コメント欄で教えてもらった新刊。都知事選最中の発売と言う、絶妙のタイミングで出されているが全然話題に上らなかったのは変だな・・・。

一九六〇~七〇年代に蜷川虎三、美濃部亮吉、黒田了一、飛鳥田一雄など個性的な首長を各地で擁し、脚光を浴びた革新自治体。
だが、現在では、「巨額の財政赤字をもたらした」というレッテルのみで語られがちだ。
本書は、革新自治体の台頭の背景から政治的取り組みまでを詳述し、その功罪も描く。
国政とも深く関係して躍進し、そして消えていった地方の“左翼政権"は何を残したのか。
現在の国政や地方自治を再考する試み。

著者は以前「日本社会党--その組織と衰亡の歴史」なんて本も書いている日本政治史の研究者の方らしい。 共産党チォャー的には社会党中心の内容で評価はいまいちのようだが。。。