しんぶん赤旗

1975年1月に創刊した点字「しんぶん赤旗」は、8月号で500号を迎えました。

 視覚障害者の強い要望で創刊した本誌は視覚障害者に支えられ、政党では唯一月刊で発行を続けてきました。

そんなの出してたんだ・・・知らなかった。

林さんは、点字「赤旗」部数が後退していることを知り、創刊号を手にしたときの感激を思いおこしました。「私たちがお願いして発行してもらった点字誌を、いま増やさなければ」と決意しました。6月から友人、知人で点字の読める人に見本誌と一緒に手紙を添え購読を訴え、8人の読者を増やしました。4〜5月には5人に入党してもらいました。「500号を迎える点字『赤旗』を誇りに思っています。これからも増やします」と話しています。

点字赤旗を作った人たちの実績は不滅としても、本気で視覚障害者のことを考えるなら点字赤旗に留まらず、やるべきことはたくさんある。

まず音の出る赤旗・・・これは今のパソコンやタブレットなら、ソフトウエアさえ作ればすぐにでもできる。月刊のペースではなくリアルタイムでニュースが「聞ける」

あるいは点字が浮き出るディスプレイの大型化、低コスト化 、デザインの洗練化(インターフェイスはまだまだ使いにくいだろう)

また点字が浮き出るタブレットなんかの開発も提案したり、開発支援しましょうと政府への提案も必要だろう。

電子化すれば、点字ボランティアに頼らずともドンドン点字化が進められる時代になっているのだから、どうやってテクノロジーをバリアフリーに活かすのか、赤旗は率先垂範すべきではないかな?


もっとも、その前に魅力的な紙面を作るのが先だけど・・・面白くない、くだらない記事は点字にしたって読まれない!