デイリー新潮
先週の週刊新潮に掲載されていた記事。

先の参院選で改選3議席から6議席へと伸ばした日本共産党。秘書を確保する必要に迫られているというのだ。実際の紙面を見ると、

《今回の参議院選挙での改選議席の倍増をうけ、国会秘書を募集します》

 とあり、履歴書、動機と決意を800字程度にまとめて7月末までに送るよう記されている。26日までに7回も掲載するほど力が入っている。

「公募して、やる気のある人材、将来の地方選や国政に送り込める人材を探したい。ただ、注目すべきは、応募資格の欄です」(同)

 無論、応募できるのは日本共産党員のみ。《党歴1年以上》がその条件となっている。日本共産党の広報部に尋ねると、

「能力のある青年党員をできるだけ早く採用したいのと同時に、党員としての適性を見るには最低1年は必要です」

 と言うのだが、先のジャーナリストが指摘するに、

「1998年の参院選でも共産党は躍進しました。が、その際の募集の条件は《党歴3年以上》でした」

 ここに同党の内部事情が透けて見えるという。

「2013年の参院選後も党歴1年以上で募集していますが、いずれにせよ、以前よりもハードルが下がっている。収入源の赤旗は部数が下落し、党員は高齢化が進んでいます。30歳未満で新規に入党してくる人は全体の1割程度。地方選では、入党3カ月の党員を擁立なんてこともあるくらいです。もはや、《党歴1年以上》としておかないと、なかなか人も集まらないのです」(同) 


当blog常連さんには以前から常識である共産党の若者払底を赤旗の秘書募集の広告から掘り下げた記事な訳だが、 そういう事情なのでどこでもいいから議員になりたいなんて人は共産党に入党し、一年の党歴をとって秘書に応募し、ゆくゆくは国会議員(笑)という道があるのはもっと多くの人が知っていてもいいだろう。

別に秘書に採用されなくても、地方議員のなり手は恒常的に不足しているので党内で上、言うことをよく聞き「議員になりたい」と常々言っておれば地方機関から指名される確率も高い。

問題は共産党に未来があるとは思えないので、党におんぶ抱っこではいつまでも当選できないこと。なので議員になってから一生懸命党ではなく、自分の支持者を増やしていくことだね。