しんぶん赤旗

日本共産党の小池晃書記局長は11日の記者会見で、ロシアとの領土交渉をめぐり歯舞(はぼまい)諸島と色丹(しこたん)島の返還合意で平和条約を締結するという案が政府内で浮上しているという報道について問われ、「先行返還はありうるが、その場合も、決して『平和条約』を結んではならない」と強調しました。

 日本共産党はこれまで一貫して、全千島の返還を求める立場で交渉を進めるべきであると主張。歯舞諸島、色丹島については、そもそも千島列島には含まれない北海道の一部であり、平和条約の締結を待たずに早期に返還されるものであると主張してきました。

 小池氏は、歯舞諸島、色丹島の2島返還で合意した場合、ロシアと何らかの条約を結ぶのであれば、友好条約などの中間的な条約にすべきだと強調。「2島返還で平和条約を締結してしまうということになると、国境線を画定することになり、それ以上の領土交渉の道が閉ざされる」と指摘。「日本共産党は、全千島が、本来、日本に返還されるべき領土であるという立場だが、2島返還で平和条約を締結してしまうと、政府がいう国後(くなしり)、択捉(えとろふ)の返還まで不可能にする道に進んでしまう」と強調しました。 

日本共産党は以前から千島列島全て返還を主張してした。日本が要求しているのはあくまで四島でその他は放棄すると言ってたわけで、共産党がみんな返してもらうと主張するのも、相手がソ連なら少しは現実味はあったろう・・・日本で共産革命が起こった暁にはと言うことでw

今回の日露交渉は、これまでの四島返還後友好条約という北風政策を日本が転換し、友好条約結んでから返還という道筋をつけようとしたらロシアが即刻乗ってきたわけでぼくちん進展ぶりに驚いているところなのだけど、そんな時節にこんなこと言ってちゃ日露ともに嫌がられるのは必定。

もうヤケクソなんかも見知れないね。。。