しんぶん赤旗

日本共産党の小池晃書記局長は26日、ラジオ日本の「長野祐也の『政界のキーパーソンに聞く』」に出演し、野党共闘や都議選(7月2日投票)などについて語りました。

 世論調査で安倍内閣支持率が「高い」ことについて聞かれた小池氏は、「注目するのは、支持理由の一番は『ほかに適当な人がいない』です。国民から見て他の選択肢が示されていない。安倍政権に変わる新たな選択肢をイメージ豊かに示していけば、世論は大きく変わる」とこたえました。

 国民から見て、都民から見て共産党が選択肢になっていないことを認めていますね。これはなかなか謙虚な態度ですな。ところが

小池都政と都議選について聞かれた小池氏は、都政の最大の関心事は築地市場の豊洲移転の問題だと述べ、「この問題を一貫して都議会で追及してきたのは共産党です」と主張。 

選択肢のイメージを豊かに示す例が豊洲ですか?
豊洲移転を都が断念したら、建設費4000億をドブに捨てて、新たな移転先探しや施設整備に何年もかかり、その間にも築地の建物が倒壊して使用できなくなり築地の業者が路頭に迷うことは容易に想像できるわけですが、そうなったら批判されるのは、そして恨まれるのは自分たちだと分かってますか?

これでは「ほかの適当な人(党)」に共産党はなれません。
 ま、それでも野党がほぼ崩壊しつつある現状においては、よりマシに見える(実際は全然マシじゃないがw)共産党に支持が集中する可能性も無きにしもあらずですが、そうなった時の支持者は正直感心しないタイプの人たちになるでしょう。

だからでしょうか?赤旗が「共産党が伸びてこそ“光”」だなんて宗教じみたサブタイトルを付けるのはwww