日本共産党・民青同盟悪魔の辞典+

日本共産党や民青同盟、またやりよった……ぼやきのブログ

カテゴリ: 読者投稿・日本共産党について思うこと

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議席を確保したから踏みとどまったのか、それとも得票率を下げつづけているのだから負けたのか。そのあたりの評価は人それぞれあるようですが、少なくとも ここ2、3年の共産党の選挙結果はけっして満足できるものではありませんし、今回の選挙結果も反転攻勢という具合にはならなかったようであります。

今回の選挙でも詳細な総括が出てくると思われますが、共産党幹部たちはどうやら自分達には問題は無かったんだと言いたいようで、赤旗の記事を見ていますと「確かな野党の訴えに共感が広がった」「小泉政権と国民の矛盾が広がる」といった言葉が目につきます。

小泉政権での政治が国民の願いと矛盾していくのはそうかも知れませんが、それは自民党と国民との問題であって、共産党には関係の無いことであります。党幹 部は評論家ではないのですから、それを予言したからといって何の意味もありません。問題は党幹部が訴える政策が国民へは届かなかったということでありま す。 続きを読む

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選挙が終わってからというもの、私は目を皿のようにして赤旗を読んでいるのですが、「選挙に負けた」という記事がまったく出てきません。

ご承知のとおり、今回の選挙はたくさんの人が投票所に足を運んだために、投票率が大幅にアップしております。ですから得票数が伸びたからといって、単純に 「前進した」とは言えなことは少し考えれば分かることであります。しかしながら党幹部は現有議席を確保できたことを良いことに、今回の選挙を「反撃の足場 が出来た」「踏みとどまった」などと実態から目をそらした甘い自己評価をしております。

「人は転ぶと坂のせいにする。坂がなければ石のせいにする。石がなければ靴のせいにする。人はなかなか自分のせいにしない。」という諺がありますが、以前の共産党なら負けた原因を外に求めることば
かりしていましたので、この諺がピッタリと当てはまったのですが、今回はとうとう転んでいることすら気づいていないようであります。

転んだ人が転んでいることにすら気づかないと、立ち上がることなどありません。そう考えると共産党もこのまま転がったままになってしまうのでしょうか。

罵詈総論でした。

先の選挙で大敗を喫した民主党は、辞任した岡田代表の公認選びに入っております。

当初、話し合いでの一本化を模索する動きもありましたが、先日相次いで二人の有力議員が立候補したため、正々堂々と選挙で選ぶことになりました。

民主党の一連の動きは、各マスコミも注目しているのですが、考えてみれば先の選挙も自民党の内輪の争いが最も注目され、その波紋が選挙全体を飲み込んでいったように思えます。

一つの政党の中に派閥があり、権力闘争や政策論争を繰り広げられるのは、その政党に活力があるからだとも言えますし、我々国民はその争いを通じて政策に興味を持ち、有力議員の人となりを知ることもあるわけであります。 続きを読む

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査問の録音が公開されていますが、この問題はそもそも民青の中で起こった問題が、党に飛び火して最終的に共産党が処理した問題であります。

問題の発端となった組織、民青とは共産党の指導のもとに活動している青年組織でありますが、「若い組織」ということを割り引いて見ても同盟員の質はあまり高いとは言えません。

なぜかと申しますと、民青や共産党は同盟員を獲得するために、生活態度に問題のある青年や、精神的な弱さを抱えたままの青年に対して、「ありのままの自分で良いんだ」と全て肯定するところから入るようであります。

そうして問題や弱さを抱えたままの青年に、民青という「居場所」を与えるわけですが、弱さや問題を克服するための取り組みというものはほとんどありません。そのかわりに方針の読み合わせや、共産党の綱領の学習、民青の拡大といった「兵隊」としての役割を与えられるわけであります。 続きを読む

