日本の郵便事業というのは、およそ120年前に前島密という策士によって、短期間に全国ネットワークが築かれました。と言いますのも、地方の地主たちに官職という名誉を与える代わりに土地を提供させて、そこに特定郵便局を作ったわけであります。また同時期に始まった郵便貯金で得た資金は、鉄道網の整備に使われ、日本は近代化に成功していきます。
もちろんこれは過去の話でありますが、今でも地方に行けば特定郵便局の役割は大きく、無くてはならない金融機関であり物流の窓口であります。
民営化賛成の議員は「郵貯・簡保のお金が無駄遣いの原因になっている」と言われますが、郵貯・簡保の資金を有効に使う自信が無い政治家や官僚に問題があるわけで、入ってくるお金に良いも悪いもあるはずがありません。また、「公務員を減らす」といっても郵便事業は黒字でありますし、小泉さんがよく言う「官から民へ」というセリフがありますが、国民の満足度は民間より郵便局の方が高くなっており、民間に仕事や金を回したいのであれば、民間がより良いサービスを提供すれば済む話であります。続きを読む
もちろんこれは過去の話でありますが、今でも地方に行けば特定郵便局の役割は大きく、無くてはならない金融機関であり物流の窓口であります。
民営化賛成の議員は「郵貯・簡保のお金が無駄遣いの原因になっている」と言われますが、郵貯・簡保の資金を有効に使う自信が無い政治家や官僚に問題があるわけで、入ってくるお金に良いも悪いもあるはずがありません。また、「公務員を減らす」といっても郵便事業は黒字でありますし、小泉さんがよく言う「官から民へ」というセリフがありますが、国民の満足度は民間より郵便局の方が高くなっており、民間に仕事や金を回したいのであれば、民間がより良いサービスを提供すれば済む話であります。続きを読む