しんぶん赤旗

三重県教育委員会が県内の県立高校に対し、安保関連法案(戦争法案)を題材にした授業を今年4月から9月の間に実施していたかを問う「授業の適切な実施に係る調査」を9月末に行っていたことが、明らかになりました。

 日本共産党の山本りか県議が9日の県議会常任委員会でこの問題を取り上げ、「現場の先生を威圧し、萎縮させている」と厳しく批判。18歳選挙権が実施されようとする中、調査依頼文書では高校生の政治的活動を全面禁止してきた文科省の1969年通達をあえて持ち出し、「通達をふまえた授業が行われるよう周知願います」と強調していることや、わずか3日間で報告を求めた点についても「たいへん奇異に感じる」と批判しました。

 山口千代己教育長は、伊賀地域の高校の授業について「安保関連の授業が反対の資料だけで行われている。おかしいのでは」との指摘が県民と議員からあったこと、全高校調査の結果、計8校で授業が行われていたが、いずれも「賛成、反対両方の資料を使いながら行われ、適切な授業だった」ことを明らかにしました。 

要するに、安保反対の立場で授業をすべきと活動していた共産党が、俺たちのやることに手を出すなと牽制したが、どこも共産党の言うとおりにはしていなかったというオチw

それどころか、県議会でわざわざ採り上げて自分たちが教育への介入を試みていたのを自らバラす。もう、アホです、馬鹿です、間抜けです。