任命されなかった6人の学者について左派系マスコミや野党は、安倍政権時代に安保法制等に反対したことが理由ではないかと問い質しているが、そればかりでないことが分かる。
 日本学術会議は日本学術会議法が定めた義務をほとんど遂行することなく、逸脱して日本の安全に資する大学等の研究機関やテーマに制約をかけ、また異常に偏った予算配分に関わっているなどが判明してきた。
中略
現行会員にも共産党寄りが沢山いるとされるし、今回任命された99人のうちの20数人も共産党に非常に近い、同党の政策に親和性を抱いているという評価がある。
 日本学術会議は「科学者の総意」を反映しているわけでも、「日本の科学者の代表機関」でもなく、共産党やその同調者の巣窟でしかなかったのだ。改廃も含めて論議しなければならない。