「改革」「ぶっ壊す」と言われる今回の選挙でありますが、ぶっ壊した後、「それから」どんな世の中を作るのか、各党の訴えを聞いてもいまひとつピンときません。

常に変わらないものはありませんし、改革というものはある意味破壊的な行為でありますから、時代の変化に応じて変わっていかなければならないことも、改革に痛みが伴うのも分かるのですが、その先にどんな未来があるのか政治家たちは説明する責任があるはずであります。

小泉さんは4年間のあいだ改革に取り組んできたと言っていますが、貧富の差が広がり、生活が不安定になっただけでありますから、この方向に世の中を持っていこうとしているのであれば、まっぴらごめんであります。 続きを読む

ということで、党員に読んで欲しい記事はここをクリック。

かなり長いので、時間がある時にどうぞ。

二週間ほど前の赤旗をなにげなく読んでいると、例の駒大苫小牧事件の記事が出ていました。記事の最後に「スポーツが本来持っている、不正や暴力に対してたたかう役割」などと頓珍漢なことが書いてあったのですが、それは別として改めて暴力とは何かを考えさせれました。

今回の事件のように物理的な強制力を使った場合、ほんとうに暴力でしか解決できなかったのかが問われるわけです。また物理的な暴力でなくとも心理的暴力と いうものあります。たとえば特定の人の持ち物を壊したりストーキングしたり、友人と会うことを制限したり、人格そのものを否定するような言葉がそれに当た ります。 続きを読む

先日のことでありますが、また背筋がぞっとするような事件がありました。今月の2日のことでありますが、京都の西本願寺の総御堂に刃物をもった男が侵入 し、「門主に会わせろ」などと叫びながら、灯油のようなものをまきました。西本願寺は94年に境内の大部分が世界文化遺産に登録されており、総御堂は国の 重要文化財であります。幸いにも大事に至りませんでしたが、この男
のやったことは許されるものではありません。

男は「西本願寺の靖国に対する態度がなっとらん」と言っていたそうでありますが、こういう事件がありますと、ますます物が自由に言えない時代になったのだ と実感します。浄土真宗本願寺派をはじめ、真宗の10の宗派でつくる真宗教団連合は、小泉首相の靖国参拝に反対し、代わりに「国立追悼施設を作る会」を発 足させておりますが、自分の考えと違うからといって何をやっても良いという事が許されて良いはずはありません。

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昨日の罵詈総論と関連する話でありますが、今回の選挙で共産党の出足が異常に鈍いことは再三指摘しております。そして昨日お伝えしたとおり、党員たちもやや諦めムードに入っているようであります。

しかし党員たちは諦めてしまう前に何かしたのでしょうか。赤旗にも党員拡大の記事はよく見かけますが、党員でありながら会議にすら顔を出さない、いわゆる 未結集党員がまた活動し始めたという記事はあまり見受けられませんし、私の知る党員達で積極的に未結集党員に働きかけている人は知りません。

だいたい、いくら地方での演説といっても、その地区の党員の10分の1が演説を聞きにくれば、聴衆が一桁などということは無いわけです。 続きを読む

本格的な選挙戦に突入しましたが、いまだに我が共産党の出足が鈍いことに私は危機感を抱いております。

5、6年前の選挙であれば、繁華街で党幹部が選挙演説すれば、人だかりができることが多々ありました。赤旗が発表する「2万人」「2万五千人」という数字 は言い過ぎかも知れませんが、それに近い人は演説を聞いていたように思います。しかし、今回の選挙では足を止めて聞き入る聴衆は多くはありません。住宅地 や下町の駅前の演説では、幹部が来ているというのに、聴衆が一桁ということもあります。いったい地元の党組織は何をしているのでしょうか。

今回の選挙は日本の将来を占なう選挙だと言われています。郵政のほかに年金の抜本的改革や、国の借金、そして憲法などの重要な問題がこの後に控えております。

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NHK受信料未払い問題が深刻化しておりますが、NHKの新生プランの中で増え続ける受信料不払い者に対して法的手続きを辞さない方針をプランの素案で示していることが今日分かりました。

