しんぶん赤旗

総務省は今年3回目の政党助成金交付(20日)で維新の党に6億6619万5750円を交付しました。同党を離党した橋下徹大阪市長らと新党結成を画策して除名された“大阪派”関係者が、今回の交付請求で維新の党の印鑑や松野頼久代表の名前などを使っていたことがわかりました。

で、blogosのこの記事で、赤旗が批判されている。
「維新の党本部は大阪。事務局も大阪。で分党協議が15日前後に決裂。つまり、その前までは事務局も松野代表の下で動いていたはずです。で、交付金申請日は6日。つまり、松野が松野の名前で申請してるだけ。その時点で国に登録されてる代表名は松野だし、この交付金申請手続きにおいて、問題があったとしてもそれほど大きなものではない。この程度で鬼の首取った気でいるのは如何にも共産党らしい。」
 
赤旗批判は全くその通りだが、そんなことより趣味者的にはこういうの、65年ほど前の日本共産党もやったよね?という角度から突っ込むと面白いのではないだろうか。
コミンフォルム批判を受けて所感派と国際派に分裂して正当性を争った日本共産党の50年問題は、今の落ち目の維新と違って当時日本中を揺るがしていた大問題だった。しかも指導部は地下に潜って、いつの間にか北京から指令を出すとか大騒ぎである。当時の影響は現在の分裂なんてもんじゃない、ものすごいものだった。

そんな歴史を知った上で赤旗を読むと、維新関係者は共産党にこう言うだろう。
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