日本共産党・民青同盟悪魔の辞典+

日本共産党や民青同盟、またやりよった……ぼやきのブログ

2011年11月

しんぶん赤旗
橋下・維新の会など 1億1000万円集金
 さきの大阪市長選で、「われわれは政党交付金も何も受けていません。みずからの小遣いで集まって、サークルみたいな集団です」などといっていた橋下徹前大阪府知事の関連政治団体が、昨年1年間で、あわせて1億1000万円を超す政治資金を集めていたことが30日付で、大阪府選挙管理委員会が公表する政治資金収支報告書(2010年分)で、わかりました。

いやぁ、すごいですねぇ。一億円以上集めましたですか?と思っててちょっと待てよ?
日本共産党大阪府委員会の収入は12億円もあります。うち。党費収入は1億六千万円を超えます。党員回あたりの党費額は536円というのが笑えますがw。党費は収入の1%ですから党員の平均年収は5万円・・・なわけないだろw

また、それとは別に寄付を一億四千万円集めています。共産党の方がたくさん金を集めていますね。
それにしても

橋下氏の関連政治団体の収支報告書から見えてきたのは、「サークルみたいな集団」とは、無縁だということです。

そうですね、むしろ共産党の方がサークルみたいw
新聞事業を除いての話ですけど。

ということで、参加するぞとメールを出したのに、来ないぞという方は
busayo_dic@livedoor.com
までクレームをお願いしますw

たぶん漏れはないはずなんだが・・・

衆院(2次)・参院(1次)比例予定候補発表

市田氏は、衆院の比例・小選挙区予定候補者、参院の比例・選挙区予定候補者が一体になって歴史的選挙に挑む構えを明らかにしました

2013年は共産党の存亡を賭けた年になるだろう。参議院、都議選、そして総選挙(民主党は任期満了寸前まで解散はしないと判断)と大選挙が三つ来るのだ。きっと2013年の党大会は無理で、やるなら来年2012年か2014年となるだろう。

それにしても、今、日本共産党が選挙をやったら衆参都議選、いくつ取れるだろうか?
衆議院7、参議院2、都議選は現状維持かな?

ということで、開票結果

すでに皆さまご存知のように、共産党候補は、供託金没収という結果となった。

それにしても、話題になっている市田発言、すごいっす・・・

供託金没収を屈辱的敗北と思わないのは、日本共産党だけではないではないだろうか?

大阪市長選、府知事選のダブル選挙、宮本たけし先生の最後の訴え

いやはや、もうどこから突っ込んで良いのやら困りますが、これは引用しておきましょう。続きを読む

ということで、東京オフやります。このページ27日まで挙げまくり。
続きを読む

ということで、開票速報を見ながらの雑談用エントリ。
梅田の供託金が戻ってくるかどうか、関心を持っているのは全国ひろしといえどもここぐらいではないだろうか?

たけし先生の、橋下カジノ構想批判

以前から指摘しておりますが、宮本たけし代議士はアホではありますが、文章テクニックはかなり上手な部類に属します。たけし先生がミヤケンに見いだされたきっかけになったと思われる「敗北の文学」の評論。これにしても単なるヨイショだけではなく、文章術として非凡なものを持っていたからでしょう。

でもって、カジノ批判、読み出すととってもいいんです。出だしはw

ティッシュ王子に触れたところで怪しくなりつつも、母親ネタで見事に復調、このまま行くかと思いきや、最後でやはり馬脚を現していまいますた。

おかげで今まで競輪や競馬、競艇というものを一度もしたことはないのですが、「10円ちょうだい」だけは今でも耳について離れません。「博打で栄えた街はない」、「博打場には闇の勢力がついて回る」…お坊ちゃんでなければ、それぐらいのことはわかるはずです。わかっていて言ってるのなら、まさに確信犯ではありませんか。

モナコ、ラスベガスは言うまでもなく、ティッシュ王子が突っ込んだマカオに触れているのはほかならぬたけし先生ではありませんかw?

ついでに言っておくと、そんなマカオを現在統治しているのは中華人民共和国であります。日本の友党として、日本共産党は中国共産党にちゃんと言ってやれでいいのではないでしょうか?

