日本共産党・民青同盟悪魔の辞典+

日本共産党や民青同盟、またやりよった……ぼやきのブログ

タグ:当別町長選

本日の北海道新聞の当別町町長選の分析記事が載っている。
道新の分析は、6500票以上の得票を目指していた泉亭陣営が無名の新人相手に苦戦、5500票しか取れなかったことをもってタイトルが「町政への批判浮き彫り」

渋谷陣営は、「これだけの票を集めたのは町の閉塞感と、いかに町民が町政に不満を持っているのかの現れ」と分析。勝った方は焦り、負けた方は今後に自信をつけたような論調だ。

泉亭氏は開票結果について
「三期目で72歳という高齢であり、当初から甘く見てはいけないと考えていた。これまで(町議も含め)12回選挙をやってきており票差(の比較)は意味がない。勝ちは勝ち、誠心誠意、町のために頑張るだけだ」

ちなみに兵庫県知事選で、共産党候補がことのほか得票を増やしたものの、圧勝した井戸知事の弁

県民の声をきちんと受け止め県政を推進する。そのことを堅持していかなくてはならないと思った

大差で3選を果たした兵庫県知事選から一夜明けた6日早朝。神戸市中央区のラジオ関西で生番組に出演した井戸敏三(63)は、選挙結果について「いろいろ反省点がある」とした上で、かみしめるように言葉を続けた。3期目の抱負を語るには重い口調だった。


逃げ切った泉亭、圧勝の井戸。ま、そういうことです。

一夜明けて、当別町長選の新聞記事が出ている。渋谷開票記事

泉亭氏の述懐

厳しい選挙になることは予想していた。予想より票差は大きかったというのが正直な実感」
「相手候補も立派だった。本年度から始めた第五次総合計画を着実に実行させていきたい」

かなり堪えた様子だが、まぁ三選されたのですから、まぁがんばってください。

それより今回の選挙で評判を落とした日本共産党当別町委員会、現在も1議席しか町議会に議席はないが、二年後守りきれるかなw?

渋谷俊和氏のメッセージが届いたので掲載
渋谷9-2渋谷9-1
渋谷氏、そして選挙運動に携わった皆様、ご苦労様でした。

この、まれに見る変な構図で戦われた選挙戦、大変参考になりました。

実はぼくちん、共産党や革新系の選挙の経験はないのですが、保守系の空中戦を戦う選挙は何度かやったことがございます。

保守だ、革新だとかいうのではなく、今回のような変な構図でも、空中戦にはあるノウハウがあることが今回の選挙の観察でよくわかりました。

次の選挙には、このノウハウ、活かさせていただきますw

当別町長選挙結果
10時37分確定
泉亭俊彦 5583
渋谷俊和 3937

なかなかに面白かった選挙戦だが、泉亭氏の逃げ切りといったところか。
ま、それにしても日本共産党は前々回(前回は無投票)の町議会議員選挙で404票、ビリから二番目で一人当選させるのがやっとという実力なので、かりに渋谷陣営についたとしても、この選挙は逆転させることはできなかったろう。

しかし、今回の日本共産党の動きは、次の町議会議員選挙でその評価がされる。日本共産党は、自党議員がいない選挙区を「空白区」という。

当別町が二年後あたらしい空白区になったら、それは日本共産党北海道委員会、君たちの責任だwww

ふみさまの指摘で、間違いをハケーン。
正確には2議席でした。ただ今は1議席になってます(だから間違ったorz)

当別町長選、選挙活動は午後8時をもって終了。

本日あった、部外者にはたれ込みとも怪文書とも判別しがたいコメント投稿に対し、泉亭陣営から「事実無根だ、削除してくれ」「中傷の証拠として削除しないでくれ」みたいなメールが来るかと予想していたのだが、来なかった・・・。

当blogは以前から、スパムを除き削除はしないことを公言している。もし警察ざたになったらキチンと書き込みを行った者のIPアドレスくらいは教えるというか、それくらいしかやりようがないし、証拠として残すくらいのことはするということで「削除してくれ」と言ってこられても削除する気はないのだが、なんとなく寂しいw

渋谷陣営は、共産党からは敵扱いされ、その共産党が泉亭陣営についているのに「元共産党」を攻撃材料にされるという、ひでぇ状況の中での選挙戦であった。

保守勢力もこれには呆れて、もともと保守系候補である泉亭氏を、「泉亭には共産党が付いているんだ」と言って回る始末。

公明党が共産党と一致団結して戦うところといい、保守勢力が保守系候補を「あいつは共産党だ」と言わなきゃならないところといい、当別町長選は近年まれに見る変な構図でたたかわれた選挙である。

結果がどうなるのか、かなりの選挙通でも予測は困難だろうと思う。そしてあり得ないことが何度も起きてきたこの選挙戦。今夜当たり、また動きがあるかも知れない。そう、ここでw

ということで、深夜に戻ってきますが、本日はこれにてお出かけ。


いやはや、昨日書こうかな?どうしようかな?いや、正々堂々やっているようだからやめとこと思っていたのが、「おい、闇ビラ攻撃とかすんじゃないぞw」

泉亭市長を公然と応援する公明党が選挙を争うとき、投票日二日前の朝闇ビラが発見されるのが通例なのだが、ビラは出ないがこんなことやっているのか。

政治将校氏からの情報

せんてい町政が共産党を含むオール与党体制であることが発覚!

