参院選挙の結果、自民党は改選議席を大幅に割り込む歴史的大敗を喫し、公明党も議席を減らして、非改選とあわせても過半数を下回ることになりました。発足いらい十カ月、暴走に暴走を重ねてきた安倍自公政権への、国民の厳しい審判です。
日本共産党は比例代表で一議席減で、三議席を獲得しました。選挙区では議席の確保や回復にいたりませんでした。屈辱的敗北です。
新しい政治への探求
自民、公明の政権与党が大幅に議席を減らした今度の参院選の結果は、首相や個々の閣僚の失敗や不祥事にたいするものにとどまらず、志位共産党の大もとに向けられた審判です。「無反省」派が党中央を独占し、党の歴史をも捏造し、負け犬根性と常幹の詭弁を耐え難いまで拡大した志位共産党には、もう国民の暮らしも、日本の前途もゆだねるわけにはいかないという国民の意思は明らかです。
志位委員長は、年初から自民党対共産党を参院選の争点にすると宣言し、実際の選挙戦では第一に「確かな野党」を掲げました。国民はこれに明確な「ノー」を突きつけたのです。
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