「博打で栄えた街はない」、「博打場には闇の勢力がついて回る」…お坊ちゃんでなければ、それぐらいのことはわかるはずですとね

つかね、たけし先生、いいかげん学習しなさい。何年私が指導してやっていると思っているんですか?せんせいは、悲しいぞwww

ということで、元自民党代議士中山泰秀先生をお迎えした12・3東京オフ、明日27日締め切りです。

おかげさまで、参加人数はほぼ想定通りになりそうですが、会場のキャバシティを考えるとまだ5人くらいは大丈夫です。

迷っておられる方は、ぜひ参加の「決断」をお願いします。ムフフゲストは、みなさんご存知の、不破哲三でつ(違うwww)でも不破に劣るような人ではあーりませんw。

ちなみに、ぼくちんがこんな参加者数があらかじめ読めない時に、どうやって参加人数を予測するのか書いておきましょう。

確実に来ていただける人数の倍を収容できる会場を確保せよ。

だいたいこれで読み違えはないですね、今のところ・・・

しんぶん赤旗

TPP・原発・独裁・米軍基地 “一点共闘”で政治を前に 志位委員長会見


いつものセリフの最後

その上で、どのたたかいや要求でも、日本共産党が先駆的にとりあげ、一貫してたたかってきたものが党派をこえたものになっていることが特徴だと述べ、岩手、宮城、福島の被災3県の県議会選挙で日本共産党が躍進した背景にも、日本共産党に対する信頼と共感があると指摘しました。

 志位氏は、「各分野で“一点共闘”が起き、それに日本共産党が大事な役割を果たしているのは、それだけ古い政治が行き詰まっていることを示している。今後の日本の政治を変えていく流れにしていくために、日本共産党として役割を果たしたい」と述べました。


もう、読むのも疲れるが、そんなに先駆的な政党がどうして敗北続きで新聞も売れず、専従の給与も出ず、崩壊寸前になっているのか、記者クラブの記者はキチンと聞き、報道するように。

赤旗記者は、日本共産党関連の報道に関しては、使い物にならないのだから。

twittterより拾ったネタ

あん すんやん氏の橋下VS平松の選挙戦に関する感想

何だかなあ……「橋下のここがわるい!」というのは百出してるんだけど「平松のここがいい!」っていうツイートが殆ど見当たらないね……結果が見えて来たかなあ……

鋭い!

たけし先生の日記

さて、大阪のダブル選挙はいよいよ大阪の子どもたちの未来と教育がかかったたたかいとなっています。橋下・維新の会は、この選挙に勝ったら、府議会に提出している「教育基本条例」なるものを必ず強行すると叫んでいます。

 府知事が教育目標を定め、それに逆らえば教育委員の首さえ切れる。校長の首もすげ替えられる。現場の教師も首にできる…こんなことを許せば学校は知事と議会多数派の思いのままになってしまいます。しかも、そういうやり方で彼らが進めようとしている教育の中身が、さらに一層深刻なのです。


これが21日付、で、今日の赤旗「きょうの潮流」

▼ゴルフの宮里藍さんの出身地、沖縄県東村の高江で、米軍のヘリコプター着陸帯をつくらせまいと座り込む人たち。彼らも、16条をよりどころの一つにしています。16条を書き写してみましょう▼「何人も、損害の救済、公務員の罷免、法律、命令又は規則の制定、廃止又は改正その他の事項に関し、平穏に請願する権利を有し、何人も、かかる請願をしたためにいかなる差別待遇も受けない

中略

つまり、選挙がないときでも国民が国の意思づくりにすすんで影響力をおよぼす、政治参加の一つのかたち。高江の住民だけの話ではありません。知れば、憲法を生活にいかし憲法とともに生きるという実感を、よりゆたかにしてくれる16条です。

「何人も」ですから、当然知事や議会多数派が思いのままにやる権利があると。ましてや選挙で選ばれた知事や議会多数派が請願ならぬ、公約を果たそうとすることが間違っているのでしょうか?

たけし先生も、まさか赤旗に足をすくわれるとは思ってもいなかったでしょうなぁ。その背景には、都合の良いときだけ憲法を使って、そうじゃない時は無視する党体質があるわけですけど。

ま、たけし先生も悪いですけどね
学校は知事と議会多数派の思いのままになってしまいます。
なんて言わずに、教育分野に限定して維新の会のやり方がダメだとだけいってりゃ足をすくわれることもなかったんですから・・・たけし先生、一言多くて失敗するのは、もう何度目ですか?

二連発

11/18(金)に門真市と在特会・川東との対決の火蓋が切って落とされた!

卑劣ファシスト=ザイトクに憤る全国のみなさんへ、戸田からの最新情報です。
「自由論争掲示板」
http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=tre;id=01 
に報告した4本を紹介します。(転送、引用大歓迎!ぜひ広げて下さい。)
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★11/18(金)に門真市と在特会・川東との対決の火蓋が切って落とされた!粉砕だよね!
戸田   - 11/11/21(月) 23:15 -
 http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=6848;id=01#6848

●50日考えやっと(?)在特会川東が11/18に門真市役所に来てヨタ話と愚劣「質問状」!