生活ネット議員がいなくなった後、議会では学校からプールを無くし、高齢介護センターの入浴サービスを週2回に減らす予算に満場一致賛成、町営保育園廃止の行革案にも共産党が賛成(笑)

しぶや候補に対しては、せんてい陣営と同盟して党をハレンチ行為で除名されたとか、だからセクハラの筆坂氏の応援を受けているとか口コミで流し、それを公明町議が街頭演説する始末

ひそかにしぶや候補を応援する末端党員もいるけど、議員や指導部は反しぶやで腐敗町長勢力と公共共闘までして同盟。

ところで渋谷除名問題は高裁で共産党民商側の全面敗北判決が出て、上告せずこれが確定。共産党が町民や党員に流すデマはゆるしがたい

しぶや勝利は、反人民的な腐敗共産党への審判となります。全国の反共産党人士の方々が総選挙に先立ち、不破私党の腐敗官僚集団と化した共産党に審判を下すため、力を貸していただけますようお願いします


いやはや、日本共産党に都合が悪い者を潰すためには、公明党とも共闘するんですな日本共産党はwww。さすが痴漢で逮捕された可知正元中央委員を除名せず、かばい通す党だわwww

ま、共産党がいざという時どれほど卑劣なことをするのかは、当blogにもさんざ書いてきたし、読者からの報告もたくさん上がってきているけど、さすがに公明党と共産党が共闘を組んだというのはなかったと思う。

実際、泉亭陣営のそうした態度に呆れかえって保守系の議員からも怒りの声が上がっているらしい。そりゃそうだろうというか、日本共産党当別町委員会は、なぜ、あり得ない公明党との共闘を組んでまでして泉亭町長を守ろうとしているのか。これは、大変興味深いことである。

それにしても共産党と公明党が組むなど悪夢だよw
全国の反共産党、反公明党諸兄にとっても、この選挙は長く記憶されるのではないだろうか。だって、あまりにもwww

クニチュウの当別レポートが来たので、公開。
このクニチュウ(国忠崇史)という方は、日本共産党系の日本労協連の不祥事を告発しようとして不当解雇にあった方で、労協連と対抗するために日本共産党に入ったものの相手にされず放っておかれたが、士別の党組織から請われて士別市議選に出ることになると、突如日本共産党中央委員会は「党籍がありません」としてはしごを外したという目にあった方でつ。詳しくは当blog右横に表示されているCategoriesの「2006士別市議選」を参照

7月21(町長選告示日),22の両日、当別町をまわって感じたこと

【当別の特徴】

北海道には珍しく、街路の入り組んだ旧市街地があり、碁盤のように「条丁目」に整然と区画整理された他のマチと異質である。

当別は1870年代、伊達藩士によって開拓された。これは道南の伊達市(道民の多くは「伊達紋別」と呼ぶ)と同じである。伊達藩がつくる街は外敵の侵入を防ぐために複雑な構造をもった。


大都市・札幌と隣接している。このことは当別のベッドタウン化を促し、町政に関心は薄いが町民税は給与天引により納めるという多数の新住民を生み出した。旧来の当別町支配層(?)が温存され、大きくなる財政規模と利権とを仲間ウチで分配し合う寡頭支配が行われている。

私が思うにこの様な事態はベッドタウンで起こりやすく、当ブログ読者には説明するまでもない東京都狛江市(前市長のバカラ賭博と失踪)や、石川県野々市町(県都・金沢市に隣接、かつて大規模な選挙買収事件があった)で起こった過程に類似して見える。


町内北部に建設中の「当別ダム」をはじめ、大型土建プロジェクト期成へ向けた標語類はやたら多いし、「土地改良区」の事務所がメインストリートにあるなど、イマドキやたらと土建系が前面に出過ぎである。他方で町営「東町団地」など老朽化したまま放置された住宅があり、町立保育所・幼稚園なども(太美保育園を除き)遊具がさびていたりと、いわゆる民生に関しては立ち後れた印象が否めない。

