近づく大阪府知事選と大阪市長選は、既存政党対維新の会の戦いとなるのは確実な情勢になっている。日本共産党は相変わらず候補者を立てて戦うつもりのようだが、すでに共産党の選挙戦は終っている。やれるのは供託金を没収される屈辱的敗北か、なんとか没収を免れるかしかない。
そんなみじめな選挙をやらなきゃならない党組織に多少は同情するが、こういう時だからこそ、ふだんできないことをやってみようと思わないのかと、ぼくちんは考える。
何かというと、今回は候補者を出さず、自民・民主を中心とした既存政党か、維新の会か、どちらかの味方をしてみることだ。理由の第一は、キャスティングボードを握ること。しかしこれは接戦にならないと握れない。
第二の理由は、他政党の立場に立ってみると、共産党の選挙では見えないことが見えてくると考えられるからだ。自民・民主側でも、維新の会側でもどちらでもいい。共産党のカンバンを一時的に外し、彼らの選挙に協力し、彼らのためのビラ配りなど選挙活動をしてみると、これまでの選挙では考えられなかったような有権者の反応を党員たちは見ることになる。
これまでピラを受け取ってくれなかったような人が受け取ってくれたり、相手が共産党員だと知っていたら言わないような意見を言ってくれたりするだろう。共産党員であることを隠して「今回共産党は候補者を出しませんでしたね」なんて話を振ってみるのもいいかも知れない。
そうやって他政党の立場に立ってみると、党員たちは自分たちがいかに有権者の心に響くことをしてこなかったかを実感することになる。だって、これまでと有権者が全く違った反応を示すのだから。
そうなれば、自分たちがいかに勝てないことをやって来たのかもわかる。赤旗を熟読するよりもよほど勝ち方を学べるのだ。すなわち、他政党に全面的に協力する引き換えに、勝ち方の実地研修をタダでやってもらおうということ。
もっとも、中央は認めまい。党員が本当に勝利のノウハウを得たら、「お前らの言う通りにしてたら勝てないんだよ!」と中央に刃向かってくること必定だからねぇ・・・。
そんなみじめな選挙をやらなきゃならない党組織に多少は同情するが、こういう時だからこそ、ふだんできないことをやってみようと思わないのかと、ぼくちんは考える。
何かというと、今回は候補者を出さず、自民・民主を中心とした既存政党か、維新の会か、どちらかの味方をしてみることだ。理由の第一は、キャスティングボードを握ること。しかしこれは接戦にならないと握れない。
第二の理由は、他政党の立場に立ってみると、共産党の選挙では見えないことが見えてくると考えられるからだ。自民・民主側でも、維新の会側でもどちらでもいい。共産党のカンバンを一時的に外し、彼らの選挙に協力し、彼らのためのビラ配りなど選挙活動をしてみると、これまでの選挙では考えられなかったような有権者の反応を党員たちは見ることになる。
これまでピラを受け取ってくれなかったような人が受け取ってくれたり、相手が共産党員だと知っていたら言わないような意見を言ってくれたりするだろう。共産党員であることを隠して「今回共産党は候補者を出しませんでしたね」なんて話を振ってみるのもいいかも知れない。
そうやって他政党の立場に立ってみると、党員たちは自分たちがいかに有権者の心に響くことをしてこなかったかを実感することになる。だって、これまでと有権者が全く違った反応を示すのだから。
そうなれば、自分たちがいかに勝てないことをやって来たのかもわかる。赤旗を熟読するよりもよほど勝ち方を学べるのだ。すなわち、他政党に全面的に協力する引き換えに、勝ち方の実地研修をタダでやってもらおうということ。
もっとも、中央は認めまい。党員が本当に勝利のノウハウを得たら、「お前らの言う通りにしてたら勝てないんだよ!」と中央に刃向かってくること必定だからねぇ・・・。