 先週末の11/18(金)にあった「事件」だけど、アレコレと作業があって投稿が遅れてしまいました。情報を知っていた人はヤキモキして戸田HP掲示板を注目していたと思います。遅くなってゴメン。

 やはりと言うか、やっとと言うか、ザイトク連中が「対ザイトク見識先進市」の門真市役所にやって来たので、その報告をする。
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A:「在特会・川東が門真市役所の11/18(金)に行く事にしている」
   → http://team-kansai.sakura.ne.jp/ 

という情報メールを読んだのが11/18(金)の午後4時前で、役所に問い合わせたらたしかに川東が11:30頃に来て、1:15頃に帰ったとの事だった。
ほかに男1人との計2人で来て、「質問書」みたいなものを出してウダウダとしゃべり、2週間以内の回答を求めたとの事。今回は声を荒げたりせず、おとなしくしゃべっていたとのこと。

カメラは職員には向けず、デジカメを自分の方に向けていたとのことなので、そういう風にして録画を取ったのだろうと思われる。9/27本会議答弁・戸田のネット宣伝から1ヶ月半超、ようやく門真市に手を出して来たわけだが、連中なりに作戦を考えて、まずは京阪沿線の枚方に住む川東を担当者にして、状況偵察も兼ねて「形式は穏便、中味はとんでもないイチャモン質問」
(それをストーカー的に継続する)という作戦に出たのだろうと推測する。

B:「差別問題」「人権問題」にかこつけた、「申し入れと質問書渡し」という事なので、秘書広報課→市民部・地域活動課→市民部・人権政策課という流れで動き、人権政策課長(兼市民部総括参事)を窓口として地域活動課長ほかも同席して話を聞いた。同時に、「庁舎管理」を主管する総務部管財課にもしっかりと「在特会来たる」の連絡が回されていた。

C:川東は自分が差別暴力常習の犯罪者(執行猶予中)である事を何ら反省せずに、「反ザイトクの勢力が差別や暴力を働いている」などのデタラメ勝手なヨタ話を得々としながら、戸田ビラも含めた「資料」も出して、「質問状」なる愚劣な内容のものを出し、
http://www.zaitokukai.info/modules/wordpress/index.php?p=357
「2週間以内に回答を求める」として帰った。

D:この件での川東の報告記事は、在特会HPの
◎2011年11月19日(土曜日)
11月18日 門真市役所市民部へ「差別怒号行為へ毅然とした対応」を要望
http://www.zaitokukai.info/modules/wordpress/index.php?p=357
 に載せられている。 
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★かくして門真市とザイトク(在特会)との対決の火蓋が切って落とされた!

1:ザイトクは門真市が9/27市議会答弁で画期的な対ザイトク方針を明らかにし、それを戸田が大々的にネット・ビラ宣伝をして全国的に大きな共感を呼び、また生駒市とも連携をし始めた事に強い危機感を覚えたのだろう。
「そうか、この手でザイトクへの社会的包囲網を作ろう!」という認識の広がりに「これはヤバイ!」と思ったはずだ。

2:しかし圧倒的に正当性を持つ門真市と戸田にどう対処すればいいのか、10/19生駒市長からの「刑事告訴辞さず」の強硬文書も受けて、対策を考えあぐねたのだろう。だから、この「門真市モデル」について1ヶ月半も「沈黙」してこざるを得なかった。

3:そして無い知恵を絞ってようやく立てた作戦が、「まずは実状偵察も兼ねて穏便に川東を行かせ、門真市答弁をヨイショする形式をも取って、ケチ付け質問で喰らい付いていく」、という事なのだろう。

4:戸田はもちろんこの機会をザイトク粉砕の絶好機と捉えて闘っていく!
  門真市の9/27答弁の地平を一歩も後退させない事は無論のこと、更に「差別暴力常習犯どもを厳しく批判し闘う事で住民の安全と尊厳を守る」姿勢への深め、進めていく。また、これを契機に門真市と生駒市の「対ザイトク共同戦線」構築に務め、さらにそれを他の自治体にも広げていくように闘う。
    
それらに向けて戸田は行政に情報を提供し、ザイトク対策をアドバイスし、叱咤激励していく。

5:ザイトクよ! 戸田のいる門真市に手を付けたのが百年目!ここをお前らの大敗北の場にしてやるから、覚悟しておけ。

6:全国の心ある人々よ!
これまでともすればザイトクに付け入られてきた行政自治体現場で、初めて戦闘的な議員と行政・住民が一体になって差別暴力犯罪集団=ザイトクの攻撃をきっぱりと粉砕していく闘いが始まっていくことに刮目せよ!
この闘いに注目と声援と各種情報を寄せられると共に、それぞれの居住自治体での対ザイトク闘争構築の参考とされたい!   

