紙屋高雪たんが、上記の本の主張に魅力感じて書いた書評。

共産党としては解雇なんかまかりならんということろなのだろうし(その割に党内権力者はやりたい放題なのだが・・ねぇ穀田くんw) 

ま、それはともかく内容は読んでいただくとして、高雪たんの言いたいことは
 逆に言えば“解雇してもいいし、残業してもいいが、ぜんぶルール通りにして、お互いに可視化してやろうよ”――これがホワイト企業だということになる。
ルールや手順を踏もうとしない企業・事業所が多すぎるのだ。
それをコストとしか見ていない。
それが中長期的な利益になるとどうして信じられないのだろうか。
解雇にしたって、残業にしたって、そういう手順を踏む方のがはるかにいいのではないかというのがぼくの率直な疑問である。 

共産党的には解雇を正当化する、こうした主張は党の不興を買うだろう。とはいえ高雪たん、そんなことは百も承知のはずだ。 
おそらくは、こんなこと書いても党からモノ言ってくることはないだろうと言いった判断があるのではないか?あるいは、党もある程度自由に書いてもらって読者の反応を見て政策に反映させようとか思っているのかも知れない。

いずれにせよ、何も起きない可能性は高いと思うが。ちょっと注意して見ておいた方が良さそうだ。