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共産党の志位委員長は、党本部で開いた会合で、夏の参議院選挙で定員が1人の「1人区」のうち、民主党などと競合している選挙区について、安全保障関連法の廃止などを公約にすることを条件に、党の公認候補者の多くを取り下げる方針を表明しました。

共産党は、これまでに全国で32ある「1人区」のうち、29の選挙区に党の公認候補者を擁立していて、このうち14の選挙区で民主党の公認候補者と競合しているほか、7つの選挙区で民主党が推薦する無所属の候補者と競い合っています。
共産党は、23日予定されている野党5党の幹事長・書記局長会談で、「1人区」での方針を伝えたうえで、候補者の一本化に向けて各党との協議を進めていきたいとしています。  

まぁ、そういう手を出してくるだろうと一昨日あたりに予告していたが、思ったより早く出してきたようだ。 これで民主党がよい返事しなかったら、民主党がぼろくそに言われるだけで共産党は逆にイメージを上げてウハウハという、おいしいパターン。

京都三区は自民党が候補者出すだの出さないと混乱が続いているし、北海道五区では統一候補が確立できたようだが、いずれも衆議院補選であまり意味は無い。メインの参議院選でどこまで民主党が共産党相手に妥協を重ね、自滅の道を歩んでいくのかが焦点と化しつつある・・・。