紀後半も差し迫り、エンゲルスが死去する前、彼は「バリケードによる武装闘争、権力奪取の時代は去った」と言います。かの王道のような形での権力奪取は、権力による鎮圧を招くだけで勝利出来ないであろう、と。将軍とあだ名され、実際に戦闘にも参加した老革命家であり、暴力革命の推進者でもあったエンゲルスは、ドイツをはじめとする西欧での暴力革命を、軍事的観点から否定するようになっていたと思います。

 

 議会を通じた各種闘争の可能性にエンゲルスは論及します。これは、見方を変えれば、社会主義運動や労働者運動=階級闘争の体制内化を認めていることになります。このような動きに関して、それを裏打ちするようなイデオロギーが、ドイツの社会主義労働党者——当時のドイツの社会主義者の党——に現れます。エンゲルスの一番弟子とも言われた、ベルンシュタインによる修正主義です。上のエンゲルスの説を踏まえた理論です。彼の書物『社会主義の諸前提と社会民主主義の任務』を要約すると、「階級の二大分化——マルクスの理論によると、極一部の大金持ちの資本家と、圧倒的多数の貧乏な労働者に階級が分かれるとされた——はついに起きず、議会を通じた変革は現実的となった、革命は今や非現実的な余計なものとなった」と。漸進的な改良で全てが上手くいく、というわけです。それに対して、激怒する人々が現れました。

 

 というのは、確かに労働者の運動は議会を通じて進むことが歴史的に示されたし、その成果を通じて、絶対的な貧困はなくなるか著しく減少し、総体として労働者階級の生活状態は向上した。だけど、貧困問題の根本にある私的所有——特に、生産手段の私的所有——の問題には手つかずだし、そこに手を触れようとすると、資本家は激烈に我々を排除するであることは、明らかではないか、そのもっとも根幹にかかわることをなそうとすれば、暴力(を担保した)革命以外に道がないのではないか、と。この反論も尤もに見えます。社会主義者が体制内化して、「認められた」としても、根幹に触れると無力化される、というわけです。

 

 この論争で、二人の人物が台頭します

(続)

しんぶん赤旗
民青の中央委員会の記事

たいしたことは書いてないが 
田中委員長は、全国大会に向けた同盟建設について報告。そのなかで、学習について発刊された『綱領教室』や『古典教室』も活用しながら、綱領や科学的社会主義を幅広い青年と学ぶ取り組みを広げようと訴えました

って、もはや共産党と一体化していることを欠くそうともしていない。 むかしはもう少し隠そうとしていたものだが・・・

第8回中央委員会総会決議から

党の自力の問題は、私たちの最大の弱点であり、反省点であることを強調しなければならない。私たちは、今回の参院選を、2010年参院選比で、党費納入党員数は93・3%、「しんぶん赤旗」日刊紙読者は89・5%、日曜版読者は86・7%という力でたたかった。対話総数は前回参院選比で82・3%、支持拡大総数も94・9%にとどまり、掲げた目標との関係でも投票日前日までに行った支持拡大総数は78・5%にとどまったが、これらの組織活動の弱点も、自力の弱点を反映したものである。

要は本来負けるはずだったが、敵失で買ったと言うことでつね。

参院選がつくりだした党の政治的影響力の広がりと、わが党の自力――党員や「しんぶん赤旗」の読者などの党勢との間には、大きなギャップがある。たとえば、今回の参議院選挙での比例票515万票は、「しんぶん赤旗」日曜版読者1人あたりの得票でみると、5・0票になる。これは、それ以前の数回の国政選挙での比例代表の得票が、日曜版読者1人あたりでみると、2票台〜3票台であったことと比較して、いちじるしく高い(参院選でみて、2001年が2・7票、04年が2・9票、07年が3・5票、10年が3・0票)。こうした得票と党勢との広大なギャップを前向きに埋めるとりくみなくして、次の選挙でのひきつづく躍進の保障はありえない。同時に、このことは、党勢の前進の流れを作り出せば、得票のさらなる躍進を生み出しうる可能性を示している。このことを、肝に銘じて奮闘する必要がある。 

