大門みきしのフェイスブック
週刊文春の記事を見ての感想だが、原田あきらとは全く違う面を見せている。
宮本たけしや原田あきらはもちろん、吉良よし子や池内さおりにも絶対に理解できない視点であろうw
もっとも、財務省内のただの権力闘争のような気も・・・
週刊文春の記事を見ての感想だが、原田あきらとは全く違う面を見せている。
〈こわいなあ、財務省 〉
国会に来たばかりのころ、故・正森成二さん(元衆議院議員)の秘書をしていた方から、正森さんの国会質問は、きびしい追及をしても、相手の首のかわ一枚はかならず残しておくという人間的なやさしさがあったと聞き、感動しました。以来、そんな質問になるようにと心がけてきました(まだまだですが)。
その点、昨今の週刊紙は、あまりにひどい。ひとの首のかわの最後の一枚まで斬ろう斬ろうとしてゾッとします。だから読みたくないのですが、仕事上、国会ネタだけは読んでおくしかありません。
今週の『週刊文春』に「佐川国税庁長官を緊急査察する」という記事がありました。佐川氏が大臣秘書官時代に、国税庁が安く不動産業者に売却した土地を購入し「豪邸」を建てたとのこと。
事実なら佐川氏の官僚としての倫理性がきびしく問われなければなりません。記事のなかで「ある財務省OB」も「倫理性に欠けるのでは」とコメントしています。
ただ気になるのは、だれが十数年前のこんなローカルな国有地売却話を掌握し文春にリークすることができたのか? わたしには当の財務省以外考えられません。
この間の財務省の態度もヘンです。佐川氏が「無い」と言っていた文書を今ごろ出してきたり、否定していた「面談」を認めたり。巧妙に財務省自身の責任はごまかしながら、「虚偽答弁者」佐川氏個人に世間の怒りの矛先がむくように仕向けている。
それはただ財務省本体を守るだけでなく、もっと大きな存在にたいするこれ以上の追及をそらすことも狙っているのではないか。
こわいなあ、財務省。
佐川氏の責任は重いです。しかし「佐川糾弾!」が盛り上がれば盛り上がるほど、陰でほくそ笑む人たちがいることも忘れないようにしなければいけない。目の前の首のかわより、もっと大きな敵を討ちたいものだと、文春の記事を読んでおもいました。宮本たけしや原田あきらはもちろん、吉良よし子や池内さおりにも絶対に理解できない視点であろうw
もっとも、財務省内のただの権力闘争のような気も・・・