今回の素案では民事手続きをとることにまで言及されておりますので、簡易裁判所を通じて支払いの督促を申し立てるなどの「強硬手段」に踏み切るつもりなのかも知れません。

しかし、そもそも受信料の不払いはNHKの不祥事や報道姿勢に対する批判から始まったものであり、不払いの中には「NHKの改革が確認できたら支払う」と している人もおります。今回の素案はNHKの不祥事や報道姿勢を棚に上げ、放送法を盾に受信料を強制的に取り立てるものであり、聞き捨てならぬ方針であり ます。

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今回の選挙で改めて問わなければならない争点がもう一つあります。自衛隊のイラクからの撤退問題がそうであります。

イラクへの自衛隊派遣が12月中旬で期限を迎えることに関連し、民主党は12月に撤退を表明し、共産・社民は即時撤退を要求しております。小泉自民党はす でにアメリカから非公式に駐留延長を打診されていましたが、イラク移行政府から派遣延長の要請があったこともあって、少なくとも12月に自衛隊を撤退する ことは無いと見られております。

そもそも海外での活動に制約が多い自衛隊が、なぜいまだに戦闘が続くイラクに居なくてはならないかと申しますと、それはアメリカの価値観や正義というもを支持する国が必要であり、しかも多くの国がこの戦争に参加したという実績がアメリカにとって必要だからであります。 続きを読む

小泉さんは「郵政民営化を国民に問う」として解散総選挙に打って出たわですが、国民の間でも郵政民営化だけが争点なのはおかしいと言う声が広がりつつあります。

昨日の罵詈総論でも少し触れましたが、大事な争点はいくつもありますが、中でも憲法改正問題は国のあり方を問う非常に重要な争点であります。

今年11月には自民党憲法調査会が改正草案を発表しますし、野党第一党の民主党は平成16年にすでに中間報告案を発表し、平成18年には民主党正草案を発表する予定で、日程はすでに決まっております。

今回の衆議院選挙で選ばれた議員が憲法改正論議をすることになりますから、各政党の候補者は自分達の憲法に対する立場というものを、特に憲法9条の立場を有権者の前で明らかにする必要があるはずで、積極的に訴えないのは国民を煙に巻いていると言われても仕方ありません。

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このブログでも共産党の立候補者数について何度か取り上げられていますが、共産党の公認候補が276人にほぼ決まったようであります。

今までの共産党は、有効に政策を訴えるには政治的意識が高まる選挙期間中に、全ての選挙区に候補を擁立する必要があるとしてきましたが、今回準備不足に加え資金不足のため、全選挙区への擁立が困難になりました。

しかし、それを素直に認めないのがこの党の性質でありまして、7月25日の時点で市田書記局長は、全選挙区への擁立が目標としながらも「候補者を小選挙区に立てなくても比例の得票を出せる方法の探究をしてみたい」と全く矛盾することを強調していました。次に8月8日の記者会見では、候補者が日常的に活動できる選挙区が少ないことをあげて、全選挙区での擁立の見直しを示唆しました。続きを読む

郵政民営化一色で始まった今回の選挙でありますが、ようやく落ち着きを取り戻し、政策論争に議論が移行しつつあります。

最近の選挙ではマニフェストが政党を選ぶうえでの重要な判断材料になっていますが、我が共産党は今回の選挙もマニフェストではなく「公約」を掲げて闘うようであります。

マニフェストと公約の違いを簡単に申しますと、公約が抽象的なスローガンになりがちなのに比べ、マニフェストでは「政策の数値目標・実施期限・財源・方法」などを明示するわけでして、有権者はより明快に判断することができます。
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日本の郵便事業というのは、およそ120年前に前島密という策士によって、短期間に全国ネットワークが築かれました。と言いますのも、地方の地主たちに官職という名誉を与える代わりに土地を提供させて、そこに特定郵便局を作ったわけであります。また同時期に始まった郵便貯金で得た資金は、鉄道網の整備に使われ、日本は近代化に成功していきます。