・・この一文を「門真市現場からの対ザイトク行政闘争11/21緊急声明」と名付けよう。
 よろしく!
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 以下3本はタイトルとリンクを紹介します。

△「俺って賢いやろ」と自惚れが透けて見える、デマと下劣満載の「川東芸風」の質問状
戸田   - 11/11/22(火) 5:12 -
 http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=6851;id=01#6851

■差別怒号・襲撃・行政攻撃、「在特会副会長・大阪支部長の川東大了」の悪行の数々!
戸田   - 11/11/22(火) 5:46
 http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=6853;id=01#6853

▲息を吐くようにウソをつく「チーム関西」が戸田憎悪煽りで戸田へのデマを書き散らす
 戸田   - 11/11/22(火) 6:33 -
 http://www.hige-toda.com/x/c-board/c-board.cgi?cmd=one;no=6854;id=01#6854

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読売新聞

大分県の日本共産党河野泰浩竹田市議が飲酒により辞職。研修に出るため北海道に行く直前に福岡空港で飲んだのが問題とされた。

河野市議は、研修初日の10月4日、福岡空港でほかの市議2人と食事の際に自費でビールをコップ1杯飲んだとされ、加藤正義議長から口頭で厳重注意を受けていた。


ま、普通は飲まん罠。

市田の東北県議選勝利のコメント

日本共産党の市田忠義書記局長は21日、国会内で記者会見し、福島県議選で3議席から5議席に躍進したことを受けて、この間の岩手県議選(1議席から2議席)、宮城県議選(2議席から4議席)を含む被災3県の選挙結果について、三つの特徴があり、日本共産党が果たしている役割や値打ちが浮き彫りになったものだと語りました。

 第一は、「国民の苦難軽減」という立党の原点に立って、被災地と全国の党員が被災者に寄り添い、献身的に復旧・復興にあたったことです。市田氏は「その姿を住民が見て、この党に願いを託そうと共感を広げた」と語りました。


もうね・・・最初に言うのは、被災地域の党員に感謝。それしかないだろ!全国の党員は、あくまで黒子。中には、給与の穴埋めに震災募金を使って派遣された党員もいたろう。そんな人も被災者と寄り添ったと言えるのか?なんて突っ込まれたらどうするつもりか。

それにしてもここまでセンスが悪いと、そりゃ党員もやる気なくすわな。

35回民青大会終了の記事

今回の大会は、02年の第30回全国大会以来5大会ぶりに、全都道府県から代議員が参加、58人の代議員・評議員が発言しました。

必死に集めたんだろうなぁ・・・で、代議員の言葉。

「政治に興味をもつ人がいないと思っていたら、めっちゃ食いついてきてくれた人がいた。聞いてみる、知らせてみる、声をかけてみることが大切だと思った」

どこにも変わり者はひとりくらいはいるものです。1000人にひとりくらいはw

「君がいなければ世界は変わらないといって民青に加盟してもらった」


キミが加盟しなければ、私が党から怒られる。実際はキミが入るから民青は変わらないのだけどw

「青年は屈したままでは終わらない。必ず前に進む」など、意気高い発言が相次ぎました。


うん、民青は屈しない。自分の前に壁を作って交流を断って自身の安定を図るのがいつもの手。ネットにはそんな例がわんさかとww。最高傑作はこれだったな

人にカルシウムが足りていないとほざきながら、自分が最高に足りない切れやすい野郎だと認めてしまった馬鹿w

福島県議選 共産党躍進 5議席

ということで、福島の党組織は相当がんばったと言えるだろう。
県議選で6人出して5人当選(推薦入れたら7人)だから、かなりいい成績だ。

問題は、明日あたりに出ると思われる、市田忠義のコメント。
今回は、少しは気の利いたことを言うのだろうか?

民青全国大会、市田忠義の挨拶

市田氏は、「いま、前進の条件がかつてなく広がっている」とのべ、「足を踏み出し、日本改革の展望を広く語るなら、共産党や民青同盟をさらに大きく発展させ、躍進をかちとることができる」と強調しました。

そういえば、「こんなたたかいやすい選挙はない」と言って全く前進せず、むしろ後退したのはいつでしたっけ・・・

 一方、橋下前大阪府知事に象徴される反動的な逆流によって前途が閉ざされる危険もあると言及。「共産党も民青同盟も変革者としての真価が問われています。自覚をもってご一緒に奮闘しましょう」と呼びかけました。

だから今、総選挙やったら9議席から7議席に後退する党の書記局長や、そんな党に導きを受ける青年組織を何とかせにゃならんわけだが?

 市田氏のあいさつに対して、「日本の情勢は新しい政治を生み出す歴史的前夜にあるという言葉を重く受け止め、どんな役割を民青が果たしていくのかよくわかった」「日本の夜明けを開く主人公として自覚し、励まされた」「新たな国民の前進の先頭に立つ青年がこの組織(民青)にいると確信する」など、多数の感想が寄せられました。

いったいどこの年寄りの集会かね?3年前、誰が何を言っていたのか忘れるようではボケ老人の会と同じでつよw

民青大会35回大会の記事

全国大会には、代議員、評議員約170人が参加しました。報告に立った田中悠委員長は、大会の任務として、▽東日本大震災と原発事故を乗り越えた新しい日本社会に向けて青年の連帯をつよめ、民青の役割を明らかにし、大きな組織にする方向をうちだすこと▽14年ぶりに規約を改正し、青年にひらかれた組織となり、前進の力にしていくこと▽機関紙活動の抜本的強化をはかる転機にすること—をあげました


