2015年07月11日

産経阿比留記者にポコられて、負け犬の遠吠えする赤旗

きょうの赤旗二面の隅っこの記事。
クリックしたら拡大します。

赤旗が問題にしている産経の阿比留記者の記事はコレで、趣味者には常識レベルのことが書かれてあるだけだ。

でも、日本国憲法を批判した過去の姿勢をなかったことにしたいからこう言う、みじめな負け犬の遠吠え記事を書くことになる。

こういうのは過去の姿勢として認めたら誰もそれ以上は突っ込まないのに歴史をねつ造しようとするから阿比留記者に馬鹿にされるのに、アホですなw

コメント一覧 (19)

- 1. 名もなき後援会員
- 2015年07月11日 21:17
- 憲法案に反対した野坂は粛清したから共産党と無関係。イイネ？
- 2. 太宰ファン
- 2015年07月11日 22:16
- だいたい、不破哲はじめ共産党首脳は、レーニンの信望者だから、国家の暴力装置や軍隊が極めて重要であると認識しているはず。（ほとんどありえないが）革命後に９条をやめて「革命軍（国防軍）」を作って、反革命勢力や米国から「革命を守る」というのは、基本中の基本の方針だろう。
  
  それを、根っからのお花畑の平和主義みたいな主張や運動をしているところが、共産党の極めて卑劣でずるいところだ。共産党首脳は、平和主義者でも反戦主義者でも何でもない。自分らの革命達成を基準に、敵対勢力の手を少しでも縛りたいという、クソ根性から、安保法制反対運動をしているのだ。国民の安全とかアジアの平和なんて、毫も考えていないということだ。もうバレバレだよ、騙されるのは馬鹿だけ。
- 3. エトピリカ
- 2015年07月12日 08:23
- 『日本共産党の八十年』（日本共産党中央委員会出版局、2003年）のP83から以下に抜粋します。
  
  ＞党は、憲法草案の採択にあたり、反対の態度を表明しました。大きな理由は、二つありました。一つは、天皇条項が主権在民と矛盾したものであり、戦後の日本では、天皇制の廃止と徹底した民主主義の政治体制への前進がもとめられていたからです。二つ目に、党は、憲法九条のもとでも、急迫不正の侵害から国をまもる権利をもつことを明確にするよう提起しました。しかし、吉田首相は九条のもとで自衛権はないとの態度をとり、党は、これを日本の主権と独立を危うくするものと批判して、草案の採択に反対したのでした。
- 4. MP1
- 2015年07月12日 17:04
- 先日筆坂氏のインタビュー記事を紹介されていましたが、結局共産党はけじめをつけることが出来ない。なぜか一貫してこうだったという一貫性神話にこだわる悪癖があると思います。
  
  原発にしてもそうです。反原発の小出裕章氏が仰る通り、共産党は
  資本主義の原発政策を批判しつつ、社会主義の原発を是としていました。
  
  イコマレイコ（画家）アナーキー、ヒロアキー　／　右から左まで皆、歴史をうやむやにする
  https://www.facebook.com/photo.php?fbid=775880739144803
  
  一貫して反対してきたと言いつつ、実は軽水炉を「過渡的」として容認し、将来的な技術として高速増殖炉を推進してきた過去も、決して消せません。偶然、こういう資料を拾いました。
  
  工藤晃 ④総合エネルギー商社（日本の未来をひらく科学的社会主義日本共産党中央人民大学講義録　1975）
  https://archive.is/45dAf
  
  そして３．１１後も「反原発・脱原発は反科学である」という主張を撤回せず、「わが党は一貫して原発に反対してきました、原発ゼロです」とウソをつき、共産党の過去を知らないネットユーザーが歓喜する奇妙な状況です。
  
  こういう話をすると共産党ファンの方から、なぜか「小沢信者」とか「創価学会」と罵倒されるのですが、私は原発事故を機にこういうことを調べるようになっただけです。事実は事実として認め、けじめが大切だと思います。
- 5. 太宰ファン@MP1さま
- 2015年07月12日 20:55
- レーニン・スターリン型の共産党は、もともと封建的な圧政下で軍事的なクーデターや武力蜂起で権力を取ることを専らとするため、秘密結社＋軍事的な組織原則で貫かれている。そのようなところだから、国家権力を取ってからも、反革命の危険を口実に強権政治と粛清を繰り返すのが通例だ。そうならなかった例があるなら教えてほしいものだ。
  
  そういう勢力の指導で生まれた日本共産党は、そういう組織原則や方法に、未だにしがみついている。違うのは、あからさまに暴力革命を言わないだけ。あとは本質的に変わっていない。だから、党員は、全生活、人生どころか、命までも懸けさせるのを当然としている。家族や夫婦の絆よりも、党の命令が絶対だ。そのようなカルト政党は、党員を党のロボットにするために、あらゆる手段を講じる。党史の偽造は、もっとも基本的なものだろう。ソ連、中国、北朝鮮でも、噴飯ものの偽造が繰り返されてきた。写真から消すなんてのがよくあったが、北朝鮮では未だにやっている。
  