何この指標?
安心しなさい。得票数減よりも大きな勢いで赤旗日曜版が減ればこんな指標はいくらでも上がるw。
結局大運動しか打つ手なし。
 

穀田の子分のツィート
 

思い出すなぁ・・・何年前だっけ?伊勢湾台風以上と言われた台風が来たあの日、近くにぼろ家に住んでいた薄幸のばーちゃん大丈夫かと暴風雨の中、気になって午前一時頃見に行ったよ。案の定、ボロ家の屋根が1/3ほど飛んでいてばーさん震えてた。

「大丈夫か」と声をかけ、鉄筋作りのわが家に避難しろと言ったら、いったん準備するといったものの「ここにいる」と言って聞かない。この風じゃ立ってられないし、「ありがとね」と言うものの動かない。なので風が治まるまで一時間おきに見に行った・・それをじーーーと二階から見ていたぱーちゃんとこの隣にある、豪邸とは言わないがかなり立派な家の住人のことはぼくちん一生忘れない。

 家を修理する金もないので共産党の人が生活保護と市営住宅入居の手続きをして三年ほどでぱーさん亡くなった。こういうのがあるから共産党全面否定する気にならないのだけど、こいつは予防を知らないのだろうか?地域の地形や家というか壁の構造(コンクリートと生け垣では全然違う)によってはあれな事もあるが、危ないところだったら事前に土嚢を用意しとくもんだろ?もちろん積み方の訓練も必要。そしたら水が来ても何とかなったかも知れない。お見舞いで仕事した気になるのはさすが穀田の子分である。 続きを読む

しんぶん赤旗

東京大更新ヘイトスピーチ反対集会の記事でポスターの写真が載っていたのだけど、これはいいね。もろに共産趣味的でwww
 
20070503021023
 

【イギリス、ドイツの社会主義運動−2】

 というのは、当時のドイツ帝国は労働者の運動に妥協していても、ビスマルクによる社会主義者鎮圧法(1875年制定)により、労働者階級の利益を代表するとされる社会主義者の政治参画を禁止していたことが理由に挙げられます。帝国にとって、労働者は考慮の範囲には入っていても、政治の意思決定においては、外部に留めていたからです。ここで、非常に大事な観点があることを書いておきたいと思います。すなわち、政治参画の内部/外部という問題です。当時のドイツは、皇帝(カイザー)を冠した帝国で、選挙に基づいた議会が生まれ出した頃に相当します。普通選挙と議会があれば、民主主義の態勢は整っているので、民主主義があると言えなくもありません。しかし。E.H.カーによると、民主主義は「共通の前提」を、構成員に要求します。この場合は、選出される人は、社会主義者であってはならないこと、が条件になります。というのは、帝国の法律により、社会主義者は取り締まられることになっていたからです。このようにして、この時代のドイツ帝国は、表向きは社会主義者を排除することで成り立つ民主主義を採用していた、と言えます。民主主義は共通の前提を構成員に要求する、ということは、これに従わない者は構成員になれないことになります。

 

 こうして、帝国議会の外部に社会主義者は留め置かれることになりました。勿論、外部にあっても、議会に対して様々な影響力を行使することは可能です。しかし、直接的に社会主義者や労働者階級の要求を議会に提起し、飲ませることは出来ません。そうなると、直接飲ませられるようにするならば、内部に入り込ませるように社会的強制力――通常は暴力という――にモノを言わせるか、あるいはそのような議会を破壊し、別途、労働者階級や社会主義者のためのシステムを作るしかありません。後者は言うまでもなく革命です。前者も、考えようによりますが、社会的強制力によってコトを成す、ということでは、革命と言えなくもないでしょう。というのは、支配的システム内のルールの外部から、暴力によって物事を進めるわけですから。このように、革命というものは、外部における力――暴力――によって、変革を成し遂げる側面があります。但し、注意して欲しいのは、このような革命は、政治権力を握る過程での革命であり、「政治革命」に関することだ、ということです。むき出しの、あるいは隠然とした社会的強制力――暴力――を担保しなくては、政治革命は不可能であり、そして、それは同じ「革命」という言葉を用いている「社会革命」とは異なる点がある、ということを強調したく思います。

