農業協同組合新聞
「隠れ共産党宣言」というタイトルで、小松泰信岡山大学大学院教授が、元民青嫌いなのに共産党支持になっている自分について語っている。

 学生時代の政治的因縁から、日共・民青とは一線を画してきたため綱領を見たのは初めてである。と言いつつも、実は、数年前の国政選挙から同党に投票している。自分史における苦渋の決断と言いたいところだが、理由は極めて単純。農業保護の姿勢やTPPへの全面的な反対姿勢などが一致したからだ。自分の講義や論考の内容と最も一致している政策の実現を目指すならば当然である。なお、自主投票派ゆえに家人にすら投票を依頼したことは無い。
 ではなぜカミングアウトしたのか。それは、自民党が変質し、「農」の世界に軸足をおいた人や組織がまともに相手する政党では無いことが明白となったからだ。だからと言って、解党の危機さえ囁かれている体たらくの民進党や名ばかり野党の維新に期待する気は起こらない。だとすれば、純粋に農業政策を協議するに値する政党は日本共産党だけとなる。
 おそらくJAグループは、真正面から向き合ったことは無いはず。だからこそ挑戦する価値あり。

中略

 「東京で共産党、箱根過ぎたら社会党、村へ帰れば自民党」。東京での過激な発言が喝采を浴びた農業青年の、村における日常を自嘲気味に表現したこのフレーズは、前々回の当コラムで取り上げた山下惣一氏の論考(『地上』2017年1月号)で知った。  
 しかし、村社会でも地殻変動の兆しあり。と言うのも、農業者やJA関係者と一献傾けるとき、我が投票行動を酒の肴にお出しすると、"実は..."の人が確実に増えているからだ。「危険思想として擦り込まれてきたが、何か悪いことをしたのですかね。少なくとも農業問題に関しては、真っ当なことを言っていますよ。自民党よりよっぽど信用できる」とのこと。
 ただし、私もこの人たちも浮動票。共産党がこれらを不動票にする気があるならば、綱領に謳う「国の産業政策のなかで、農業を基幹的な生産部門として位置づける」ことを実現するための農業政策を早急に提起すべきである 

まあ、いかにも民青・共産党を知らない人が転向した(笑)宣言だが、 そんなに気に入っているなら赤旗取ってくれないかw?というのも、何年も前から赤旗には共産党がJAにモーションかけていて、話が弾んだなんて記事が何ヶ月に一回か必ず載るのだ。要はこの人、赤旗も読んでいない。

もちろん、本人曰く「浮動票」なわけだから赤旗を読んでいなくても全く問題はないわけだが、農家も農協も「農業を基幹的な生産部門として位置づける」なんて求めてないからね。求めているのは農業で食えることだから。

そしてこの、農業で食えることを実現するノウハウを共産党も持っていないことがわかっていない。たとえば紙智子などコメ農家にとって貴重なリスクヘッジの場を作ることすら反対する状況だ。 経済のことが全くわかっていないから先物取引の生産者保護が理解できず、単なる博打だと思っている。

ま、送れてきた左翼青年みたいなことを言うこの方も、いずれ目が覚めるでしょう。