もちろんこれは過去の話でありますが、今でも地方に行けば特定郵便局の役割は大きく、無くてはならない金融機関であり物流の窓口であります。

民営化賛成の議員は「郵貯・簡保のお金が無駄遣いの原因になっている」と言われますが、郵貯・簡保の資金を有効に使う自信が無い政治家や官僚に問題があるわけで、入ってくるお金に良いも悪いもあるはずがありません。また、「公務員を減らす」といっても郵便事業は黒字でありますし、小泉さんがよく言う「官から民へ」というセリフがありますが、国民の満足度は民間より郵便局の方が高くなっており、民間に仕事や金を回したいのであれば、民間がより良いサービスを提供すれば済む話であります。続きを読む

かわいそうなぞう


今週の赤旗日曜版「シリーズ戦後60年」に評論家の秋山ちえ子さんの平和への取り組みが取り上げられていました。

毎年8月15日になると、秋山さんは「かわいそうなぞう」の話をラジオで朗読します。太平洋戦争末期、軍の命令によって上野動物園の動物たちは次々に殺されていきましたが、最後に残った三頭の象、ジョン、トンキー、ワンリーは頭が良く、毒入りの餌も食べませんし、注射も皮膚が硬くて針が通りません。動物園の人たちはしかたなく餓死させることを選択したわけですが、三頭の象は餌をもらおうと一生懸命芸をします。やがて三頭の象たちは一頭、また一頭と力尽きて軍の希望どおり死んでしまいます。
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衆議院が解散されて10日以上経ちましたが、各党の勢いというものが明らかになりつつあります。今回の選挙は短期決戦なので、言うまでもなく出足が非常に重要になってくるのですが、自民党は分裂選挙の危機感からか、出足が早かったように思います。また、自民党執行部は著名人の候補者を小出しに発表しては、マスコミに話題を提供しています。これは「郵政以外の政策を争点にしたくない」という思いからだろうと思いますが、なかなかしたたかな闘いぶりで選挙の序盤線をリードしているようであります。

方や民主党はと言いますと、最初に郵政問題を避けようとしたことが良くなかったようで、序盤で少しで遅れ気味のようであります。また自民党と連立を組む公明党は、時間不足を取り返すために、学会の婦人部を先頭に組織票固めに必死であります。続きを読む

京大にある石垣を、大学側が撤去するとしたことに反対した学生達が、石垣の上にカフェを作って撤去反対運動を続けてきましたが、先日両者の歩みよりがみられ、みごと問題解決にたどり着いたそうであります。

大学側が歩道が狭くて危ないことを理由に、石垣を取り壊す決定をしたことが事の始まりでありますが、学生達は自分達の意見も聞かず、長年親しんできた愛着のある風景が無くなること、名物となっている立て看板が出しにくくなることを理由に反対したそうです。また、この7000万円もの費用をかけて工事をしたとしても、大学側が言うように交通安全やバリアフリーが実現するとは思えないとしていました。
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独り暮らしの高齢者を狙った悪質な住宅リフォーム業者の被害が深刻化しております。最初は無料で住宅の点検をすると言って近づき、お年よりの不安を煽るようなことを言ってリフォームの契約書にサインさせるようであります。

この悪徳リフォーム業者の脅し文句でありますが、地震の耐震性に関する脅し文句がもっとも多いようで、とくに阪神大震災に見舞われた関西では、耐震性についての脅し文句が常套手段となっているようであります。

なんとも悪どい商売のやり方ですが、お年よりや立場の弱い人の不安を煽り、自分達が救ってやると言わんばかりに近づいてくるのは、何も悪徳リフォーム会社だけではありません。