  しかし、そういうのは、情報統制社会でないと効力がない。今や、日共がソ連や中国の核実験や核兵器を礼讃していたこと、原発容認だったこと、あるいは（細かい話題だが）工藤晃が文革前に毛沢東の番犬みたいな論文を書いていたこと（毛沢東の危険な哲学を批判した三浦つとむを批判）等々、素人でも証拠をネットで入手することができる。そういう世の中なのに、今までの癖が直らない日本共産党は、完全なピエロで、笑いものだ。
  
  MP1様も、ぜひ、いろいろ証拠をお探しください。偉そうにきれいごとを言っている連中（共産党）が、実は、むちゃくちゃ嘘つきで卑劣な奴ら（指導部）と、馬鹿すぎるお人好し（下部党員）から構成されていることがわかるでしょう。
- 6. KM生
- 2015年07月12日 22:24
- 「日本共産党は、日本を米帝の従属国ではなく真の独立国にするため、戦後一貫して現ブルジョア憲法に反対し、（現在の自衛隊のような米帝従属軍ではなく）自主防衛のための人民軍と人民民主主義憲法を主張してきました」と言った方が、余程国民の支持を受けるのにねー（＾＾）。
- 7. 鷹　まさ
- 2015年07月12日 23:40
- 埼玉県立底辺高校教諭の全教=日本共の左翼教師の桜井、原両センセイ、お元気？
- 8. TAMO2@MP1様
- 2015年07月13日 00:11
- 御存知かも知れませんが、共産党の社会主義国家の核武装擁護発言集（だけじゃないですが）は電子書籍という形で出ています。
  http://www.amazon.co.jp/dp/B00JFAXB1G
  
  また、科学的に原発を批判した小生の仲間に、非科学的という罵声を浴びせた日本共産党が、その過去を謝罪することもなく、臆面もなく「反原発」を訴えていても、小生は信用することはできません。
  http://red.ap.teacup.com/tamo2/1722.html
  
  なお、最後のブログは各方面で少しは話題になったのですが、共産党支持者から「昔のことを穿り返すな」と言われています。昔のことにしっかりと向き合えない人間集団が、未来のことに向き合えるとは小生には思えません。それは、５０年問題などについても同じです。
- 9. MP1
- 2015年07月13日 19:02
- 太宰ファン TAMO2　様
  
  ２０１３年頃ですが、たまたま京都大学新聞の小出先生の記事を発見し、「共産党は原発推進だった」という話が出てきて、この件について関心を持つようになりました。以前は「何でも反対だから原発も反対だろう」と考えてました。
  
  その後、共産党と原発（＋核兵器）に関連するサイトはほとんど見た（TAMO2様のブログも拝見しています）と思いますし、参考文献があれば可能な限り目を通しました。特に加藤哲郎「日本の社会主義」が参考になりました。
  
  私なりの結論としては、日本には「原子力ムラ」とはまた別の視点を持った、原子力は社会主義でこそ使いこなせるという「左の原子力ムラ」の論理があるということです。
  
  共産党、左派（一括りにはできませんが）の方々はこの問題のけじめをつけていない。場合によっては過去に頬かむりをして、昔から反対だったとも言っているわけです。
  
  都合の悪い部分を隠し、指摘すれば「寝た子を起こすな」では、ダメだと思います。私の場合、従来推進していた人が「申し訳なかった」と転向する方の方が好感が持てます。こちらの方が人間味があります。
- 10. MP1
- 2015年07月13日 19:08
- 皆さん承知されている話で恐縮ですが、ついでに以前ネットで資料をいくつか見つけたものを紹介させていただきます。
  
  共産党が原発事故後に「一貫して反対してきた」証拠として挙げてきた大きな事例は（１）原子力基本法に反対、（２）１９６１年原子力問題にかんする決議であると思います。
  
  （１）に関しては、反対したことは事実ですが、しかしながら基本法成立の翌年に、機関紙「前衛」で、「たたかいの成果」であるなどとして基本法成立を評価しています。
  
  加藤哲郎　日本の社会主義（2013）より
  https://archive.is/a1dvw
  https://archive.is/YWufb
  
  また、日高三郎（当時：日本共産党科学技術局員）「原発と暮らし（1991）」では、基本法を「かちとったたたかいの歴史的伝統」と表記されています。
  
  https://archive.is/1vPfd
  
  （２）ですが、この決議は「社会主義の原子力政策（ソ連）の優位性」を示していたもので、その肝心な個所を隠したうえで不破哲三「科学の目で原発災害を考える」等に、当時の決議の都合の良い話だけを記載しています。
  
  このように、過去を粉飾して「証拠」を作り上げ、それらが事実としてツイッターなどで拡散されている現状を見ると、なんだかなあと思います。
  
  実は以前は「確かな野党」的に共産党を評価していた面もありました（私自身は無党派で、その時の気分で投票する軽いタイプですが）が、原発をきっかけに共産党の過去を調べていくうちに、その評価を一転せざるをえなくなったというのが正直なところです。
  
