葉隠入門 (新潮文庫)
三島 由紀夫
新潮社
1983-04


世界最強の商人 (角川文庫)
オグ・マンディーノ
KADOKAWA/角川書店
2014-11-22


しんぶん赤旗
「海外で戦争する国」へ集団的自衛権の行使容認と、それを具体化する「戦争立法」へと暴走する安倍政権と自衛隊。それに備えるかのような事態が自衛隊で始まっています。「殺し、殺される」武力行使を想定したとみられる“遺書”の強要が、陸上自衛隊で実施されていることが24日、自衛隊関係者への取材でわかりました。 (山本眞直)

同方面隊の道東の部隊では、上司の説明に納得せず「苦情申し立て」をした隊員もいました。苦情を申し立てた隊員への部隊からの処理通知(回答)には、「有事の際直ちに任務につくことができるよう常に物心両面の準備を整えること」が陸自服務規則などに明記されていることをあげ、こう意義付けています。

 「(家族への手紙は)物心両面の準備をより具体化したものであり(略)長期の任務に急きょ就くことに備え(略)あらかじめ本人の意思を整理しておくことにより、個人の即応性を向上させるものである」

 そのうえで「単に自己の死亡のみに準備する遺書とは全く別物」としています。しかし書かされた元隊員は「“殉死(戦死)”への覚悟を求めたものであることを感じた」と証言します。


遺書とは自分が死ぬことを覚悟した時に書くモノだが、今の自衛隊には交戦必至の状態にあるわけではない。にもかかわらず書かせるというのは、二つの意味がある。

一つには一日をよりよく生きるきっかけとして。
もう一つは自分の人生の棚卸しだ。 

このあたりは、生き方ガイドによくあるポイントです。「武士道を死ぬことと見つけたり」の葉隠も自己啓発の古典である「地上最強の商人」にも通底するそれこそ古典的なやり方なのですね。自己啓発の一環としてやっているところもあるんじゃないかな?要は、明日死ぬとするなら今日をどう生きるかを問うことで今をよりよく生きようと提案しているわけです。

そんなことを赤旗の記者が知らない可能性は高いが、それと同時に党員や支持者に遺書を書くことで自分の人生を振り返られると困ると思っている可能性もあるね。

私は新聞を売るためだけに共産党に入ったんだろうか?ビラを配るだけに入ったんだろうか?世の中を変えるもっとよい道があったんじゃないだろうか・・・共産党は、そんな風にこれまでの人生を振り返って、党員としての生き方に疑問を持たれたら困りますからねw