しんぶん赤旗
札幌市民の台所、札幌市中央卸売市場で5日早朝、初競りが行われ、日本共産党の岩渕友参院議員、はたやま和也前衆院議員(参院北海道選挙区候補)が駆けつけました。
ま、それはいい。
日本の農業・漁業生産と食生活になくてはならない卸売市場整備や取引規制の二つの柱を法律から削除し、卸売市場法の骨抜きを押し通した安倍自公政権。共産党の紙智子参院議員は、第三者販売が自由化されれば大手量販店や民間企業が参入、卸売業者の経営と生活が脅かされると国会で追及してきました。 

この一文に日本共産党の卸売市場への認識の浅さが見て取れる。
昔より卸売市場の地位が低下しているのは誰でも知っている。なぜ地位低下しているのかといえば、大規模農家と大手量販店が手を結んで契約栽培を行ったり、農家が直売所やネットなどで直接消費者に販売するようになったからだ。
また、卸の顧客である中小小売店が減っているのも大きい。卸す小売店が少なくなったから自分で小売りに参入する卸も多い。

そんな状況なのに、言ってることがトンチンカン。あくまで卸売にこだわるなら、中国など海外からの買い付けにも応じられような体制整備を提案するべきで、アベガーなど言っている場合ではない。てか、アベたんが総理になるずっと前から卸売業界はそんな調子だったのに・・・

共産党の言うことは、だから有権者の心に響かないのだ。