朝日新聞
前は公開されていた公文書が、なぜか黒塗り――。大津市議会の共産党市議団は22日、市への情報公開請求で非公開にされた市長らの庁内協議での発言などが、かつて市民が開示請求したときには全面開示されていたと明らかにした。市は「事務処理の誤りだった」と釈明し、市議団に文書を全面公開した。
中略
市民センター改革推進室の担当者は「市民から率直な意見を求めている中で、公開情報が誤解を招いて市民の混乱を招きかねないと判断した。過去の開示状況を精査していなかった」と釈明している。市によると、黒塗りの判断に越市長は関わっておらず、市民部長らが決裁したという。
市議団の杉浦智子幹事長は「憲法14条の平等の原則や知る権利を害する由々しき事態で、単なる事務処理の誤りですまされない重大な問題だ」と主張。「市議会で追及されるのを防ぐ意図があったのだろうか。職員が市長を忖度(そんたく)した結果だ」と批判。越市長に謝罪を求めて申し入れた。 

間違いだったと言うなら間違いなんでしょう。 悪意があって見せないなら、それでも抵抗するはずですから。それに憲法十四条を出してくるのは大袈裟w
ただ背景には市議団に不信感があるのかもしれないね。もととも大津と言えばいじめ事件の時に隠ぺい体質が批判された教育委員会のあるとこで、行政にそういう体質があるのを感じていた可能性はある。