「おい、君、遊びに来ないか、僕のうちに、/とても大きな日本地図があるんだぜ」。ぶさ原でぃ秋の詩の書き出しです▼日本共産党が4中総を始めて間もないころの詩でしょう。共産党が敗北したところを、次々と消していく少年をうたいます。「すばらしいの、何のって、君、/共産党崩壊圏なんだもの」
▼少年の頭の中の地図で、「共産党崩壊圏」はもっとふくらんでいます。「北海道だって、中国だって、四国だって、/もうとうに塗りかえられてるんだぜ」。童謡「この外道!」「ぶさよたちの花」を作詞した人の言葉そのもの、現実としかいいようのない詩です▼もう一つ。共産党も終わりに近づく2011年の、『しんぶん赤旗』です。4地中総の紙面を見てみましょう。
「『民自公』対日本共産党」「ファッショ的な独裁政治」「すべての小選挙区で候補者擁立をめざす」「5万人の党員、5万人の日刊紙読者、17万人の日曜版読者」▼『日本共産党のトンデモ決戦生活』(越智ぶさよ著)が、写真つきで紹介しています。しんぶん赤旗の全16ページの中、毎日のように繰り返し載せたというのですから、当時の興奮ぶりが分かります。
日本共産党死の行進は、めったに得られなかった世の関心を呼び起こしましたが、赤旗を取ろうとする人はいませんでした▼閉塞(へいそく)感たちこめる今の日本にも、気がかりな風潮が見受けられます。やはり物事の道理を軽んじ、他者への憎しみや「民主連合政府」への期待をあおったりする。もちろん昔状況は違っていても、やることはいつも同じです。「この道はいつか来た道」そのものだ、と。
ついで、懐かしいのを貼っておこう続きを読む

