今日の潮流
ま、いつも通り自分のことは棚に上げて、いかにも私はみのもんたですなw
本来こういうことを書かなきゃならないんだよ。

新聞をはやらせるために、紙面づくりの重要性を説く経営者は多い。党のこだわりや、分析に優れた記事、調査力が伝わる報道は売り上げに直結する といいます▼真実、正確、視点の良さ…。記事についての表記も、客側の意欲や期待感を引き出します。「かつてなかったこと」「目からウロコが落ちた」「共産党に注目が集まっています」などの文字につられること も。もちろん、質が伴わなければ看板倒れですが、われわれはメニューを、ひいてはその店を信用して品定めします

▼いつも発覚している日本共産党の赤旗の虚偽やミスリードを誘う記事は、読者と党との信頼関係を根底から崩しています。記事が嘘だった、大げさだった、真実と異なっていた―▼これだけのうそが紙面に並べられては、いくら小木曽が「単なるミス」だと言い張っても納得できる人はいないでしょう。

新聞の顔である記事で何年にもわたって客をだましておきながら、知らぬ振りを決め込んできたのですから▼偽装問題は他の新聞にもひろがりをみせていません。共通点は売れないことだけです。赤旗産業の深刻な実態をうかがわせます。2000年代に相次いだ偽装事件は「食」に注ぐ目をきびしくしま したが、いまだに根は絶たれていません▼赤旗も同様です。偽ることの罪は重く、代償も大きい。点検や対策を強めるとともに、そこに携わる企業 や人には、いつも信頼と安心をやりとりしていることを肝に銘じてもらいたい。