産経新聞
高木桂一のここだけの話
統一地方選で躍進を果たした共産党が新たな「女性アイドル」をつくりあげた。国政選挙に“2連勝”した勢いを維持した同党の象徴的存在とされ、党勢拡大に向け若い無党派層をとりこむべく「共産党らしくない女性スター」の発掘、売り込みに血道を上げる戦略が鮮明になった。いまや突き進むのは、当代きっての人気アイドルグループ「AKB48」のひそみにならい、代名詞の“代々木(YOYOGI)”をもじった「YYG」路線だという声も党内から聞こえてくる。

ということで、以前当blogでも話題にしたこともある日本共産党名古屋市議西山あさみタンをネタに、共産党アイドル路線() についての記事。

読んでまず思うのは、高木タン、ものすごく楽しそうに、はじけてるように見えるのは気のせいかw?その上、こんな事も書いてある
 
2年前の今ごろまで大型選挙後には度々、党内外から漏れていた「志位辞任論」たる“雑音”を当面封じ込めることができたからだ。

「かつては国政選挙にしろ地方議会選挙にしろ、マルクスや党幹部の本で理論を徹底的に学習、研究した上に、何年も党内でぞうきんがけをしなければ候補者になれなかった。今は党歴も浅い20代、30代で選挙に担がれて当選するなんて、時代は大きく変わった」 

堅いイメージを薄めることで党の“本質”をオブラートで包み隠し、行き場に迷う若い無党派層を取り込む−。そのベースとなる「アイドル戦略」は共産党がこのところ試みる、AKB48への“接近”でも浮かび上がる。 

AKBと共産党。いかにも距離がありそうな両者の接点を見いだすことで無党派層を自陣に引き込もうとする戦術は、党が自前の「アイドル軍団」を売り出していく戦略と重なる。キーワードはやはり「意外性」である。

 そうしたなかで共産党は今後も「若い人」と「女性」を積極的に選挙で擁立していく方針だ。 

 「少子高齢化の日本にあって国民の暮らし、雇用を改善していくことは極めて重要な課題だ。その主役である若者と女性が現実に政治に参加していかなければならない。日本の将来のためだが、他党はあまりに鈍感だ。ただ、やみくもに若い人と女性を選挙に立てるわけではない。当然、能力を最重視している」 

という感じで 党の言うことをいかにも持ち上げているようで、最後はきちんと落としてくれるw

「他の野党には政治塾で候補者の多くを発掘しているが、中身を伴わない候補者を乱造する機関にすぎない。わが党は、党員の日々の活動自体が事実上の政治塾であり、若くても議員として即戦力となり得る党員はいくらでもいる

 ならば、お手並み拝見である。共産党指導部がいずれ、タイミングをみて広告塔の西山氏を国政の舞台にステップアップさせ、同氏の糟粕(そうはく)をなめさせた候補者を乱発することは想像に難くない。しかし吉良、西山両氏らを含めたアイドル議員たちが馬脚を現すようならば、意外性に飛びついた有権者も目を覚まし、寄る波の如く引いていくだけだ。 

ボクちんの知る限りでは、10年にもわたる党観察で、使い物になりそうなのは片手くらいしかいない。それどころか、国会議員クラスにおいても今日の朝アップした宮本たけしのように、自分が定めた専門分野の基本書すら読むことがないようなのがゴロゴロしているのが実態だ。

現実問題として一部の天才とか、早熟でないと使い物にならないIT分野などは別として、我々凡人が、それなりに使い物になる専門分野を持てるようになるには速い人で35歳くらいだろうと思う。 しかし高齢で議員を引退する位の歳になっても佐々木憲昭のようにマトモに財務諸表が読めない元経営学の修士がいたりするのが日本共産党の現実なのだ。

当blog的にも、お手並み拝借ですなw