 

 エンゲルスが指導していた時代のドイツの社会主義運動は、このような状況の下にありましたから、当然体制内部の運動になり得ないとエンゲルスが考え、それ故にドイツの社会主義運動、それを支える労働者運動は革命運動であるとエンゲルスが考えたのは当然のことでした。

 

 では、社会主義者鎮圧法のもとでの、ドイツの社会主義運動はどうなったでしょうか。

(続)

現在8中総の幹部会報告が行われている。中継アドレスは
http://live.jcp.or.jp/

党大会は来年1月15日から18日の四日間
予想通り、党大会を目指した大運動が提起される 
日刊紙3.5万、日曜版18.9万が目標だが、日刊紙3.5万は26万部を目指すということだろう。日曜版の18.9万とは何部を目指したものなのだろう? 

情熱空間

参議院選前のエントリのようだが

せっかくきれいになりつつあった、我が釧路における政党の違法設置看板。
参院選間近の今、元の木阿弥状態にあります。

ということで、タチの悪いツートップに社民党と共産党が来ているのだが、社民党と較べて、共産党のほうが根性入ってるなぁという印象。そして笑うのは

え、私の支持政党ですか?
言いたくないです。
だって(遠い目)…。 

さて、どちらだろうw?
どちらにしても、情熱空間氏の気分はこうだろう
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【イギリス、ドイツの社会主義運動−1】

 副題を変えます。

 

 イギリスの労働者は団結しました。結集軸は労働党ですが、その支持母体となったフェビアン協会について簡単に説明します。元々は知識人(インテリ)が、より良い生活を求める団体として発足した団体で、国内の諸問題を扱ううちに、労働問題にも関心を深めていきました。その結果、労働党を生み出すに至ります。但し、フェビアン協会や労働党は、イギリスの歴史から生まれたことに注意する必要があるでしょう。名誉革命以降、大規模な流血の事態を避ける歴史を有する——勿論、カトリックなどの少数派に対する苛烈な弾圧があったことは言うまでもないですが、これは民主主義の持つ恐るべき本質について触れるときに記します——イギリスは、王が権利を制限されるような事態を、王自らが認めていく歴史を有します。結果、今や「君臨すれども統治せず」の伝統が作られ、余程の事態がない限りは議会に対する拒否権を発動しません。逆に言えば、力を見せつければ、相手はその力を尊重する歴史があるとも言えます。このような国で、何もかも爆破し、根本から作り変えるという手間を要する革命が、民衆によって欲せられるでしょうか? フェビアン協会のインテリと、それに支持された労働党、そして労働党を支持する労働者は、革命ではなく、王から権力を奪った議会に承認を与え、自らの権利を擁護するために、王国で地歩を固め、要求を通していきます。

 

 イギリスの労働者は、革命という爆破作業を選ばずに、改良の道を選びました。小生にとって馴染みのある言葉で言えば、イギリスの労働者は体制内化することを選びました。体制内化とは、自分たちが国家の中で、一定の力と地位を体制に認めさせて、その枠内で権力を分与されて、行使することです。そのためには、既得権益を有する側——支配者層と言っていいかも知れません——が、新たな勢力の力を認める知性と、受け入れる理性を獲得していることが必要だと小生は思います。あるいは、新興勢力を排除した時に、どのような恐るべき結果になるかについて洞察する知性も。

