左翼を心の底から懺悔させる本
朝香 豊
NextPublishing Authors Press
2019-11-15


著者紹介によると
中学生に入った頃から知識人願望を強く持つようになり、岩波新書を様々読むようになる。それがきっかけで左翼思想にどんどんと染まっていった。中学生の時にすでに共産主義の古典とされる「共産党宣言」や「空想から科学への社会主義の発展」などに親しんでいた。

その後日本共産党に入党し、早稲田大学では法学部自治会の副委員長にもなる。ただ、党内にいる時から党の方針に疑問を持つことが多く、その後離党するに至るが、その時点では左翼思想の払拭は全くできていなかった。

なかなか読む気にならずに遠ざけていた右派の論客の書籍をたまたま読んでみたことから、自分の中の「常識」を疑うようになる。その中で左翼思想から徐々に脱皮していった。今では左翼思想からほとんど脱皮しているとは思っているが、それでもいまだに自分の中に残っている左翼性に気がつくこともある。 

若い時に共産党に入って、党に疑問を持って離党したのはいいが、今も左翼の影響力から逃れられていないのではないかと畏れる人の手記とみられる。