しんぶん赤旗
昨年5月に不十分な審議のまま国会で可決成立した「共通番号制(マイナンバー)」法を運用するための法施行令の意見公募(パブリックコメント)を政府が行っています。マイナンバー法は、番号を含む個人情報の提供を原則禁止していますが、今回明らかになった施行令では、政府の国会答弁にも反し、警察や公安調査庁への情報提供を広く認める危険な仕組みになっていることが23日、わかりました。 

と言うことで認められている法律はまぁ、そんなところだろうとは思うが、もちろん共産党は共通番号制に反対している。

以前消えた年金事件の時に共産党は消えた年金の行方をキチンと調べろと当たり前のことを言っていて再発防止も訴えるが手法については一切言及していない。だってこういうのの再発防止の最も簡単かつ有効な手段がこの手の番号制だと言うことを書きたくないのだろう。

 
グーグル ネット覇者の真実 追われる立場から追う立場へ
スティーブン・レヴィ
阪急コミュニケーションズ
2011-12-16

第五の権力---Googleには見えている未来
エリック・シュミット
ダイヤモンド社
2014-02-21

この手の個人情報を、国家が集中管理するのは確かに危険な香りがする。しかしそれを言い出したらGoogleなんか世界中の誰がどこのエロサイトを見ていたかまでみーんな把握している(実際は見ていないが、見る気になればいつでも見られるという意味ね)。自分たちがどんな情報をどれだけ持っているのか、Googleの社員すら寒気がするくらいだと言う。恐ろしさを知っているから運用にも慎重だ。

現実問題として、現行のシステムをこれまで通り運用していたら、姓が変わったり会社を変わったりする時にまた年金が消える。しかし共通番号が振られていたら、そういうことはなくなるはずだ。

この手の情報化は現行制度よりも効率的に仕事を処理していく。30年もしたらせいぜい100人くらいのシステム管理者で全国の年金関係の仕事が全部処理できるような時代が来るかも知れない。そうした古来も念頭に置いて考えると、必ずしもこうした番号制が悪いとは言えない。

共産党がこれに反対するのは警察や公安に自分たちのことを知られたくないからだろうが、共産党の都合の良い社会が果たしていい社会なのかは検討の余地がある。だってぼくらは年金機構の従業員雇うためにカネ払っちゃいない。共通番号制によって年金管理業務のコストダウンが進み、より多くの年金がもらえるようになるなら多くの人が賛成するはずだからだ。