日本共産党・民青同盟悪魔の辞典+

日本共産党や民青同盟、またやりよった……ぼやきのブログ



入党決意者   146人
日刊紙   4548人減
日曜版 2万3104人減
電子版      8人減

あと一息で三万オーバーの減紙。赤旗は従来は3月減らして4月で取り返しだったのですが、近年は4月に取り戻せず5月にやっとふえるバターンだったのですが、この後退の大きさから考えると5月も無理かも知れませんね。 

8中総は、特別期間(旧党勢拡大の大運動)が開始されるのは火を見るよ明らかなことですから、5月の取り返しでプラスに持ってきて勢いを感じさせる算段なんでしょうが・・・これで減紙だと目も当てられない。


とうとう入党決意者も500人オーバーも夢になってきているような感じですね。
 

 

ということで、SATOたんと

ソヴェト=ロシアにおける赤色テロル(1918~23)―レーニン時代の弾圧システム
セルゲイ・ペトローヴィッチ メリグーノフ
社会評論社
2010-05-01


騙されるな!これが真実のレーニンの「国家と革命」だ!
 
 レーニンは、政治指導者だったのだから、彼が紙の上に書いただけの「国家と革命」よりも、ロシアにおいて、現実化した、「国家と革命」の実態の方が1万倍も重要であります。
 そこで、まだ読んでいない方(特に「国家と革命」の愛読者)がいらっしゃったら、絶対に読んでほしい一冊が、「ソヴェト=ロシアにおける赤色テロル(1918〜23) レーニン時代の弾圧システム」(社会評論社 2010年、梶川 伸一(金沢大学元教授、ロシア史)訳・解説、S・P・メリグーノフ著)Iです。これは、まさに現実化した、レーニンの「国家と革命」の実態を暴露した本になります。
 原著はレーニンの没年、1924年の刊行、著者メリグーノフは、トロツキーと同年の1879年生、ナロードニキの流れをくむがテロリズムは否定する、穏健社会主義政党の人民社会主義党員として、帝政にもボリシェヴィキ=共産党専制体制にも闘い続けた政治家・歴史家です。

梶川先生の序文よりー「スターリンの恐怖政治に頻出する、反ヒューマニズム的行為は、決してスターリンの独創ではない。国家によって人間としての最低限の権利さえも蹂躙されるような、「赤色テロル」がシステムとして、民衆を圧殺するために十月政変(いわゆる「十月革命」のこと)直後から機能していたという事実は残るのである。これは、ボリシェヴィキによる民衆支配の本質である。(中略)そろそろスターリン体制以前の、レーニンやトロツキーの支配の実態にも眼を向ける頃ではないだろうか。当時のヨーロッパ左翼インテリがこぞって、ソヴェト=ロシアの惨状に眼をつむっていた愚行から、そろそろ決別すべき時期ではなかろうか。」
 この本が刊行されてから、さらに13年経過しましたが、その後もヨーロッパのみならず、世界中の左翼インテリは、ロシアだけでなく、中国、北朝鮮等々の惨状を十分に検討することなく、眼をつむり続けていたようです。今、レーニン没後から約一世紀になる、この2023年現在において、そのツケを支払わされているのだ、と私は思っています。
(梶川先生の解説は、宮地健一氏のホームページでも読めます(www2s.biglobe.ne.jp/~mike/kajikawaterror.htm)。試し読みしたい方はご覧になってください。)
 
 (補論)本書にも出てきますが、著者と同様にレーニン、トロツキー、ジェルジンスキー(秘密警察の長)らによる「赤色テロル」社会主義を 徹底批判していたのが、マルクス、エンゲルスの直弟子で、第二インターナショナル時代の最高のマルクス主義理論家として、、マルクスの遺稿の整理・編集にもあたった、カール・カウツキーだったことも確認しておきましょう。この人的つながりからいっても、レーニンがマルクス、エンゲルスの思想的後継者である、ということはあり得ないことだ、と考えられますね

「国家と革命」読まないとワケワカかもしれないが、日本共産党創設時〜ソ連崩壊までの間にもにもこのあたりのことは知られていた。で、日本の共産党員はほうかむりと言うより、おれたちはもっとうまくやる(あんなひどい社会にしないという意味ね)と思っていたような節がある。実際、過去の学園闘争経験者が当方に書き込んだコメントにも、そんなのがあった。

ハスカップたんのおすすめ 



 二分法で敵味方分けるといえば共産主義ですが、ポリコレとアイデンティティ政治もまた社会を分断するというのは興味深かったです

「地獄への道は善意で舗装されている」単純な正義観を振り回すとそうなるってことですね。

追記・3冊になったw



目次だけでもご覧下さい。
あの、松竹伸幸氏が2020年秋に出した本です。安倍総理の突然の辞任、そこに至る背景、安倍政権の強みと弱み、そして今後の戦い方(野党共闘の進め方)を論じた本です。
 安倍政権を「力で」倒せなかった、このままの流れでは菅政権も倒せない、運動の再構築を、といった概要だったと思います。

そして、この本の内容は【党の決定に反する意見を、勝手に発表することはしない】という党規約に照らしては、どうなのでしょうかね?