(私立保育園長兼経営者として言わせてもらえば、あんなオンボロ施設をいざ民間委託されても、民間事業者にしたら暖房費が心配で受託したくない。)


【渋谷としかず・立候補の波紋】
私は旅人に偽装し、地図を片手にJR学園都市線・石狩当別駅周辺の旧市街を散策しつつアチコチで住民に接触してみたが、観光客など皆無のマチゆえすぐに素性がバレ(笑)、渋谷陣営応援でヨソから来ていると告白せざるを得なくなった。しかしおおむね、応対した商店主や老人には歓迎してもらえ、話を聞かせてもらうことができた。

ある女性は、このマチの寡頭支配を「140年間変わらない」と表現していた。確かに、伊達藩の殿様の末裔がちょっと前まで町長だったり、
ほかにも現役の顔役の姓をとった「○○会館」だのが異様に存在感を放っている。

「伊達記念館」「伊達別館」という文化遺産も旧市街にあり見学自由・無料となっているのだが実際は伊達家の誰かを呼び出して開錠してもらわないと入れないなど、観光事業もヤル気がない。ただこれは寡頭支配のなかの分裂が影響しているという説も、町民から聞いた。つまり、保守層・旧住民層も以下の二者に分裂しているのだ。

A= 伊達氏をはじめとする「正統開拓民末裔」
B= 泉亭俊彦町長とそのファミリー土建族

Aのなかの特に危機感が強い一部分に渋谷支持の波紋がおこり、勝手連へとつながってきている。渋谷陣営は情報戦において、このA勢力を完全に味方につける必要がある。

【当別復興・クニチュウの提案】続きを読む

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当別町長選四日目
泉亭陣営のみなさまもここを読んでいただいているようです。本日深夜0113にアップした内容、早速お読みいただけたようで、農産物「加工・情報発信基地」を作る政策を本日からピタッとおっしゃらなくなったとか。

これが日本共産党のアフォな候補者だったら、何度教育してやっても懲りずに「企業は内部留保をはき出せ」とか言い続けて失笑を買うのだが、当然そこまで馬鹿ではないというか、泉亭氏を日本共産党大阪府委員会副委員長宮本たけし先生と比較するのは、いくら何でも失礼ですね。すみませんm(__)m

ただまぁ、泉亭氏が悪いわけじゃないが、泉亭町長が代表理事をやっていたJAって、この方面弱いんだよね。なにせこの方面を仕切っているJA全中の幹部は講演すると「私がフィリップ・コトラーのマーケティングを1時間で教えます」というので有名なんだが、コトラー本は、はっきり言って電話帳w。普通に読んでも一週間はかかる代物だ。

そんなエッセンスを1時間半程度の講演でしゃべろうってのは無理だし、コトラーマーケティングの小手先レベルのことなんか、だれでも知っていること。なのにそれをコトラーコトラーと枕詞をつけて得々としゃべるという御仁。

コトラー自身は、ものすごい博識の方で、わかりやすい、いい本を書いている。だがJA全中は、上からしてこんな調子だから、コトラーを活かす能力のある人材はいない。当然、その下で指令を受ける各地のJAのレベルもそれほど高くないのだ。

対する渋谷氏は昨日の北海道新聞を読んで、朝からもっとわかりやすく、詳しく農業振興について言って回っている模様。

それと今日、選挙公報が出たが、渋谷俊和選挙事務所では朝から電話が切ったら鳴り。切ったら鳴りしているとか。当然「引っ込め!」「降りろ!」なんて電話をかけてこられているのではない。

まだまだ選挙公報の宣伝力は侮れない。

昨日夜入ってきた号外渋谷号外

私たち、札幌新栄商工会、そして札幌ライラックの会で渋谷所長と悪政や多重債務とたたかってきた者にとっても、生涯二度目がないのではないかというドラマが起きています。

知らんふりしていた日本共産党北海道委員会を無視して、地元の共産党員も動きだし、ますますヒートアップしている様子。

なのでちょっと燃料を投下する。
泉亭町長は、北海道新聞に。当別で200ちかい農産物ができることを挙げて、農産物「加工・情報発信基地」にすることを提案しているが、そんなこと本気でやったら潰れるよ。

多品種少量生産のノウハウも知らない人たちが、いきなり200種類の農作物の加工、それも商品性のあるものを作るなんて無謀もいいとこ。

だいたい農産加工で成功したとされている農業法人や生産組合で、そんなに多量の加工商品をラインナップしているところがあるか?ない。

なぜか?そんな複雑怪奇な経営管理なんか、世界レベルのノウハウを持っていなければ不可能だから。

だいたいこの世界のモデルと言える伊賀のもくもくファームがいったい何種類の農作物で商品作りをしているのか。基本はたった三種類だ。

大分県平松知事の一村一品運動がなぜ成功したのか本気で調べたら、一村が一品に経営資源を集中したことが成功要因だとわかるはず。

こういう論争したら、町長選も、もっと面白くなるだろうなぁ。

当別町長選、両候補の主張の中で、両候補とも主張がそっくり重なっているのが農業振興問題。
本日の北海道新聞朝刊によれば、どちらも当別の農産物の「ブランド化」を目指しているようだ。記事では泉亭氏の方がこの方面の記述が多い点、より熱心に見える。

