毎日新聞

共産党の新規入党者が急増している。昨年10、11月が各約1000人、12月は約2000人に達した。昨年の都議選や参院選で躍進した勢いを持続しているとみられ、今月15日に開幕する党大会では、党員数を現在の約32万人から「2010年代に50万人」まで増やす目標を掲げる方針だ。

党によると、年収の1%を党費として支払うことなどが入党の条件。高齢や死亡などの理由で毎月500人弱が党を抜けており、新規入党者を月500人以上確保しないと党員数は増えない。昨年9月の入党者は約600人だったが、10月から3カ月連続で1000人を超えた。 

入党者の約2割は20〜40代の若年層が占めており、党関係者は「以前より若者の比率が高まっている」と話す。共産党は違法な長時間労働で若者を使い潰すいわゆる「ブラック企業」など若年層の貧困問題に力を入れており、これまで関わりがなかった若者も引きつけているとみられる。志位和夫委員長は4日の党旗開きで「これまでにない広範な人々が入党している」と述べた。 


「党勢拡大の大運動+特別期間」のことが書いていないところ&蟹工船ブーム期の毎月の新入党員数を把握していないところで、党の宣伝以上のことを記者は知らないことが見て取れる。

蟹工船ブームの時には一年以上(16ヶ月だったっけ?)毎月千人を確保していたのと比べると、これでも勢いは弱い。若者の比率が上がっているのは悪くないが、今でも8割は50代以上の新入党員だということだから、高齢化はやっぱり止まらない。

党大会時の党員数の発表と、あるかどうか知らないが党員の平均年齢の発表に注目だ。