しんぶん赤旗

総選挙での日本共産党躍進と大激戦の東京12区での池内さおり候補(東京比例重複)の必勝を何としてもと、不破哲三前議長を迎えた街頭演説が13日、東京・JR池袋駅東口で行われました。市民連合の山口二郎氏(法政大学教授)も駆けつけ、降りしきる雨のなか聴衆の輪がぐんぐん広がり、「共産党頑張れ」の声が上がりました。

 山口氏は「共産党の思い切った決断で、選挙区での一騎打ちの構図ができた」と感謝を表明。「共産党の掲げる政策は当たり前のものばかりだ」として、「偏見や思い込みを捨て、ありのままの目で共産党を見てほしい」と呼びかけました。 

当たり前ばかりじゃなく、ありのままに見て不支持が多いから結党95年も経つのに政権撮れないんですがwというのはともかく、勝てそうなとこしか来ない不破哲三が東京12区に入ったということは、相当な接戦を共産党は予想していると思われる。

前回の総選挙では公明太田の半分しか池内はとれなかったが、野党共闘によって生活青木の票が入るとなると太田との得票数はほぼ同数になる。太田を推す自民党の中には都議会の件で公明に反発を持つ者もいると予想され、浮動票の動きいかんでは、あと一息で勝てると踏んだのだろう。

でもって、まさかの展開で池内が勝ったりしたら、現在准中央委員だが、いきなり幹部会に昇進しそう・・・共産党女性議員の人気株の吉良と池内は、案外党内序列は低くて、吉良はヒラ中央委員、池内は准中央委委員に過ぎない。

この世代の出世頭は、常幹にまでなっている元民青委員長の田中悠、参議院議員の辰巳コータロー、藤野保史あたりだが、小選挙区で勝ったらさすがにヒラ中央委員では収まりがつかないと思うのではないだろうか?かといって常任幹部会まで持っていくのはちょっと・・・となると幹部会委員くらいかな?