実際のところ「ブランド化」なんてテーマは、民商という、まがりなりにも商業の一線にいた渋谷氏の方が、農業団体役員と町議会議員のキャリアが長い泉亭氏より強いはず。

渋谷陣営が逆襲に転じるか否か、注目される。

渋谷7-2渋谷7-1



渋谷俊和氏は、日本共産党からこんな目に遭わされていたのにもかかわらず、実は赤旗配達所を自宅に置いたままだった。除名処分を受けた元党員宅に、今の今まで配達所があったと言うこと自体開いた口がふさがらないのだが、「長い間お世話になりました」ということで配達所は撤去されたという。

ちなみに、当別町委員会との関係は悪くなかったようで、渋谷氏も撤去しろと言ってなかったみたいだが、さすがにばつが悪くなったといったところか。
渋谷ポスター
町委員会の町長選挙への対応は「自主投票」。ただ町在住の党員からは「渋谷を応援しろ」との要請も入っているそうで、もともと関係は悪くないので応援はしたいのだろう。しかし、道委員会の顔も立てなきゃならないから、苦衷の選択で「自主投票」なのだろう。

明日も筆坂秀世氏が当別町に入るが、他にも豊島民商を不当解雇された樋山直道氏や彼を支援する党員グループが応援に入るとのこと。北海道のみならず、各地から現役共産党員、「ヤメ共」問わず応援に入るという。そりゃ、100%負ける選挙よりは、まだ勝ち目のある選挙やりたいわなw

現役共産党員と「ヤメ共」が公然と共闘する選挙戦はもおそらく初めてではないかと思われるが、日本共産党北海道委員会は総選挙の準備で忙しいのか、音無の構え。

ある意味可哀想なのは、現町長、泉亭氏である。渋谷陣営は泉亭陣営と町長の議席を争うし、どちらも楽な選挙ではないのだけど、実は渋谷陣営には泉亭陣営は眼中にない。

眼中にあるのは、東京千駄ヶ谷の日本共産党本部
。現役党員も公然と応援していると告知しているのだ。反党活動のかどで切れるもんなら切ってみろ!。

党の支援がなくても、いや、党の邪魔が入らなければ、俺たちは戦えるし、勝利をもぎ取れるのだ!

渋谷陣営にあるのは、我々は現代の日露戦争を戦っているのだという思いではないか。日露戦争の勝利が、どれほど植民地解放闘争にたずさわる志士たちに希望と自信を与えたか。当別町長選の勝利は、党員に何をなすべきかを明確に問うことになるのではないだろうか。

7月21日に告示、26日投票の当別町長選・渋谷陣営は、体制が整った模様

渋谷俊和選挙事務所
石狩郡当別町太美町1695番地
電話ファックス0133-26-4310

寄付をしたい方は、次の銀行口座に送ってください。
振込み先 北洋銀行 北十五条支店
普通 4472685
しぶや俊和を支援する会 代表 北川一夫

現地情報
渋谷氏と町長の議席を争う現職泉亭町長は、青年会議所が提案した対論演説会の参加を断った模様。
こらこら、泉亭町長、町長報酬の件を攻められるのが怖いのか?

渋谷氏は町政の経験がない。財政の現状を一番よく知っている現職がこの主張に反論できないのか?

ちゃんとした町政をやっていたら、敵がここまで手の内を見せているんだ。「あなたのやり方は無理。そんな提案をする奴は町長報酬を半分にしても高い」くらいのタンカは切れないのか。

ま、それも賢い選択かも。とっても頭が悪いのに、その自覚がなくてタンカ切っては馬鹿にされる若林義春日本共産党東京都委員会委員長や、大阪府委員会副委員長宮本岳志よりはマシには違いないw

現地からの報告
八年ぶりの選挙と言うことで、当別町民の関心は高まっている様子。北海道当別町青年会議所が張り切って選挙告示前に対論演説会をやりたいと渋谷陣営に提案。渋谷俊和氏は承諾。

泉亭町長が受けて立つかは現時点では未定だが、たぶん参加するだろうとするのはbusayo予測。

準備はフルピッチで進んでおり、政策ポスターの裏側もこの通りできた模様。そろそろ印刷かな?


渋谷ポスター裏

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