参加者170人と言うことは、各県から平均3人がきたと言うところか。委員長クラスと、実態は支部にすぎない地区委員会から二名参加程度の入りである。

大会任務も日本共産党の中央委員会総会そのまんまという感じであるが、機関紙くらいネットに移行しろよと言いたい。みんな赤旗購読料は出さずともケータイ電話に出すカネは持ってるんだから。

ゲンダイネット

大阪市長選、橋下大勝利の予想なのだが、

「さすがに大阪市民も、橋下徹の強引な手法には不安を覚えている。だから平松サイドは、余計なことをせず独裁者の橋下を市長にしたら市政はメチャクチャに されると訴えればよかった。橋下府政の2年半、たいした成果もなかったから、攻めやすかったはず。ところが、自民から共産までが“反橋下”で手を組んだた め、既成政党が束になって橋下個人を潰している構図になってしまった。橋下徹も『オール守旧派と新しい大阪をつくる勢力の戦いだ』と、改革派VS.既得権 益の構図に持ち込んでいる。いつの間にか、平松陣営こそ横暴という構図になりつつあります」(大阪市政関係者)


ううむ、厳密には公明党は橋下支持に回っているはずなので既成政党が束になっているわけではないのだが、せっかく共産党が(半分とは言え)心変わりしたと言うのに、それが逆効果になるのはかわいそうだ。

もっと前から心変わりしていたら、こうはなっていなかったろうとは言えるが、それは今だから言えること。謙虚に反省。

ツイッターで拾ったネタ
「三月の乾き」という小説のお話。ただし、これは事実なんだろうな。

ところが、立命館で運動が激化する「新聞社事件」が1968年に起こったのです。
「日共王国」の立命館で、唯一、日共色に染まっていなかったのが 学園新聞を発行する「立命館大学新聞社」。日共への批判的立場から週刊で発刊していたこの新聞社は日共にとって、もっとも目障りな存在でした。そんな新聞 社に1968年12月12日、突然、民青所属の学生9名が入社申し込みにやってきたのです。
通常、学生新聞の新入社員は4、5月に1回生を対象として採用するのですが、この季節外れの入社希望の民青たちの中には3回生も含まれているという異様さでした。

「学 園新聞の民主化」を唱える入社希望者たちの狙いはもちろん、新聞社の乗っ取りだったのです。すぐには採用の選考はできないと断る新聞社主幹に、その日の選 考を迫る民青。押し問答の末、進入してきた黒ヘルメットの一団が窓硝子を割り、新聞社員が15時間にわたり監禁される事態に及びます。

この異常事 態に接し、これまで日共の一元支配に辟易していた一般学生が立ち上がり、ヘルメットを被って、角材を手にするのです。完全武装の学生600名ほどが新聞社 の入る校舎を取り囲むという全共闘時代を象徴するお馴染みの光景が、この時、初めて立命館大学で見られたのでした。


なんで黒ヘルが新聞社員を監禁したんだろう?

ちなみに立命館の新聞と言えば、「立命評論事件」もある。でも関連ページは昔あったけど今は消えたようだ。

穀田恵二のBS番組での発言

もう、世の中の動き全然見てないんだからぁ・・・

日米首脳会談直後に米側が「野田首相は全ての物品およびサービスを貿易自由化交渉のテーブルに乗せると発言した」と発表したことを示し、「米国はハナからそう思っている。泡を食った日本側が否定したが、アメリカとの交渉ですでに馬脚が現れた」と指摘しました。

佐藤優の爪のアカでも煎じて飲みなさい

 穀田氏は、農林水産業に壊滅的打撃を与えるTPPは、復興が一番必要な被災地にも重大な打撃を与えると警告。遺伝子組み換え作物の表示や国民皆保険制度など、食の安全や医療で国民を守る制度も「非関税障壁」だとして撤廃を迫られると指摘しました。

逆に、日本の制度をアメリカに押し付けることもできると思わんのかね?日本の参加表明直後、カナダやメキシコの参加表明があり他にも続く国もありそうだという。これは、TPP成立の鍵を握るのが日本だと世界が認めたと言うこと。だから中国も慌てている。これは面白い外交交渉になる。

ぼくちんはっきり言ってTPPには批判的だった。外交とは負ける者は守り、勝てる者は攻めるのが外交原則なのに、十羽ひとからげでどーすんだ?というのがその理由だったのだが、カナダとメキシコの動きを見て考えを変えた。これは日本がイニシアチブをとれる外交交渉になる