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選挙戦も始まり各党が選挙公約を発表しました。中でも民主党の公約は500日という期限を切って、改革のスケジュールを公表し、支援団体の連合が反対する公務員の人件費削減まで言及するなど、具体的で好感がもてました。全ての公約に賛成しているわけではありませんが、ムダと不正を一掃するには一番効果がある公約を出していると思います。

一方、唯一の野党を自称する我が共産党の公約を見てみますと、逆立ち財政以外の多くが、何かに「反対」するか、何かを「守る」公約となっており、公約の具体性や対案が民主党と比べてハッキリしないのが特徴であります。共産党は今度の選挙でも、「憲法を守る」「暮らしを守る」を争点すると思われますが、それ以外の分野で、もっと革新的な公約を掲げていただきたいものであります。

共産党の公約だけを見ると保守政党ではないかと思われるぐらい保守的だと思うのは私だけでしょうか。

罵詈争論でした。

一定の考え方にとらわれることなく、どのような事態にも滞りなく対応できることを融通無碍といいます。先日、靖国参拝問題について、いつ参拝するのか明言を避けてきた小泉首相が、今年は終戦記念日の15日やその前後は見送る意向を示唆しました。

もともと遺族会の支援を受けるために、終戦記念日に靖国に参拝することを約束していたのですが、衆議院選挙を控え、これ以上中国や韓国を刺激して、選挙の争点になってしまってはマズイという判断があったからだと思われます。小泉さんの武器でもあった「ぶれない」ということを投げ捨ててでも、実利を選択したわけでありますが、自民党総裁・首相の立場からすれば、これは当然のことだと思います。

一方、我が共産党はと言いますと、先ごろの都議会選挙でも見せたように、投票日前であろうが何であろうが、杓子定規に萩原さんを除籍し、良識的な党員やシンパの方から批判されました。また一部メディアにおいても報道され、選挙には少なからず悪い影響を与えたようです。
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小泉総理が衝撃的な衆議院の解散を宣言してからまだ日が浅いのですが、自民党執行部による造反者潰しが日に日に激化しております。執行部は当初、造反者に対して自民党の公認を与えないと言っていたのですが、最近になって自民党の有力議員を造反者にぶつけるという露骨な追い落とし作戦に出ております。

そもそも特定郵便局の局長さんたちで作る大樹会は自民党の強力な支援団体でありまして、自民党には郵政民営化に反対する議員が多数派を占めております。しかし次の選挙で公認しないといった脅しが行われた結果、造反議員はご存知のとおり少数に留まり、衆議院では郵政民営化法案は通過しました。

小泉さんは独自の理念をもって法案を成立させようと必死のようでありますが、脅しによって多数派になり、さらに少数派を殲滅させようとするその手法は、あまり褒められたものではありません。少なくとも過去の自民党は少数派に対してもっと寛容であったはずであります。続きを読む

格闘技の世界でK−1グランプリというものがあります。K−1の『K』とはキックボクシングのK、空手のK、カンフーのKのことでして、立ち技世界一を決める大会のことであります。ご承知のとおり、K−1は一つのジャンルとして確立し、今や格闘技界の牽引役となっております。

K−1人気にあやかって、芸能界でも漫才日本一を決めるM−1グランプリや、ピン芸人のNO1を決めるR−1グランプリなどもあり、普段見ることの出来ない、芸人同士の真剣勝負が繰り広げられております。
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改革というのはある意味、破壊的行為であるわけですから、改革に取り組むには勇気が必要であります。先日も郵政民営化を掲げて小泉さんは衆議院の解散に打って出たわけですが、小泉さんは可半数を維持出来なければ総理の職を辞職するとまで言いました。

そのことが評価されてか小泉さんの支持率は急上昇しているようであります。これは郵政民営化が評価されたのではなく、行動力への評価だと思いますが、閉塞感で窒息しそうな日本において小泉さんが支持されるのも分からないでもありません。