 発刊された2020年当時は、問題にすらされませんでしたけど・・・。
 党の公式見解で「安倍政権は倒れたのであって、倒したのでは無い!」と聞いたことは一度もありません。つまり、党と異なる意見を、勝手に発表しています!

なぜこの本は問題視されなかったのか? なぜ『シン・日本共産党宣言』だけが問題視されたのか・・・? 謎はさらに深まりました

※松竹氏の、4月20日のインタビュー動画がありました。参考までに



以前からリベラル界隈のアレな面々が偉そうにレインボーフラッグ振ったりしていたのに当事者たちか反旗を翻した・・・そりゃそうなるわ。

倉林明子などは、その点ちゃんと分かっていて、どこまで踏み込めるか熟慮を重ねた見解を発表していたと記憶しているか、リベラル界隈には明子たんほど賢い人はいなかったのでよく炎上していた。当事者たちはそんなリベラルパヨクの姿を苦々しくみていたのだろう。

結論・共産党にも多かったパヨクは反省するようにw
 



ということで、専従の賃上げとか要求してストライキやろうぜwww
ストライキやったからと言って党破壊の策動とか、志位たんが言うはずが・・・・あるだろうが、それでこそ国民の嘲笑を受けて、あまりの恥ずかしさに党改革が進むだろうwww


 




どこまで効果があるのか未知数だが、やる価値はあるだろう。
なにせ人に要求することはあっても、要求されるとぶち切れる党だからね・・・そんな姿を見せるのも効果的だろうとw

 

化学一般労連・東海大王製紙パッケージ労働組合は96時間(4日間)ストライキを実施し、会社回答額の上積みを勝ち取りながら交渉を継続しています。

今年の春闘は賃上げがトレンドになっていて、多くの会社で賃上げ闘争なんかする必要がない状況だと思っていたが・・・こんな会社もあるんですね。 





いつの間にか赤旗が時代に合わせた倍速早送り動画モードを使っていたのにちょっと驚いたが、宮本たけし先生の魅力は倍速ても損なわれませんw

昔のことはずっと掘り返していいようですから、六全協前の暴力政党ぶりとか、過去ホモ議員にざんざん悪罵を投げつけていたこととか、当然宮本たけし先生がついてきた恥ずかしいウソとかも、ずっと掘り返し続けていいようですよw




いっせい地方選もたけなわですが、こんな本が出てました。
連合赤軍事件の時には生まれてもいなかった新進気鋭のジャーナリストが守恒夫を追って行く。
この本で開高健ノンフィクション賞最年少受賞と言うのもうなづける。

<連合赤軍事件とは。今、若者の目線で見つめ直す。>

大学院で学生運動について研究していた著者は、ある手紙に出合う。父から子への想いが綴られたその手紙は、12人の同志を殺害した連合赤軍リーダー森恒夫によるものだった。残酷な事件を起こした犯人像と、手紙から受ける印象が結びつかない筆者は、森恒夫の足跡(そくせき)を追い……。
なぜ28歳の青年・森恒夫は日本に革命を起こそうとしたのか、なぜ同志を殺害したのか、そしてなぜ自ら命を絶ったのか……。
その答えを求め、森の高校時代の同級生、北朝鮮に渡った大学時代の後輩、「総括」を生き延びた連合赤軍の元メンバー、よど号ハイジャック事件実行犯の一人・若林盛亮らと対話する。

――誰だって、「彼」に成りうるのかもしれない。
開高健ノンフィクション賞を史上最年少で受賞した若き著者が、事件を追いながら、いつの世もつきまとう「政治と暴力」を解決するヒントを探る

読んで行くと、「エルサレムのアイヒマン」に到達するのが見え見えと言っちゃ見え見えだが、それこそが今もアイヒマンは過去の遺物になっていないことの証明だろう。

 
もっともアイヒマン研究にはこちらも外せないが・・・
エルサレム〈以前〉のアイヒマン
ベッティーナ・シュタングネト
みすず書房
2021-05-18

 

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