古是三春氏の言う
やるべきことは、固有の社会経済制度を米国流に作り替えて「門戸開放」するのではなく、「米国病」というべき深刻な米国財政や経済の不正常かつ深刻 な事態を改善する策を米政府に迫り、共に取り組むことだ。「米国病」を感染・拡大するTPPは、自由主義的な経済圏構想の理念に立っても、現状で進めるべ き策ではないことを明確にすることこそ、米国の真の友人のなすべきことである。
 
 反対に「米国病」の現状をそのまま受け入れ、日本国内に移しいれる策をとるなら、日米同盟に対する国民の支持は究極的には失われ、良好な両国関係の基礎は崩壊の憂き目を見るのは間違いない。

これの現実化は、やる気と努力で可能だ。米国基準に合わせるのではなく日本基準をTPP基準にすることで日本は守れるしビジネスチャンスも増える。しかも彼の国の国民福祉の向上に寄与することもできる。米国が反対するなら、米国抜きの貿易協定を日本が提案すればいい。

今もぼくちんは、TPPは原則参加しない方がいいと考えている。しかし、自分でイニシアチブをとって各国を取りまとめTPPに変わる貿易協定を作る選択肢を排除すべきではない。それでも参加するならとことんイニシアチブを取って日本基準を押し通せ!と考える。ということで、つぎw!
続きを読む

オウマー日記より

大阪府知事選で、共産党と維新の会が、どちらも違反ポスターを出していたということで、府選挙管理委員会がポスターの撤去を命じたとのこと。

府選管によると、内訳は弁護士梅田章二氏(共産推薦)が214枚、「大阪維新の会」幹事長の元府議松井一郎氏側が174枚


ということなので、五十歩百歩で共産党の勝ちw

それと赤旗にも、ちらっと載っていたが、学校にはいろうとした橋下を断ったのは選挙運動やるなではなくて、ウンコさせないことだったのか。赤旗にはウンコのことは書いてなかったぞwww

2011民青大会民青同盟大会前の委員長の抱負。クリックしたら拡大します。

民青も日本共産党同様、潰れかけているのは読者諸兄はご存知の通り。でもって委員長たる者危機感をもって然るべきなのだが、この通り。全くと言っていいほど危機感がない。

民青の活動の根本「日本共産党のみちびき」から脱しないと、党より先に逝くなこりゃ・・・。

震災対応やTPP反対に県民の信頼受けた 宮城県議選 市田氏会見

日本共産党の市田忠義書記局長は14日、国会内で記者会見し、宮城県議選で日本共産党が2議席から4議席へ倍増させたことについて、「震災や原発事故への対応、環太平洋連携協定(TPP)の問題を通じ、県民の信頼が日本共産党に寄せられた結果だと思う」と述べました。

宮城県の党員たちが頑張ったからでつ。それとこの事件が影響しているのではないか?河北新報の報道によって、自民も民主もかなり県民からの評価を下げた結果、共産が浮かんできたと考えられる。

来週の福島県議選の結果が今回と同様に良いなら、被災地の党の頑張りが認められたと言っても良かろう。しかし悪かったら、今回の勝利の主な原因は敵失でしかない。

いずれにせよ、自ら被災しながらも頑張っていた党員も多いと言うのに、ねぎらいの言葉もなく、どこの県議選で言ってもおかしくないような記者会見をする市田くんもなぁ・・・。

たけし先生、TPP推進派議員相手に、得意げに話しました。ハイライトはここでつ。

「いいですか。米軍向け『思いやり予算』などというものは、日米安保条約にも地位協定にも定められていない、何ら義務のないものなのですよ。それでも出しているから『思いやり』と名がついたんです。

 私たちはこれまでも『出す必要はない』と言ってきたけれども、大震災の復興・復旧に膨大なお金がかかる今年ぐらいは『我慢してくれ』というのは当たり前の話ではないですか。あなたがたは、それすらアメリカに言い出すこともできない。


おおっ、たけし先生、復興・復旧予算の確保は今年限りで決着がつくと考えておられるようです。むしろぼくちんは、今までが序の口で、東電が払う賠償金その他いろいろの本格的な支出はこれから始まると思っておりますた。復興債を起こすのは簡単、問題は支払いでつ。そうそう、たけし先生が急がしていた除染もまだまだでしたね。

そして最後は、こういう時の決まり文句

ほらね、私の言ったとおりでしょ


それにしてもこれ、たけし先生がよく使う言い回しですが、馬鹿っぽいとは思わないんでしょうかね?

志木電子書籍から、「風流夢譚」が発売された。ついで「一九六一年冬『風流夢譚』事件」なんて本も出ているのに遅まきながら気がついた。関連書籍は、ほかにもう一冊出るようだ。

これは、日心会、やまと新聞関係者は絶対に読んでおくべき本である。だって、自分たちの前身である帝都日日新聞が何をやっていたのか、いかに自分たちが歴史の捏造をしてきたのか思い知らされる本だから。いつでに言っとくと、都合が悪くなると公安に言いつけると脅迫するやまと新聞、こうした歴史的経過を知れば公安が自分たちを監視しているとわかるんじゃないのかなw?

