鈴木宗男オフィシャル
鈴木宗男タンが、佐藤優タンの文章を引いて、自民党との共闘はしても共産党なんか絶対に信用しない理由を述べている。 

筆者の理解では、鈴木氏が共産党との協力を拒否する理由は4つある。 第1は、鈴木氏の個人的経験だ。02年の鈴木宗男疑惑に際して、共産党は外務省から流出した極秘文書に基づいて鈴木氏が、北方領土交渉で国益を毀損していると非難した。その後、その文書が改竄されたもので、共産党が鈴木氏を非難する根拠が失われた。それにもかかわらず、共産党は改竄文書をつかまされたという事実を認めず、鈴木氏に謝罪もしていない。鈴木氏は、「あの時のことについて、民主党の原口一博衆議院議員、社民党(当時、現在は民主党)の辻元清美衆議院議員は、公の場でも、私個人にも間違えを認めて謝罪した。だから民主党や社民党に対しては、わだかまりはない。これに対して共産党は頬被りをしている。自分たちは絶対に間違えないというあの党の独善的な体質は変わっていない」と述べていたが、筆者もその通りと思う。 

第2は、共産党が北方4島だけでなく、ウルップ島からシュムシュ島までの18島を含む22島返還を要求していることだ。こういう非現実的な要求を掲げている政党と一緒に行動すると北方領土交渉が完全に行き詰まる。 第3に、共産党と手を組むと、「新党大地」を支持する保守層が逃げていくので、鈴木氏の権力基盤を弱体化する。 第4に、過去の経緯から創価学会の共産党に対する忌避反応が強い。共産党と手を組むと、創価学会との信頼関係が崩れる。その結果、「新党大地」と創価学会を支持母体とする公明党との関係が悪化する。 いずれももっともな理由だと思う。筆者も鈴木氏と認識を共有する。筆者にも、共産党との提携に協力しろと言う誘いがあるが、断っている。(2016年1月11日脱稿) 

さすが、佐藤さんである。見事に私の思いを書いている。 

私は政治家として信念を持って生きてきたし、これからも生きて行く。 

読者の皆さんにも私の生き方をご理解戴きたい。  

当blogもさんざん言ってきたことで、その点では新しい知見など全くない。 それどころか、これは日本共産党が結党されて結党メンバーが大弾圧を受けて、「現環境下では解散やむなし」となったときに唯一解党に反対した荒畑寒村が、党再建時(二次共産党)の誘いを断った時代からの伝統だ。

党解体に唯一反対した荒畑寒村が党再建時に入るのを断ったのは、当時福本イズムが猖獗を極めていたからだが、福本イズムをものすごく乱暴に一言で説明するとまず共産党は人民から離れても「純化」しなければならないとするカルト主義と言ってよいだろう。

自分たちは絶対に正しいと思い込む者だけで党を作る・・・結局その路線はコミンテルンからも「アホちゃうか」と見られ、ソ連共産党からぼろくそに言われて共産党は福本イズムを捨てたが、表面的に捨てただけでカルト主義は依然党をむしばんでいた。そしてまた弾圧されて出てきた反省が


 に書いてある、当時の共産党最高幹部たちの大量転向につながった。そんな先輩の姿を見ても宮本顕治や袴田里見で、この2名が戦後の権力闘争に勝って現在の共産党体質が今に引き継がれていく。

そうした悪しき伝統から脱皮しようとしない党など、信用する方が馬鹿である。鈴木宗男はもちろん、沖縄に大変なシンパシーを持つ佐藤優でさえ共産党と共闘しようとしないわけ。それは私怨ではなく、歴史的に日本共産党が信用ならないからなのだ。