 

 勿論、そういう道を選ばなかった労働者は世界中にいます。マルクスの祖国、ドイツを考えましょう。マルクス存命中、ドイツの労働者はマルクスの喧嘩友達とでも言うべきラッサールの強い影響を受けていました。彼は労働者自らが起業し、生産組合を設立し、そのために国家権力を利用すべきで、この動きに国家権力を服するためには、労働者に普通選挙権を与えるべきだと考えました。ラッサールの社会主義は、国家資本主義とも言われますが、先に書いた体制内化を要求するものでもありました。そして実際に、ラッサールは鉄血宰相・ビスマルクとも親交があり、ビスマルクの政治のうちのいくつかは、ラッサールの提案によるものと言われています。それは、労働者の団結権——ストライキや労働組合を認めること——、社会保障制度の実施。そして、普通選挙権(北ドイツ連邦)。イギリスの労働者が同時代には獲得していなかったものを、すでにドイツの労働者は獲得していたとも言えます。

 

 しかし。マルクスの盟友であるエンゲルスがラッサールの不幸な死の後、ドイツの労働者階級に多大な影響を与え始めた時、ドイツの労働者階級は体制内に留まれないであろうと訴えはじめました。

(続)

日本共産党徳島県委員会

tokusima0914明日、恒例の8中総が始まるが、党大会の招集や党大会を目指した大運動が予想される中、中央委員会は新しい試みを始める。党内通信のページで8中総中継時に決議案のダウンロードができて、それを元に志位タンの報告がなされる。

決議案の配布や意見集約に時間やコストがかかるのを節約する試みだと思われる。まぁ、党内通信のアドレスもばれちゃってることだし、開き直ったかな?

【辞書によると?−3】

 産業革命というと、世界史で学ぶのが、ニューコメンが発明し、ワットが改良した蒸気機関を思い出す人が多いですね。近年では、IT革命もその一つでしょうか。流通革命というのは産業革命の一部と小生は思います。産業革命が起こす展開は以下のとおりと考えます。ある革新的な技術――最近では破壊的技術という言い方もしますね――が広まることによって、それまでと比較して、圧倒的に安価かつ大量のサービスや財を提供すること。そして、そのことを通じて社会の在り方を変えてしまうこと。すなわち、「社会の在り方を変えてしまうこと」なので、これは社会革命の一つだと考えていいと思います。上の『共産党宣言』の文章の中では、生産手段と交通手段の発展に当たるでしょうか。社会革命は、漸進的でもあり、急激――場合によっては断絶と言いたい現象もある――でもあります。そしてこの革命は、下部構造の革命です。

 

 それに対して、上部構造の革命は? 『共産党宣言』では、「爆破」という言葉が使われています。過激ですね。封建制度では、例えば西欧では王権神授説に基づいた王制ってのは、権力を維持し続けることそのことが自己目的化していて、自分たち以外が政権に就くことは想定されておらず、それ故に政権交代というものは、武力を伴うものでした。というのは、力づくで古い王制を排除するしか方法がなかったからです。封建制度の打倒という革命も、排除の方法としては、基本的に武装を伴うものでした。勿論、議会を承認して、自分たち以外に国家を代表する者に国王が承認するという変革方法を取った国もあります。例えば、イギリス(連合王国)ですね。それとても、長年に渡る闘争の果てに、武力を背景にしたものでした。上部構造の革命は、暴力を担保にしたものであることは、歴史を観察すれば分かると思います。

 

