しんぶん赤旗
社民党の第15回全国大会が20日、東京都内で開かれました。社会党時代を含め史上初めて、日本共産党の代表として志位和夫委員長が招待を受け、民主党や維新の党、生活の党を含む5野党の代表とともにあいさつし、戦争法(安保法制)廃止へ共同を大きく広げていこうと力強く訴えました。
中略
志位氏は、憲法改悪反対などで社民党と肩を並べてたたかってきた歴史を述べるとともに、昨年の戦争法案に反対するたたかいの到達点を踏まえて、昨日19日の5野党党首会談が実現したことを「『野党は共闘』を求める国民の声にこたえた、画期的な合意です」と強調。「野党が力を合わせて、日本の政治に立憲主義、平和主義、民主主義を取り戻すために頑張りぬこうではありませんか」と連帯を表明しました。 

社民も反安倍で「野党は共闘」の声に押されて志位たんを排除するわけにも行かなくなったというのが招待の理由なのだろうが、ひょっとしたら最後になるかも知れない社民党の党大会に共産党委員長が出たことは歴史に残る出来事だ・・・お互い、遅きに失したにしても。

それにしてもこういうのは20年、30年前にはやっておかねばならないことだったんだけどね・・・・戦前から日本共産党には左翼の分裂をもたらしてきた歴史が積み重なっているが、そうした事態の反省もなく社民党大会に出られたことで、また反省の機会は逃したのだろうなぁ。