何?今の自分たちは関係ない?それじゃまるで、自分たちの過去にほおかむりする日本共産党と同じではありませんかwww


ついでにこっちも、ランキングのクリックしてあげてね(はぁと)

11/14追記
この件で、ちよっと待て、これ読んでから評価せんかいゴルァということで、風水氏から当時の帝都日日新聞のコピーがどっさり送られてきた。

うわぁぁぁ、これって右翼の赤旗じゃんという感想はともかくとして、ちよっとこれは表現の自由と天皇家そして公人及び個人の権利にかかわってくる問題で、ホイホイとは書けないテーマを提示していただいたと理解している。

なわけで、斜線部分は撤回。ただし、風水氏は現在のやまと新聞に怒り心頭だということは明記しておく。

とは言うものの、このテーマを自分は書けるのか?全く自信がない。ひょっとしたらこのまま放置するかも・・・。

大阪高島屋前で行われた大阪ダブル選応援の志位演説
いやはや、いつもと勝手が違って苦しそう。

知事選では、橋下「維新の会」独裁政治ストップを堂々と掲げているのは「明るい民主大阪府政をつくる会」だけだと指摘。「独裁ノー」の審判を下し、「府民が主人公」の府政をつくろうと訴えました。


大阪の多くの市長や、平松派はどうよと突っ込まれたらどうするんでしょ?

その上で「日本共産党は、平松市長とは政策的立場を異にするが、『独裁政治を許さない』という一点で、平松氏を自主的に支援し、党派の垣根をこえた共同の力で橋下氏の野望を打ち砕く」と決意を表明すると、大きな拍手が起こりました。


どうして府知事選は対応が違うのか、突っ込まれたらどうするつもりだろう?

党首たるもの、情況に応じて言い方を変えなきゃならないと思うのだが、志位タンの場合いつも同じことばっかり言っているので、こういうふだんとは違う戦いになった時も、習い性になったしゃべりのクセが抜けないのだろうなぁと想像。

ま、いつかは慣れてすらすら文句が出るようにはなるんでしょうが、それまで党は存在するのかの方が、実は大きな問題だったりしてw

ということで挙げときます。

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追記 一時しのぎ氏より提案のあった追加文献
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追記
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「TPPは安全保障の観点で重要だ。経済と安全保障を別々に論じるべきではない。一体不可分。日本を含む極東アジア情勢を客観的に見るなら、台湾海峡危機など日本の国益に直結する事態があった。中国はその後も軍拡と制空・制海権をめざす動きを強めている。EUはNATOという地域安保スキームが一体化している。BRICS台頭も軍事的圧力増大につながっている。日米関係は、日本だけでなくブルネイ、シンガポールなどの安全保障にも重要と見られている。なぜTPPを急ぐのか。いまスキームづくりをしないと、別のスキームをつくられてしまうからだ。現状で日本の2.7倍のGDPの米国と日本が合体すれば、中国を4:1で凌駕できる。日本が世界の動きを視野に入れて動いたのは、1868年の明治維新と1945年のポツダム宣言受諾だけ。いま、決断の時。日本の国益は、自由貿易体制の維持とシーレーン6000海里の確保であり、南西太平洋やインド洋での米艦隊の支援が不可欠だ」
 
一見もっとものような議論だが、軍事的安全保障関係と経済連携・自由貿易圏を一体的に論じることは極めて乱暴な立論である。「安全保障体制を経済協力体制で裏打ちする」というモデルを最初に打ち立てたのは、今は亡き社会主義大国・ソ連を中心とした東欧諸国のワルシャワ条約機構とCOMECON(経済相互援助会議)である。
 
1991年のソ連邦崩壊と共に消滅したCOMECONは、米国のマーシャル・プランに対抗して創設された1949年以来、ソ連を中心とした外国貿易推進機関としての役割を果たした。「安全保障上の利益」を優先させる立場から、ワルシャワ条約機構の要であるソ連には廉価で東欧諸国の資源を提供したり、逆にソ連製品や資源を高価で東欧諸国が購入したりするようなスキームが形成された。これが悪名高いブレジネフ・ドクトリン=「制限主権論」となり、軍事・経済の”ソ連型“スキームからの離脱や関係希薄化につながるような動きをした国家への”制裁“(1968年のワルシャワ条約機構軍チェコスロバキア侵攻等)を惹起するに至っている。
 
しかし、こうした歪な軍事・経済関係は行き詰まらざるを得ず、1989年の東欧社会主義政権の連続倒壊(ドミノ現象)と最終的なソ連邦崩壊へとつながっていったのだ。崩壊直前期のソ連の国家予算は、50%前後が国防費に充てられるという異常さで、これも国民経済の重大な停滞要因だったのである。同時にこの問題は、”ソ連型“システムを強要された東欧社会主義諸国共通のものだったのだ。
 