 イギリスは知恵に富んだ歴史を有する国だと小生は思います。マルクスは、当時資本主義が最も発展していたイギリスで共産主義革命が始まると考えていたと思います。しかし、そうはなりませんでした。さて、マルクスの分析によると、資本主義の発展=生産手段の発展は、少ない労働力でモノを生産することが可能になるから、労働者は時代と共に不要となることを示します。失業者の増大は貧困層を拡大するとされます。彼らは黙っているでしょうか? 団結してコトに当たったことは歴史的事実です。イギリスは世界に先駆けて労働者運動が起こった国です。マルクスは、しかし、連合王国では労働者の意志は政治に反映されず、実力でもって支配層である王室、貴族、資本家を吹っ飛ばすしかないと考えていたようです。そのためには労働者の団結、ひいては武装蜂起でその団結の力を見せつけ、「吹っ飛ばす」と。繰り返しになりますが、歴史はそのようになりませんでした。

(続)

林局碧段管理人までお出ましになられたので、もっと後に出そうとしていたネタを蔵出しw

31年前の第33回全学連定期全国大会決議報告集より。
この大会のあいさつをしていたのは、当時書記長だったオシム千田善、全学連の加盟自治会や全学連にオブザーバーを派遣していた自治会はこんだけあったというリスト。クリックしたら拡大します。

 ちなみに、大会規模は大会代議員74大学176自治会416名(中央執行委員含む)
大会評議員55大学97自治会225名
大会正式自治会傍聴者41大学47自治会84名
個人傍聴者77大学112自治会413名・・・そんなにいたのか、個人傍聴者!
参加総数1137名・・・それが今年の参加者は45名である。
1982全学連参加大学11982全学連参加大学2

ということで新々社から相談を受けた。
指導という名の欲望
氷川渉
新々社
2013-07-30


新々社の「指導という名の欲望」紙の本にしてくれと言う要望がけっこう行っているようなのだが、実際に刷るとなると相応にリスクがある。

印刷部数が多いと1冊あたりのコストは落ちるが、売れ残ったら悲惨。少部数だとコストがかかって高い本になる。

「何部出たら、いくらにできるのよ?」
「100部だと2100円、300部なら1800円、500部なら1600円で出せます」
「ふむぅ・・・電子書籍いくら売れたのよ?」
「××部です(実際の部数は聞いた)」
「うむぅ・・・2000円以下で行けるかもな・・・」
「なので市場調査ヨロスコw」
「おぃw」
ということで、もし紙の本が出たら買うという方は挙手!


 

しんぶん赤旗 主張
アベノミクス批判の記事だが、それはそれとして日本共産党って、ホント実業界のことを知らないね・・・。

金融危機は実体経済に大打撃を与え、そのなかで世界経済の不均衡が露呈しました。米国での金融のカジノ化は、経済のグローバル化が進むなかで製造業が衰退し、輸入に頼るなかで進行しました。米IT企業アップルを創業した故ジョブズ氏が、同社の携帯電話を国内で製造できないかとオバマ大統領に聞かれ、「仕事が(中国から)帰ってくることはない」と答えたのは有名です。欧州の危機でも、ドイツと南欧との「輸出力」の差が問題になっています。 

日本HPは、東京生産をウリにする時代だし、アップルも ハイエンドモデルは米国で生産する。後者の記事の最後にはMotorolaがスマホをアメリカで作るそうだ。アジアのEMSがからんでいることも多いが、ジョブスが亡くなって二年も経たないうちにこの世界は変わるって知らないらしいね。


つかその前に、米国の製造業がダメになったのはリーマンどころか1970年代からなんだけどな・・・すなわち金融のカジノ化なんてものよりはるか昔からだ。

昨日の堺の件といいい、こんなツッコミどころ満載の記事を書いて給料がもらえるなんて、うらやましいwww
 

日本共産党徳島県委員会
徳島0908
いつクビになってもいい某幹部から久しぶりに送られてきた党躍進ニュース
民商内の党グループが民商の名簿を使って赤旗拡大をしようとしていること。そしていまだにどの程度読者がいるのかもつかんでいないという情けない情況であることが伺い知れる。

それにしても・・・参議院選終ったんだから党躍進ニュースのタイトルから「参議院選挙必勝を目指す」もうそろそろ消したらw? 

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