それでは、取り組みの現状はどうなっているでしょうか。昨日の「特別日報」によれば、党員拡大でも、「赤旗」読者拡大でも前進を勝ちとった9月の同じ日と比べて、入党の働きかけで32%、入党申し込みが52%、日刊紙が64%、日曜版が62%という到達となっています。9月の同日は4連休3日目の到達ですから、今日・明日の土日の大奮闘があれば、一気に追いつくことは可能ですが、小池本部長が「率直に言って、現状は、党員現勢での大幅後退、『赤旗』の大量減紙の危機にあると言わなければなりません」と述べた事態は依然として変わっていません。 

ふむふむ

別の地方議員は、「党大会後、数カ月しかたってないのに次の総選挙で政権交代を目指すところまできた。ものすごい発展だ。それをつくってきたのは誰でしょうか。『特別月間』で毎月党員を迎えてきた支部と市委員会の頑張りではないか」と激励し、幹部会決定を支部と党員が「わが身」のこととして受け止められるように援助しています。 

え?

苦難軽減でも、党づくりでも、しんどいときだからこそ、先頭に立って、党活動全体を引っ張っていただいているのは、みなさんです。私はそのとき、「党の宝」であるだけではなくて、「国民の宝」、それが日本共産党の地方議員のみなさんだと、申し上げました。
 ぜひ、この「国民の宝」としてのみなさんの値打ちを、今度は、党躍進の流れを、政治的にも、組織的にも、つくり出すことで、政権交代と野党連合政権実現の機運を、支部とともに草の根から国民の中につくり出す。こういう形で、「国民の宝」としての新しい挑戦を、一緒にやろうではないかと呼びかけたいと思います。 

宝物は大事にとっておくものですが、共産党は擦り切れても使うようです。