SEALDsの運動に触発されて高校生や爺さんばあさんの運動体ができたりデモしてると思えば、民青のほなみタンのアカウントが凍結されたりと相変わらず賑やかなSEALDs界隈ですが、今回はちょっと趣向を変えて、対SEALDsに位置する自民党の宣伝を考えてみる。

当blogは基本反共産党・民青だが、時々塩を送ったりほめたりすることがある。自民党も同様に扱おうw

 
自民党は、法案がわかりにくいと報道されたのを真に受けて、安倍タンをはじめ、できるだけ分かりやすく法案の中身を伝えようと努力しているのだが、全くといっていいほど効果を上げていない。

効果を上げられない理由は、理詰めで説明しようとするからだと思う。理詰めが悪いわけではないが、現在のSEALDs界隈が注目されているのは理詰めだからではない。若者が感情をぶつけるが注目を集めているからだ。小泉の天下取りを思い出すといい。

ならば自民党も方針転換して感情に訴えるやり方を取った方がいい。そのとき、留意すべきは使うキャラを批判不能にすること。ヒゲの隊長のようにいじりにくいようにする。

そういうことを考えると、ぼくちんこんな動画を作るのを思いついたりするのだ。

安保法制・ポーランド編
1.まず何度も国家消滅の悲哀を被ったポーランドの歴史を簡潔に説明
2.ワルシャワあたりの街角で日本が集団的自衛権に関して揉めていることを説明してポーランド人の感想を聞く。総じて「そんなことで揉めてるなんて信じられない」「日本はなんてのんきなの?」みたいな反応が返ってくる。
3.徴兵制を敷いていないポーランド軍の訓練風景。20歳前後の若い女性兵士に聞く
「戦争、怖くないのですか?」
「そんなわけないでしょ」
「なぜ軍隊に志願したんですか」
「ポーランド人は国がなくなる悲劇を、もう二度と味わいたくないの」
「そもそも質問の意味がわからないわ。他国に支配されるのがどれほどつらいことか、日本人はわからないのかしら」

みたいな感じだ。
同じパターンで他にもスイス編とかフィンランド編とかいろいろ作れる。ヒゲの隊長をいじるのは日本人なら許されても、こうした外国人をいじるのは難しいだろう。せいぜい「自民党が外人にカネ握らせて言わせたんだろう」程度の批判しかできないからだ。外国人の主義主張そのもの、それも歴史に根ざした主張の批判など簡単にはできない。そして、メッセージは確実に視聴者に届く。