革命論集 (講談社学術文庫)
アントニオ・グラムシ
講談社
2017-02-11


グラムシの
本書は、稀代の思想家アントニオ・グラムシ(1891-1937年)が1926年11月8日、前日に成立した国家防衛法違反の容疑で逮捕・収監されるまでの時期に残した主要な論考を精選した日本独自のアンソロジーである。

解説しておくとイタリア共産党の革命家だったグラムシは著作を残していない。リンク先の解説文にあるように逮捕前、そしてムッソリーニに逮捕投獄されてからも多くの文章を書き残したが本にまとめるまでに夭折した。それで残された文章の数々を編者が編んでグラムシ著としている本ばかりである。 

で、ぼくちんも以前読んだが、 かなり歯ごたえのある、なかなかの難物だったのを覚えている。共産党員の知的後退が止まるところを知らない時代に、こういうのを読みこなすのはもはや趣味者しか残っていないのではないかと思うが、以前読んで挫折した人はもう一度試してみるといいかもしれない。

若い時読みこなせなくても、歳くったらわかるようになるって、よくあることだからw