朝日新聞
共産支持の新顔が現職破った町長選、何が起きていたのか
という記事 

前川氏が意識したのは、「町民の関心に合わせて戦略的に争点を絞ること」。地元では、三つの町立保育所のうち第2保育所を廃止し、来年4月に民間保育所を開所する方針を進めた現職に対し、保護者を中心に「安心して子どもを預けられる保育所なのに、あまりにも唐突な計画だ」と反発が広がっていた。

 前川氏は民営化について、町から納得のいく説明がないと批判。「子どもたちは町の宝。行政が責任を持って育てる」と第2保育所の堅持を訴えた。この主張に保護者らの支援の輪が口コミで広がった。保護者らと連携していた共産も「保育所問題では前川氏に賛同できる」と支援に乗り出すことを決めた

圧倒的な劣勢を跳ね返したのは、町民本位の政策と、ついてきた市民に共産党がおまけでついてきたと言うことらしい。

前川さん、なかなかよいタマだったようだが、元自民で、事実上独力で当選してきた人だからうまくいったというのが実際のところだろう。共産党にもこういうタマがいるといいんだが、そういうタマはよく離党や除籍の憂き目に遭っている。

なので反転攻勢はなかなかやりにくい。困ったものだね。