  長々と失礼いたしました　<(＿＿)>
- 11. TAMO2@MP1様
- 2015年07月13日 20:44
- ありがとうございます。日高三郎氏のものは知りませんでした。
- 12. ラスティ・ネイル
- 2015年07月13日 22:06
- 「過去を遠くまで振り返ることができれば、未来もそれだけ遠くまで見渡せるだろう」というチャーチルの言葉を教えてやりたいですな。
- 13. 太宰ファン@MP1さま
- 2015年07月14日 01:50
- 貴重な情報ありがとうございます。
  
  「左の原子力ムラ」、とても鋭い指摘ですね。
  
  不破哲ですが、よくまあ自分で「科学の目」などと思い上がったネーミングができるものです。謙虚さのかけらもない。これほどに思い上がった共産党指導者も近来稀でしょう。「王様は裸だ」と私は微力ながら叫び続ける決意です。
- 14. busayo_dic@管理人
- 2015年07月14日 02:31
- 太宰ファンさま
  
  >これほどに思い上がった共産党指導者も近来稀でしょう。
  
  いや、それが・・・・(^_^;
  一次共産党の堺利彦を除いて、共産党指導者はすべからく思い上がってました。
  
  その証拠の一つとしては、これがよろしいかと
  「最高幹部ですけど、日本共産党やめました　戦前日本共産党幹部転向声明集」
  http://www.amazon.co.jp/dp/B00UGG3T1A/
  
  当blog10周年記念の電子出版です。右のリンクからお買い求めいただけると幸いです。
- 15. MP1
- 2015年07月14日 06:43
- 度々すいません。ついでのついでなのですが、　「4」、「10」で紹介した資料は、全て下記のツイッター（ついろぐ）の方からの転載になります。他にもいろいろあります。
  
  共産党
  http://goo.gl/22eEZa
  
  小出裕章
  http://goo.gl/Gb1nZ3
- 16. 太宰ファン
- 2015年07月14日 08:26
- 管理人様
  
  そうですか。kindle、読めないんだけど、これを機会に全部、買ってみますか。
- 17. ＳＬＥＥＰ@太宰ファンさま
- 2015年07月14日 09:21
- マルクス理論というのはなにせ歴史的必然ですからね。
  それがわからない連中は進化論や相対性理論がわからない馬鹿と同類だと見下して正しい我々が指導せにゃと思いあがるわけです。
  でも歴史的必然ってなんでしょうか？信長から秀吉、家康と権力が移行したのは必然でしょうか？明智があそこで動かなきゃ織田幕府だってあったでしょう。そうなれば薩摩や長州のような西国武士が中心になって明治維新が起きる可能性も特になくなりますよね。なんでそう考えないのかがむしろ変じゃねーのかと。
- 18. 太宰ファン@SLEEPさま
- 2015年07月14日 23:02
- そうですね、嘗ては、あらゆる学問分野でマルクス主義が幅を利かせて、社会主義は必然であることの傍証をいろいろ提供していたようです。理系でもソ連生まれのルイセンコの遺伝学説を指示した人たちとか、プレートテクトニクス説に頑強に反対した地団研とか。全部間違いだったことが判明してるんだから笑っちゃいます。
  
  哲学や経済学に加えて歴史学もかつては強かった分野のようです。でも、最近読んだ下記の本だと、マルクス主義の歴史学の没落は顕著みたいです：伊藤隆「歴史と私」（中公新書）、呉座勇一「戦争の中世史」（新潮選書）
  
  伊藤氏は、昭和30年ごろに東大駒場の民青のキャップをしていたそうですが、その後党を離れて、マルクス主義歴史学を批判し、乗り越える成果を上げた方です。マルクス主義歴史学は「階級闘争史観」と「発展段階説」だそうですが、ま、古代や中世などの歴史を、それらを当て嵌めて云々するのは、あり得るかもしれませんが、伊藤先生の専門の昭和史となると、先の大戦の性格や戦前の日本の位置づけ、ソ連や中国、北朝鮮の位置づけなど、これはもう、イデオロギー問題にならざるを得ないわけで。少なくとも、ソ連崩壊前までは、労働者階級の階級闘争や民族解放運動から、未来は、社会主義、共産主義になる、との史観が「当たり前」で、その見地から「近現代史が論じられていた（！）」わけで、今から思うと「とんでも」の世界ですよね。果敢に戦いを挑まれた伊藤先生は立派だと思いました。
- 19. SLEEP@太宰ファンさま
- 2015年07月15日 07:57
- ルイセンコは知ってましたが、地団研は初耳でした。少し調べましたが相当興味深いですね（趣味者並の感想）
  
  結局マルクス主義というのは１９世紀ドイツ人の世界観から生まれたものであって、別に普遍性とかはないんですよね。主流になったのもドイツより遅れた国に限られ、英米ではまったく相手にされてません。
  
  労働者対資本家（経営者）というのも変な話ですよね。個人タクシーの運転手は我々利用者を敵だと考えてるんでしょうかね？