ひるがえって、米国とTPPとの関係で見ると、どうであるか。
 
オバマ大統領が提示した2012年度米国予算教書では、2011会計年度の歳入2兆1740億ドルに対して歳出が3兆8190億ドル、財政赤字は1兆6450億ドル(GDP比10.9%)に達する。同年度の国防費は7396億6500万ドル、日本の年間国家予算総額なみで歳入に対する比率は約34%にもなる。「戦時体制国家並み」というべきこの国防費は世界的にみても異常な突出ぶりだ。結果として米国民に対する社会保障や文教施策にしわよせがいき、高失業率、医療難民、社会格差の拡大をもたらしている。こうした傾向は、近年の新自由主義的政策の推進でいっそう深刻化している。
 
TPP基軸の自由貿易・経済圏形成にかける米国のインセンティヴは、こうした国内矛盾解消に向けた自国企業活動圏拡大にある。しかし、これは“米国病”というべき体制的歪みを、我が国を含めた諸外国の社会・経済生活に拡大することになる。これがより深刻な矛盾を生み出すことにつながるであろうことは、確実である。実際、米韓FTAで目のあたりにされているのが、同様な事態なのだ。
 
また、「TPP−日米安保リンク」論者が主張のベースにしている「中国脅威論」も、あまりに一面的である。「日米安保を経済連携面でもより緊密に裏付けて強化」して、中国の”拡張主義“を抑制しようというのだが、一方で日本の対中貿易額は輸出・入共に対米のそれに比べ既に2000年代半ば以降、大幅に上回っている。日本経済の対中貿易依存度はかなり高まっているのに、「対中包囲網」の一環としてTPPを位置付けて参加を進めるなど、対中輸出額が海外輸出総額の20%弱にもなる日本経済の自殺行為に等しい(例=2009年の日本の対中輸出額10兆2356億円で対米同8兆7334億円/対中輸入額11兆4360億円で対米同5兆5124億円―政府統計)。
 
一方、米国の対中輸出額も2008年時点で対日輸出を上回っている(対中714億ドル、対日666億ドル)。「対中包囲網」のTPPで日本を中国経済から切り離し、”漁夫の利“を得ようとの思惑が米国にないともいえないのだ。米国の対中貿易状況だけ見ても、「TPP−日米安保リンク」論者の主張が空疎なことはすぐに判断つくことだ。
 
かつて日米安保を軸とする安全保障体制が形成されたとき、敗戦後の復興に政経両方面で取り組んでいた日本にとって、米国政治と国民経済は手本というべきものだった。特に安定した中流層の勤労者世帯が多数を占める豊かな経済生活は、戦後復興に取り組む日本人が目指してやまないものだった。その意味で、発展段階こそ違え同じ価値観に向けて日米両国の政治と経済運営は歩みを進めていたといえる。
 
ところが、新自由主義政策の波が冷戦終結後に米国を覆い、日本にも「小泉政治」という形で押し寄せてから、日米関係が大きく変化していく予兆を見せていた。あまりに露骨な利益至上主義で日本にさまざまな分野の“門戸開放”をせまる米国の圧力の下で、国民生活を顧みない「構造改革」が続き、雇用など日本の国民生活は短期間のうちに基盤から揺るがされるに至った。このまま、事実上の「米国病」感染推進の新自由主義的政策が推進されれば、半世紀以上にわたり両国で培われた信頼関係が損なわれ、日米同盟の基盤が崩壊しかねない状況だった。
 
こうした亡国というような動きへの反発が2009年の劇的な政権交代をもたらしたことは、間違いない。TPP参加推進をもくろみ、遮二無二進もうとする民主党執行部と官邸は今一度、政権交代で国民に自分たちが何を託されたかに想いをいたすべきだ。
 
いま求められているのは、真の友情に基づいた日米関係を維持し発展させるために日本が何をすべきかである。米国経済の不調、財政状況の深刻さは米国一国にとどまらない国際社会全体の問題である。毎年大量に発行される米国債は中国と日本でその大半を引き受けている。
 
やるべきことは、固有の社会経済制度を米国流に作り替えて「門戸開放」するのではなく、「米国病」というべき深刻な米国財政や経済の不正常かつ深刻な事態を改善する策を米政府に迫り、共に取り組むことだ。「米国病」を感染・拡大するTPPは、自由主義的な経済圏構想の理念に立っても、現状で進めるべき策ではないことを明確にすることこそ、米国の真の友人のなすべきことである。
 
 反対に「米国病」の現状をそのまま受け入れ、日本国内に移しいれる策をとるなら、日米同盟に対する国民の支持は究極的には失われ、良好な両国関係の基礎は崩壊の憂き目を見るのは間違いない。
 
(了)

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