ということで全文引用

瀬下さん、まじめな問題提起ありがとうございます。(私のタイムラインに、日本共産党の議席がなぜ伸びないかのご意見をいただきました。)
 
そうですね、私たちより上の世代、特に私の親ぐらいの世代は、おっしゃるように過激派の学園紛争のイメージで日本共産党をみていたり、50年問題でのマイナスイメージもあるとは思います。
けれど、47歳の私でも、学園紛争のニュースをみた覚えもなく、ハイジャック事件や浅間山荘事件はリアルタイムで知っていますが(小学校から帰ってきて、テレビのチャンネルがすべて事件報道だったという程度)、それと日本共産党を結び付けて考えたことは、一度もなかったです。
まして50年問題は、党に入ってだいぶたってからの学習で初めて知ったというのが実情です。
 
90年代後半の党の躍進の時、「日本共産党=暴力集団」と描く謀略ビラが大量に配布されたことは記憶に新しいところです
しかし、このやり方は謀略ビラが広範な国民から批判され、その後このようなデマ宣伝はできなくなったことからも、「油断はしないが恐れるに足りず」だと私は受け止めています。
 
むしろ、中国や旧ソ連の報道で「共産党」と報道されると、日本共産党と同一視する傾向の方が強いのではないでしょうか。実際、天安門事件直後の都議選、参議院選挙は、本当に苦しみましたから。
 
中国共産党、社会主義国と呼ばれた国々をどうみるか、日本共産党は民主主義をどう考え、どんな未来社会をめざすのかーー
粘り強く、かつ積極的に伝えていかなければならないですね。これらは、私たちの弱点ではなく、むしろ日本共産党の政策の根幹を知ってもらう絶好の機会にもなりうると思っています。
 
私が、この間の選挙で一番強く感じているのは、「日本共産党に投票しても力にならない」という有権者の意識です。
 
「政権交代」と叫ばれれば、政権の中に入る可能性がまずない日本共産党に1票を投じて、どういう意味があるのか、ということになります。
1議席しか当選できない小選挙区、参議院選挙でも1人区が31にものぼります。「共産党の候補者に入れたら死に票になる」「この人を落としたいから、勝ちそうなこっちの候補者に入れる」、そういう投票動向をマスコミもあおってきたのではないでしょうか
一方、比例代表は死に票にはなりませんが、誰が候補者で誰が当選したかは、相当に意識していないとわからないのが、一般有権者の置かれている立場です。
 
こういうもとで日本共産党を選んでもらうには…。
一つに、政治を動かす力が何かを、国民のみなさんと一緒に率直に考えることではないかと思っています。原発めぐる運動は、まさに国民世論の力を示しています。これが投票動向にどうつながるか。
 
もう一つ、日本共産党が現実に政治を動かす力を発揮していることも、もっと伝えなければならないと思っています。
東京でいえば、認可保育所増設は、まさに日本共産党とお母さん、お父さんたちの運動の成果(他党の都議はいまだに「認可保育所をつくる」と言わないのですから)。国会でも、政治を動かす論戦をしているのですが、これはほとんど伝わっていない、ここでの私たちの努力不足を痛感しています。
 
いずれにしても、選挙は目前。足りないと思ったことは、すべてやる。必要だと思ったこともすべてやる。それを、党員も支持者のみなさんも総力あげてとりくめば、これまでとは違う結果を出せるはず。私もがんばります。

こう言うのを見ていると、「日本共産党はいいこと言っているのに」なんていう人がいるのもよくわかる。歴史も政治の現実も知らない人には、こういう模範的な文章はウケるだろう。

問題は智ちん(AKBかいw!)が、有権者をこんな人たちばかりだと思っていることだ。たとえば、「私の親世代」は、過激派の学園紛争のイメージで共産党を見ているって、冗談じゃない!学生運動に分断をもたらし、歌と踊りで社会が変えられるとやっていた民青など馬鹿にしていたんだよ。てか、民コロと新左翼の区別がつかないなんてゲバ棒握ってた親世代に失礼でしょう。

日本共産党に市民目線でがんばっていた党員や議員がいたのは否定しないが、えげつないところも智ちんが民青に入っていた頃にもたくさんあった。その数々は当blogでもたくさん話題にしてきたのでいちいち触れないが、そうした現実が見えなかったのかね?智ちんはw?

だいたい党のカネで愛人といちゃいちゃしていた穀田恵二と一緒に働くって、女として気持ち悪くない?さんざ筆坂秀世の世話になっていながら、離党したら口汚くののしる宮本たけしって、信用できると思ってるわけ?ぼくちんは嫌だけどな・・・

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でもひとつだけほめておこう。天安門事件の時、苦しんだんだね。その時、きちんと共産党と自分が向き合えばよかったんだよ。今からでもこういう本を読んだり、党の古老や元党員の他政党の政治家や実業界の人たちに話を聞きに行きなよ。でないと、いつまでも無知な人しか相手にしてくれない政治家のままだぜ。