国民から見た政治家像というのは、選挙の時だけ良いことを言って、後は知らん振り。ご立派な理念を語るわりにはリーダーシップや行動力が無いというところだと思いますが、小泉純一郎という人が郵政民営化で見せた行動力と闘う姿に限定して言えば、国民が理想とする政治家なのかも知れません。続きを読む

先日の広島に続き、長崎に原爆が投下されてから、今日で60年を迎えました。広島と長崎に落とされた原爆は多くの人命を奪いましたが、広島と長崎の違いはと申しますと、広島は一つ目の核であり、長崎は二つ目の核だということであります。戦争を早期に終結させるためというアメリカの主張を百歩譲って受け入れたとしても『長崎に原爆を落とす必要があったのか?』疑問であります。

長崎の原爆とは関係の無い話でありますが、昨日も『必要があるのか?』と思う、衆議院の解散がありました。郵政民営化法案が参議院で否決されたから衆議院を解散するという訳の分からない解散でありますが、そもそも郵政法案が急いで成立させなければならない法案なのか疑問もあります。続きを読む

日本テレビ系列で賛否両論の議論を巻き起こしているドラマがあります。天海祐希さん主演の「女王の教室」がそうでありますが、番組のHPには連日たくさんの意見が寄せられているようです。

知らない方もおられると思いますので、少しだけ説明をさせていただきますと、小学6年生の子ども達と女性教師の闘いを描いたドラマなのですが、主演の女性教師は手を変え品を変え、生徒達を服従させようと色んなルールを作っていきます。たとえば賞罰制度であったり、密告制度であったりするのですが、ひどいことに戦前の日本の五人組を彷彿とさせるようなルールまで作ってしまいます。続きを読む

先日のことですが、台所で洗い物をしていると視界の中にゴキブリが一匹入り込んできました。すぐさま殺虫剤を手にとって、ゴキブリに向けて噴射したのですが、あまり効果が無かったらしく、弱りながらも家具の隙間に逃げ込んでしまいました。

効き目が無かったのは殺虫剤が古い物だったからだと思い、さっそく薬局に殺虫剤を買いに行きました。店員さんにそのことを言うと、殺虫剤というのは一年や二年で薬じたいの効き目が無くなることは無いそうですが、同じ商品であっても毎年少しずつ成分を変えているようです。どうしてかと言いますとゴキブリなどの虫には殺虫剤によって抗体が出来てしまうようで、新品でも去年効き目があった殺虫剤が今年は効き目が落ちることがよくあるらしいのです。続きを読む

いま全国には26万人以上の被爆者の方が暮らしておりますが、平均年齢は73歳に達してしまいました。広島に原爆が落とされて、今日で60年を迎えましたが、悲惨な体験をされた方々が年々少なくなり、いなくなる日も必ずきます。

そうなってしまうと語り継ぐことが困難になり、歴史の風化によって伝えなければならないことが、伝えられなくなってしまうのではないかと心配でありますが、今週の火曜日8月2日の赤旗に嬉しいニュースが紹介されていました。被爆の悲惨さを知らない若い人たちが、追体験をすることによって自分達が語り継ぐ運動をしているそうであります。

彼らは平和公園の碑巡りの企画なども行っているようでありますが、もともと広島の平和公園は原爆の投下された中島地区跡に作られたものです。当時はたくさんのお寺があった地域で、地元では中寺町とも呼ばれていました。
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同じ病気にかかった人がお互いにいたわりあい、同情しあうことを同病相憐むといいます。私も何度か入院したことがありますが、病室では皆さん総じて穏やかになり、憐れむというより励ましあって病気や怪我と闘っていたと思います。左翼にも左翼特有の病気があります。左翼小児病がそうであります。昔の左翼小児病と現代の多翼小児病はちよっと違うのですが、もちろん拙稿は、現代の左翼小児病について考えます。
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