しんぶん赤旗

 日本共産党の穀田恵二議員は27日の衆院本会議で、2014年度補正予算案・財政演説に対する代表質問に立ちました。国民の暮らしと経済の実態を突きつけて安倍晋三首相の認識をただし、「首相が進めようとしている『道』は、国民が求める方向に逆行する」とアベノミクスの転換を訴えました。

 穀田氏は、消費税増税や非正規雇用労働者の増加が、個人消費の低迷の要因となったことを政府自身が「日本経済2014―15」(ミニ経済白書)で認めていることを指摘。消費税の10%増税や労働者派遣法改悪などの雇用破壊をやめて、大企業の内部留保の一部を活用した大幅賃上げで、景気回復をはかるよう求めました。首相は「経済の好循環が生まれ始めている」と従来通りの答えを繰り返すだけでした。


c0fa512e全く何年同じことを言っているのやら・・・リーマンショックの頃からアベノミクスまでだけでも、いったいどんだけ経済状況が変わっているのか、この国対委員長は全くわかっていないようだ。

円安によって製造業は国内回帰に向かっているし、このまま行けば雇用状況が改善して賃金は上がる。しかしそうなると介護など低賃金のサービス業はもろに影響受けるから人がますます集まらなくなる。だから低賃金しか払えない業種には移民導入を声高々に叫ぶようになるだろう。

そんな先を見据えた質問など穀田にやれというのは、ちょっと無理があるかもねw