しんぶん赤旗
日本共産党の中林よし子元衆院議員(73)が参院鳥取・島根選挙区(改選数1)に立候補を表明したことに、党内外から反響が広がっています。

 中林氏は記者会見で「安倍暴走政治をストップさせるかどうか、1人区にかかっている。私の人生を賭けたたたかい」と表明。安倍首相の改憲ストップ、日本農業の再生、消費税10%増税阻止の課題を挙げ「野党統一候補としてどうしても勝ち抜いていかなければならない」と強調しました。

 地元紙は10日付で、中林氏の決意を紹介し、野党共闘の統一候補へ協議を呼びかける党の対応を大きく報道しました。

 記者会見した後藤勝彦島根県委員長のフェイスブックには、全国から激励のコメントが相次いで寄せられました。 

中林佳子たんは、79年島根で衆議院議員初当選。その後故正森成二が中国の「当選できる候補が欲しい」という要請を受けて大阪から国替えして当選したものの、体調不良で任期途中に降板したことで中四国ブロックで繰り上げ当選。一度再選されたが、その後3度比例ブロックで出たものの当選できなかった。

そして雌伏十年で最出馬だが、前回選挙の野党統一候補も倍以上の差をつけられて落選した。3年前より地合いは悪い上に立憲あたりが候補を出してくる懸念も残っている。

正森成二が国替えした時より高齢での再出馬・・・体、大丈夫だろうか?