俗情におもねり、時流に乗りたい政治家とコメンテーターを重用する新聞・テレビの無責任、無知、無節操への寸鉄! 
東洋思想の第一人者が徒然なるまま、物知り顔の人物の真贋を見抜く痛快エッセイ。
深刻そうに「その時だけの絶対反対」を永遠に繰り返すマスコミ人を嗤(わら)い飛ばします。

・本エッセイで論評されている方々(敬称略)
池上彰 小池百合子 島田雅彦 澤地久枝 なかにし礼 寺島実郎 長谷部恭男 浜矩子 トマ ピケティ 福島瑞穂 前川喜平 山口二郎 小沢一郎 鳩山由紀夫 海江田万里 立憲民主党 ほか


という現在7万部のベストセラーだが、どういうわけか共産党関係が採り上げられていない。一応澤地久枝とか浜矩子とか山口二郎とか、比較的近しい人はそれなりに書いてあるようだ。しかし他党の政治家はいても日本共産党政治家がいないというか、書いてあるのかも知れないが上記の人たちよりも格下扱いされているのだろう。本の惹句に名前が載っていないw

以前から日本共産党は党勢衰退して話題にならなくなったマスコミにもっと自分たちを採り上げろと要請を出していた。今はまさにそういうときだ。だったら、こうやって“敵の論客”に相手にされていない、採り上げてもらえないことも怒るべきであろうw