先の郵政総選挙で間違って当選し、大いに話題をまいて現在北海道一区の公認を取ろうとしている杉村太蔵議員、なかなかいいことを言っている。

「自民党のある意味での強みというか、素晴らしさというか、これまでに政権政党として戦後長くこの国の政治を担うに至ったその訳が、私はこうした熾烈な権力闘争を常に党内において繰り広げている点が挙げられると思います」と、派閥を肯定したかのような珍回答を寄せている。

珍回答じゃなくて、本音で言っているんだろう。実際自民党内の権力闘争は凄まじい。よく「女の敵は女」なんて言われて、女の嫉妬心を揶揄されるけども、こと政治の世界に関して男の嫉妬の方がえげつない。いつ何時、身内に刺されるか分かったもんじゃない。怖い世界ですよ。

そう思いながら、共産党の権力闘争って、昔はあったが近年はとんと聞いたことがない。不破タンの茶坊主ばかりで、内部で権力闘争をやったことがないから、対外的な戦闘能力も劣ってしまうのだろう。

ということで、そんな中で必死に生き残りを図ろうとするタイゾーくん、今回自民党の公認をとれても当選は難しいだろうが、これで当選したらどの共産党代議士よりも遥か上の政治家になれるね。だって、横路のクビ取るんだもん。志位タンにもできないよ、これは……。