しんぶん赤旗
今日の潮流
いじめによる自殺や虐待など子どもをめぐる悲しい事件が続き、胸を痛めていました▼いまも目を覆い、耳をふさぎたくなるニュースが連日、流れています。

児童虐待は年々増え、いまも暴力にさらされている子どもたち。児童相談所への通告も最多を更新しています▼通告件数の増加は虐待への関心の高まりも。しかし先の女児は近所の住民が110番しながら、警察は相談所に知らせていませんでした。親を責めるだけでは解決できない虐待。それを生み出した社会全体で克服しなければ。 


全くもって本気じゃない 。共産党だけではない。日本全体が本気で止めようと思っていないのが児童虐待だ。

辺野古では住民の迷惑など顧みず反対運動を続けている人たちがいるが、同じ勢いで児童虐待に対抗しようという人たちはいない。一歩間違ったら人権侵害扱いされるからだ。

その上、下手に動いてもマズい。在特会に対してしばき隊のポジションを取るのは割と簡単だが、虐待親に対して同じポジションを取ると子供がさらに犠牲になるリスクがある。

本気でやるなら親権や家庭のプライバシーなんてものを無視する体制と、親から隔離した子供の保護体制をきちんと作らなきゃならないし、そんなことしたら人権屋がうるさくて足を引っ張りに来るだろう。その間、蹂躙される子供の人権など人権屋は無視する。そして、いつまでも児童虐待は放置されるのだ。

悲しんでみせるだけなら、誰でもできる。政党に求められることは何なのか自覚が全くないエッセイなど読んでいて不愉快だ。