大宰ファン氏のコメント
桃子さんの話、興味深いですが、この機会に、歴史の証言として、80年代前半の東大教養学部の「裏民青」(裏共産党)について、知っていることを書いておきたいです(誰か続いて暴露する人を求めます)。 

80年代前半は、全国的にも民青・共産党勢力の一つのピークを迎えたころではなかったかと思います。この当時、東大教養学部(駒場)で拡大を進めると、何故か別の民青支部からも勧誘を受けたと語る人が続出しました。どうも、自治会や全学連を表だって支える東Cの民青・共産党支部に対して、非公然で猛勉強をして裁判官や国家公務員として東大生を送り出す支部=裏民青がある、という実態が、次第に私ら表の組織にもわかってきました。

しかし、表の組織は、その種の情報を聞いておらず、職場や学園には単一の支部という規約にも反するということで、党中央(小林栄三)に質問状を出したそうです(これらは伝聞情報)。一時は、裏民青は謀略組織ではないかと考えましたが、(詳しい回答はしりませんが)どうも、事実らしい、実際にそういう党直属の非公然組織があるらしい、ということがわかりました。

党員の反応は二通りで、さすが共産党という見方と、なんで自分らが就職差別に会う表の組織で苦労せにゃならんのや、と白ける人も多かったです。

当時は、ブラックリストがばれていて、就職差別がきつかったことは事実です。今はもう、裏も表も、誰も入らないだろうから、意味はないですが。当時は、この事実を知って、いやになった人が結構いました。

 
これはですね、党内でどんな用語だったか忘れましたが、隠れ党員のことですね。 見かけ共産党系の組織には一切所属せず、普通の学生のふりして上級公務員や大企業に入って、入ってからも党とは関係ない顔していて、革命が起きた時に仮面をかなぐり捨てて党幹部として官庁や企業を支配することを想定して作られたスリーパー軍団です。

でも、党がサポートしきれない上に実際にそういう現場で働くと党の言うことがいかに現実離れしていて説得力がないかを思い知るのですぐに未結集になってしまうんですなこれがwww
でも中には、仮面かぶったまま昇進を続けてトップまで行ってしまう人も・・・故品川正治氏なんかそんな人ではなかったかとぼくちん思っております。